Web Masterの日記



初任給

2011年11月29日(火)

2001年の統計調査以来、大学生の初任給が初の20万円越えをしたことが
ニュースになっていたが、え!ビックリΣ(・д・;)
いつの時代の話をしているのかと…。

自分が大学を卒業したのは今から25年以上も前だが、
入社した会社の初任給が20万円ほどだったぞ。
まぁ、外食産業では業界ナンバーワンの会社だったし、
サービス業なので日曜、祝日は当然のように出勤、
オープンシフトだと朝5時前に起きてクローズシフトなら帰宅は深夜2時過ぎ。
だけど週休2日だったし、誕生日休暇や夏休みもきちんとあった。
誕生日には会社から1万円が誕生日手当てで支給されたっけ。
ボーナスは夏と冬だけでなく決算ボーナスとして3月にも出たので年3回。
入社して2ヵ月後の夏のボーナスは当然、小遣い程度だったが、
冬のボーナスは同じ年に大学を卒業した同期の中でも一番だったんじゃないかな。
なんせボーナス支給額が全国1位の会社だったし。
すぐに車を現金で買い替えたっけ。
まぁ、時代はバブルへ移っていく頃。
大学4年になっても就職活動なんてロクにせず、
実際、就職活動を始めたのって夏休みを思い切り遊んだ後の9月後半から。
自宅に毎日のように届く各企業からの就職案内から資料請求をしたら、
もう、それからは入社まで超VIP待遇。
会社説明会はホテルの高級レストランでの食事付きとか
新幹線指定席のチケットが送られてきて内定者だけ集めるのは
リゾートホテルとか、会社側が他の会社に新卒者を取られないよう
地方に拘束してしまうのが普通。
完全なる「売り手市場」で学生が入ってあげる会社を選べる時代だった。
会社側も来ていただくために必死でカネをばら撒いていた時代。
当時は、それが当たり前だと思っていた。
なので、その後すぐに訪れた就職氷河期は信じられなかった。
良い時代に産まれて良かったと感じたのを覚えている。
なので今回のニュース、やっと大卒初任給が25年前くらいの水準に戻ったって感じかな。

バブル崩壊後、日本は「失われた10年」と言われていたものが、
気が付けば「失われた20年」に延長している。
このまま行けば「失われた30年」と失われたシリーズを
どんどん更新していきそうだね。
給料が上がるなんてことは中小企業では夢の世界になってしまったらしい。
現状維持なら御の字だとか。
いや下がって当たり前の世の中。
下がるだけならまだしも、いきなりリストラと言う大義名分の肩叩きすらあるし。
なので、こんな夢のない日本では、若者の働こうとする気力も沸いてこないだろうね。
なので定職に着かずフリーターも増えている。
俗に言う年収200万以下のワーキングプア人口も年々増えていると同時に
生活保護受給者も増えているっていうから、日本の未来はお先真っ暗だ。
そして来春大学卒業予定の就職内定率は59.9%と
文部科学省と厚生労働省が発表した。
過去最悪だった前年同期の57.6%を上回ったものの、それに次ぐ低さ。
約42万3千人が就職を希望しているが、その4割にあたる約17万人が
内定を得られていない計算だという。
あのバブルさえなければ、今頃は初任給30万円時代になっていたかもしれないのに…。
日本は、どこでどう狂ってしまったのか…もう取り返しはつかないけど。

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