Web Masterの日記



2017福岡旅行記その2

2017年12月18日(月)

おとといの続き、福岡旅行の2日目。
前日は気温こそ低くて寒かったが天候は曇り時々晴とまずまずだった。
しかし、この日は気温は前日より上がるが昼過ぎから雨の予報。
一応、折り畳みの傘は持参しているが、できれば使わないで済むくらいの雨を祈った。

朝、5時30分に起床して温泉大浴場へ。
ここの温泉は、さらっとしているが全然、湯冷めしない。
やっぱ温泉ってスゴイね。
7時から朝食バイキング。
大宴会場にものすごい種類の料理が並べられていて圧倒された。
夕食に続いて朝食バイキングのクオリティも高い。
チーフシェフの紹介がバイキング会場入口にあったけど
フランスの有名レストランで修業した人のようでホテルのバイキングに出すには
もったいないほどの美味しさだった。
なので朝から食べ過ぎたかも。
しかし、この日は中津宮のある大島に渡って歩くと思ったので
エネルギー充填のため朝からたくさん食べておいた。

8時45分にバスは出発。
すぐ近くにある神湊港のフェリー乗り場に到着。
「神守る島」と言われる大島までフェリーで25分。
てか神湊(かみみなと)っていう名称の港もスゴイね。
大型バスはフェリーに乗れないので大島に着いたら参加者33人を2班に分けて
待機していたマイクロバスに乗車し、まずは宗像大社中津宮へ。
ここもボランティアガイドが各班について説明をしてくれる。
前日に行った九州本土にある辺津宮に比べ中津宮の方が明らかに小さいが
なんか神秘的な雰囲気があった。
今はシーズンオフでもあり観光客もほとんど来ない島なので人の気配があまりない。
結局、この日、この時間に大島に渡った観光客は自分たちのツアーだけだった。
島民は800人程度で、ほとんど漁業で暮らしている。
コンビニもファミレスもツタヤもない島なので漁が終われば滅多に家から出ないとか。
なので人の気配がほとんどしない神秘的な雰囲気になっていた。

中津宮の本殿向かって右にある道を下ったところに
「天の川」と呼ばれる小さな川があり
そこに流れる「天真名井(あめのまない)」と呼ばれる湧き水がある。
この湧き水は「中津宮 御神水」として信仰の対象となっていて
この水を使用している酒造メーカーも宗像市にあるらしい。
「天の川」は神社の正面の方に流れていき、鳥居の本殿に向かって
左側を流れるようになっていた。
この大島は七夕伝説発祥の地と言われていて中津宮と天の川を囲むように
織姫神社と牽牛神社があった。

中津宮を参拝後、裏に停めてあったマイクロバスに乗って山道を進む。
随分と高いところまで登ったと思ったが、日露戦争の日本海海戦時に
使用したという島の反対側にある砲台跡へ到着。
東郷平八郎率いる日本海軍がロシアのバルティック艦隊を撃破した場所こそ
この砲台の先だったようで、砲台跡近くにはロシア人犠牲者の
慰霊碑も建てられていた。
本来、晴天なら玄界灘の向こうに「上宿る島」と言われる沖ノ島が見えるらしいが
残念ながら曇り空のため霞んで遠くは見えない。
それにしても島のかなり高い位置なので冷たい風が吹き荒れていて寒かった。
その後、再びマイクロバスに乗って沖津宮遙拝殿へ。
宗像大社・沖津宮のある沖ノ島は島全体が御神体となっていて
今でも昔からの決まりである女人禁制の伝統を守っている。
また、男性でも一般人は毎年5月27日の現地大祭以外は上陸を基本的に認められず
その数も抽選で選ばれた200人程度に制限されていたが2018年からは
研究者らを除く一般人の上陸は全面禁止することを宗像大社が決めた。
ちなみに島に上陸する時は、まず全裸で海に入って
「禊」をして体を清めなければ島に入ることはできない。
現在は10日交代で宮司さん1人が島の社務所にいるが、
どんな真冬でも毎朝、全裸で海に入って禊をしてから神職に就くという。

