|
2020年02月27日(木)
新型コロナウイルス感染拡大防止に腐心する安倍首相が、 全国の小中高校などに休校要請をするという前例のない方針を唐突に発表した。 これまでの対応が後手後手と批判され、国会では首相自身の指導力や 発信力が見えないと野党に指摘された経緯もあってか、 自ら電撃的に発表したが、週明けの来月2日から実施となると 準備期間はないに等しく、教育現場も子供のいる家庭も大混乱だろうな。 昨日は様々なスポーツイベントやコンサートなどが 中止や延期、無観客試合の決定などが発表された。 まだ決定していない大相撲春場所や春の甲子園なんかもどうなることか…。 だけど学校の休校や人が集まるイベントが中止になっても、 毎朝の満員電車に乗っていたら、あまり意味もないような気もする。 まぁ、とにかく政府の動きは全てが遅すぎるね。 初動が間違っていたから、もうどうにもならない状態だろう。 早く暖かくなりウイルスの活動が弱まるのを待つしかないのかもしれない。 日本にはジメジメとした梅雨もあるのでゴールデンウィークくらいまでには なんとか終息してくれると個人的には思っているのだが。 いずれにしても日本経済、いや世界経済は相当な落ち込みをするだろう。 ほんと困ったものだ。
新型コロナウイルス関係だけで日記が終わりそうだが、ここからが本題。 先日の土日で今年も北海道に行ってきた。 昨年は網走や北見、紋別など道東に行き、人生初の流氷を見るつもりが、 記録的な温かさにより、すでに流氷がいなくなっていた。 本来なら流氷を砕氷しながら進む船にも乗ったが 何もない海の上を進むただの遊覧船となってしまった。 ということで日本で一番、新型コロナ感染者の多い北海道へ 流氷リベンジのために行ってきた。 昨年は3月だったので今年は日程を2月に替え、 場所も知床半島の羅臼にしてみた。
ところが2月初旬に昨年行った網走や紋別に流氷がやってきて 2月中旬には海一面流氷に囲まれていた。 一方の羅臼や根室は2月に入っても流氷は来ない。 暖冬ということもあり記録的な遅さで2月11日に初観測。 しかし南風が吹くと沖へ戻ってしまうという不安定な状態だった。 はたして流氷はあるのか?期待と不安を胸にいざ北海道へ。
今回のツアーは通常より遅い11時25分に出発する飛行機。 なので集合時間も10時35分と遅かったので、ゆっくりと家を出た。 しかし9時15分頃に羽田空港に着くと各駐車場がすべて満車状態。 自分が停めようとしていたANA側のP4は信じられないくらい長い列になっていた。 この日はただの土日ではなかった。 月曜が天皇誕生日のため祝日になり3連休だった。 さらに、いつもより遅い出発だったので見たことないような駐車場渋滞となっていた。 P4を諦め、その先のP3の列に加わったが、90分待ちの表示。 すぐに計算、90分後に駐車できればツアーの集合時間には間に合わないが 飛行機にはなんとか間に合う。 ツアーの集合には先に美穂だけ行ってもらえばいい…と考えたりした。 他の駐車場を探そうにも、すぐに自分の車の後ろにも長い列ができ もう列から抜けることも無理な状態だった。 JAL側のP1やP2も同じようにな状態だし、おとなしく列に並ぶしかなかった。 結局、約1時間後の10時20分くらいには無事に駐車できた。 なので10時35分の集合にも間に合った。 今回の飛行機の出発カウンターはサテライトと言って、通常のターミナルから バスに乗って滑走路の近くにある小さなターミナルから搭乗。 なので手荷物検査カウンターから結構な距離を歩いて階段で1階に降り そこから空港バスに乗ってサテライトターミナルへ。 初めて行ったサテライトターミナルは飛行機の乗り場が2つしかないので アナウンスもほとんど入らず静かな所だった。 一応、売店もあったので弁当を買って搭乗までの時間で食す。 思ったより早く駐車できたから良かったが、ギリギリだったらほんとヤバかったかも。 車で行くなら遅い出発でも早めに空港に行くように今後は気をつけないと。
11時25分、定刻通りに離陸。 エアバスの小さな飛行機は約1時間半で釧路空港に着陸。 北海道釧路地方の天候は曇りで気温は3℃ほど。 この時期にしては全然暖かい。やはり暖冬だ。 ツアー参加者29名、子供は1人もいない。そして一人旅の人が多かった。 参加者全員だけではなく添乗員もバスガイドもドライバーも みんなマスクを装着していたのは新型コロナウイルスの影響がある今ならではだ。 北海道は杉の木がないので杉花粉に悩まされることはないが、 密閉されるバス車内での新型コロナウイルス対策でマスクは絶対だ。 今回、すごい望遠レンズを付けたカメラを持っている人が多かった。 流氷の上にいる天然記念物であるオオワシやオジロワシを撮るためだ。 自分も今回はいつものコンパクトカメラの他に望遠一眼レフも持参。 望遠一眼レフを使うのは西武ドーム以来だったかな。 すべては流氷がなければ無駄になってしまうが…。
