|
2013年04月10日(水)
ちょっと鮮度が低い話題だが先日、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の師弟コンビに 国民栄誉賞が授与されると発表された。 まぁ、長嶋さんの受賞は当然と言うより遅すぎる。 「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに 顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」という規定から言えば、 誰よりも先に贈られていてしかるべき人だと思う。 会見では、長嶋さんより野村克也氏とか門田博光氏のように、 記録上で上の選手がいるが?みたいなことを聞いたバカ記者がいたらしいが、 記録も残した上で、誰よりも多くの希望を与え、記憶に残った選手が誰か? それを考えれば答えは簡単な話だろ。 ただ、これまでは国民栄誉賞第1号が王さんだったということもあって、 これ!というタイミングを逸し続けてきた。 だが、大横綱の大鵬に対し、死後贈与の形になってしまったことに対する批判もあり、 長嶋さんにもできるだけ早く贈らないと…となったんだろうね。
で、そこで浮上したのが昨シーズン限りで引退した松井とのダブル受賞。 師弟関係は広く知られているし、何よりも松井が引退会見で 一番思い出に残っているのが「長嶋監督との素振り」と言うくらいだから、 その松井の引退のタイミングに合わせて贈られることになったんだろうな。 まぁ、政治的思惑があるのは間違いないが、長嶋さんに生前贈与できる タイミングとしては最高だったのでは。 松井はそういう意味で言えば、おまけみたいな物かもしれない。 もちろん、松井が日米両国で残した実績を否定するつもりはないが、 日米両国で活躍したというのなら、まず野茂に贈られるべきだろう。 イチローは今のところ本人が辞退しているので引退後でもいいが、 野茂はパイオニアであり、メジャーのオールスターで先発もしたし、 2度もノーヒットノーランを達成したなど実績は十分すぎるはずだ。 だからたぶん、松井単独で贈るとなれば異論も出たのだろうが、 長嶋さんに贈るためには最高の理由付けとなるからね。 もちろん、これまで日米両国で真摯な態度で野球と向き合ったからこそなので、 松井に贈られることに関して否定するつもりはないが。 日本人で唯一、ワールドシリーズMVP受賞は素晴らしいことだしね。
参院選に向けての思惑もあるのは誰もが分かっている。 国民栄誉賞の贈与は政治の思惑が常に付きまとう。 それは仕方ないことだが、贈るのならば国民みなが納得できる人にしてほしい。 そういう意味で言えば、長嶋さんはまさに適役だったということだろう。
|
|
|