その他にも島から一木、一草、一石たりとも持ち出すことを禁じ、
沖ノ島近くで漁をする漁師たちは網に入った小石さえも再び海に戻すという。
また、島内で見聞きしたことを漏らしてはならない禁忌「お言わず様」という
しきたりもいまだ厳重に守られている神聖な島である。
このような独特のしきたりが継承されていること自体、世界でも数少ない島であり
人間が干渉してはいけないものが世にあることを伝える象徴とし、
非常に大事な島として世界文化遺産に登録された。

一般人が立ち入ることのできない島のため、大島に沖津宮遙拝殿が建てられ
遥拝殿の扉を開けると沖ノ島が見えるようになっているが
普段は扉は閉まっている。まして、この日は曇りなので沖ノ島を見ることはできず。

バスに乗ってフェリー港近くまで戻ってくると沖ノ島の資料館へ。
そこで沖ノ島の紹介映像を観賞し、フェリーが来るまで
待合所で土産物を買ったりして待機。
9時30分に大島へ渡り、13時のフェリーで大島を離れた。

神湊港に着くと大型バスが待っていて、向かうは道の駅むなかた。
北九州で一番大きな道の駅だとか。ここで遅い昼食&ショッピング。
まぁ、道の駅ってどこも同じ感じだね。
それなりに大きかったけど、あまり大きいと見て回るのに疲れてしまう。
バスの集合時間近くになって、ついにものすごい雨が降り出す。
傘が必要な雨だったが、ジャケットのフードを被ってバスまでダッシュ。
リュックから折りたたみ傘を出すのは面倒だった。
だが、最後の目的地でもある太宰府天満宮は絶対に傘が必要…と諦めていた。

ところが太宰府天満宮に着く直前、奇跡的に雨は上がり
心字池にかかる3つの赤い橋、ひとつめが過去、ふたつめが今を表し
みっつめの未来を表している太鼓橋を渡っている時に
雲の切れ間から薄日が差すほどだった。
「未来は明るい」このように前向きに解釈した。
そして太宰府天満宮に来て初めて さだまさしの「飛梅」の歌詞を理解した。
参道では名物の梅が枝餅が売っていた。
どこも同じようで微妙に違う。
少し食べ比べをしてみた。

結局、太宰府天満宮を参拝している間、雨が降ることはなかった。
神様のパワーをもらった気がした。
バスは福岡空港へ向かう途中から再び雨が降り出す。
途中、嵐がやってるJALのCMで有名になった光の道を横切る。
本当に海から神社に向かって一直線の道。
CMのように実際、海に沈む太陽が一本道を照らすのは
2月20日頃と10月20頃の年2回、それぞれ1週間程度らしい。
実際に光の道ができたら壮大なんだろうな。
さらに途中、宗像大社とともに世界遺産にも認定された
新原・奴山古墳群を車窓から眺める。
道路の右にも左にも沢山の古墳が残っている場所。
なんかあまりにも多すぎて途中からありがたみを感じなくなってしまった。
そしてバスは福岡空港に到着。
雨は小降りになっていたので結局、傘は1度も使わずに済んだ。

行きの飛行機はJALだったが帰りはANA。
なので羽田の駐車場はANA側に停めて地下通路を通ってJALの出発ロビーまで行った。
福岡空港で飛行機チケットをもらって解散。
出発便が少し遅れていたし時間もあったので、
すぐさまドコモのゴールドカード提示で無料利用できる空港ラウンジへ。
北九州空港だとラウンジがなかったので福岡空港に変更になって良かったのかも。
土産もほとんど買っていたので搭乗時間直前までラウンジで過ごす。
そして機内の座席に座ったら、いつものごとく離陸前に寝てしまった。
気が付いた時は羽田空港に到着。
帰宅したのは22時半くらいだったかな。
初めて訪れた福岡だったが、6月の宮崎、鹿児島同様に楽しかった。
この年齢になって初めて訪れた九州だが、どこもなかなか面白い。
次は長崎あたりに行きたいな。
でも、その前にそろそろ持参したコンパクトデジカメを買い替えないとな。
もう何年、使っているのか分からないけど起動含めて全ての反応が遅い。
一眼レフもあるけど重いので持っていく気にならない。
あまり多くの写真を撮るわけではないけど、時間ないときに起動が遅いと
イライラしてしまうので、そろそろコンパクトデジカメの限界を感じた旅だった。

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