空港からすぐにバスに乗り込み最初に向かうのは釧路湿原にある北斗展望台。 ここは釧路湿原を見渡せる場所だが、例年より雪がないし 売店もトイレも何もない所なので、まったく面白味のない場所だった。 しかし、その後に向かった鶴居村の鶴見台はタンチョウ鶴の飛来地であり 多くの野生のタンチョウ鶴を見ることができた。 実は野生のタンチョウ鶴を見るのは初めてではない。 2歳か3歳の頃、母の地元である北海道で タンチョウ鶴を見た記憶が微かに残っている。 3歳差の妹はいなかったので自分が2歳か3歳の時だと思う。 その頃、まだ祖母が北海道の釧路あたりに住んでいたので 祖母の家に行ったのだと思うが、他の記憶は全くない。 ただ外でタンチョウ鶴を見たという記憶は不思議にも残っている。 今、北海道には3ヵ所の給餌場があり、この鶴居村はそのひとつ。 最盛期には200羽以上のタンチョウ鶴が飛来してくるらしいが この時はまだ50羽くらいだった。 それでも飛び立つ時に羽を広げたタンチョウ鶴の大きさには圧倒された。 自分の世代だとタンチョウ鶴を見ると「池中玄太80キロ」を思い出してしまうが。
鶴居村に着いた頃から雪が降ってきた。 雪の中、たっぷりとタンチョウ鶴を堪能した後、 バスは1時間半近く走って16時半頃にホテルのある川湯温泉へ。 近づくにつれ硫黄の臭いが。硫黄の温泉って久しぶりかも。 夕食は18時からで19時30分からはオプショナルツアーの摩周湖の湖畔で星空観賞。 強酸性温泉かけ流しの名湯には24時間入れるので焦ることはない。 部屋は完全な和室で合宿で行った覚楽のような感じだった。 普通にテーブルの上に陶器の灰皿とマッチが置いてあるところが逆に新鮮だった。 外を見ると沢山の白樺、下を見ると雪の上に何の動物か分からないが足跡がいっぱいあった。 大きさからエゾシカかイノシシか、小さいのはキタキツネなのかな?
とりあえず食事まで時間があるので近くのコンビニへ。 北海道では有名なセイコーマート。 てか、川湯温泉と言っても温泉街などなく、外の店はこのコンビニだけ。 なのでなんかすごい混んでた。 一応、明日は移動時間が半端なく長いので非常食的な菓子パンを買っておく。 外に出たら雪から雨に変わっていた。 この季節に雨が降ること自体、とても珍しいらしい。 それだけ気温が高いということだ。 ホテルの外にある喫煙所に設置されていた気温計は2℃だった。 陽が落ちても氷点下にならないことは本当に珍しいという。 正直、厚着をしていたこともあるが、今年の北海道も昨年同様に 寒さをあまり感じなかった。
18時の食事は鮭のちゃんちゃん焼を含む和食膳。 思っていたよりボリュームがあって美味しかったが 食事中に摩周湖星空観賞の中止が決まった。 星空が出ない時は硫黄山へ行くことになっていたが、 これから天候が荒れる予報が出たため硫黄山へ行くのも危険なので中止。 なので19時30分から21時まではオプショナルツアーだったのが 一気に時間を持て余してしまった。 食事後、再び外に出ると雨から小雪がぱらつく。しかし風は強かった。 近くの公園に沢山のスノーキャンドルがあるというので食後の散歩がてら行ってみる。 路面は雨の影響もあり雪が解けてぐしゃぐしゃ状態。 凍結して滑るようなことがないので歩くのは大変ではなかった。
スノーキャンドルのある公園だが誰もいなかった。 みんな暇を持て余して来てるかと思ったが、わざわざ雪の中に来る 物好きは自分たちだけだったようだ。 だけど、それが後で温泉を独り占めできる結果につながったんだけど。 公園の中には足湯もあったが、タオルも何も持ってきていないので入ることを断念。
天気は完全に雪となり強い北風も吹いていたのでホテルに戻って温泉へ。 みんな食後に温泉に入ったのかガラガラ状態で、そのうち自分だけになった。 オプショナルツアーが中止になったので、その分温泉をゆっくりと堪能できた。 露天風呂では1人で白樺の木と雪を見ながらの贅沢。 ただ、強酸性の温泉のため長湯をすると逆に良くないらしい。 ほどほどにして温泉から出ても結局、他の人は誰も来なかった。 雪の中、ホテル入口にある喫煙所に出ても全然寒くなかった。 やっぱ温泉の温浴効果って素晴らしいね。
すでに食事中に布団が敷かれていたが、腰に悪そうなぺちゃんこな布団のため 余っていたマットレスを出して2枚重ねにして22時頃には就寝。 とにかく翌日、流氷があることだけを願いながら寝た。
つづく
|
|
|