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2010年04月20日(火)
日本の携帯電話は契約した携帯電話会社でしか使えない。 たとえばドコモならドコモが売っている携帯電話しか使えない。 これは当然のように思えるが、世界的に見ると日本独自で異常なことだ。 これには携帯電話端末にある「SIMロック」が関係しているが、 総務省は今年の6月を目安に、この「SIMロック」を解除する方針のようだ。 「SIMロック」を解除した携帯電話が登場したら、どんな携帯端末を買っても どこの携帯電話会社でも使えるようになるという。 利用者が端末と携帯電話会社を自由に組み合わせて選べるようになるということだ。
今までの携帯電話端末には、電話番号や契約内容などが記録された 「SIMカード」が差し込まれており、海外ではSIMカードを取り外して 差し替えれば、どこの会社の端末でも使えるのが一般的である。 しかし日本では、端末は特定の携帯電話会社向けに作られていて、 別の会社向けの端末を使うには通信契約も切り替えなければならなかった。 SIMカードを他社向けの端末では使えないようにする SIMロックがかけられていためだ。 このロックが解除されれば利用者の選択の幅が広がり、 企業間の競争が激しくなって通話料の値下げや端末の性能向上などにもつながる。 しかし、最初にソフトバンクが猛反対していた。 日本で唯一、i phoneを販売しているソフトバンクだが、 ロック解除になればドコモと契約していてもi phoneが使えるようになる。 アンテナ基地局の数やつながりやすさでは、やはりドコモがピカイチなので、 地方を中心にi phone利用者が一気にソフトバンクからドコモに 流れてしまうと危惧しているからだろう。 最近になって「解除携帯」と「ロック携帯」の両方があれば良いと 柔軟になってきたけど。
日本の携帯電話業界というのは、携帯電話会社がメーカーから すべての端末を買い上げて販売している。 メーカーは端末を特定の携帯電話会社向けに開発するため、 海外で販売することができず、世界市場でのシェア低迷の一因となっている。 ただ日本の携帯電話の技術は世界最高水準である。 あんな小さなボディに電話、メール、音楽、電子マネー、ワンセグまで付いている。 世界の携帯電話には、これほどの高機能は付いていない。 このような高機能を持ちながら、ある意味で日本の携帯電話は 閉鎖的な開発・販売モデルであり、特殊な生態系が残る 太平洋の島々に例えて「ガラパゴス状態」と世界から皮肉られているのだ。
SIMロックが解除されれば、世界各国でも販売ができるようになり 各端末メーカーはもろ手をあげて喜んでいる。 いくらソフトバンクが反対しても、時代の流れからロック解除はされるはず。 SIMロックが解除されたらi phoneを使ってみようかな。 もちろん契約はドコモのままで。 だけどi phoneってデコメールに対応していないんだよな…。
★世界の携帯端末の販売台数 1位 ノキア 4億6000万台 2位 サムスン 1億9600万台 3位 LG 1億0700万台
★日本メーカー シャープ 980万台 パナソニック 680万台 NEC 550万台 富士通 440万台 東芝 380万台
日本メーカーは、ほとんどが国内販売のみのため 売り上げでも世界から取り残されているのかよく分かる。 世界で売るためにもメーカーは全てロック解除に賛成している。 携帯電話会社もドコモとウィルコムが賛成で ソフトバンクとauは反対している。
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