Web Masterの日記



半年

2010年03月17日(水)

なんだか今日は朝から花粉が酷かった気がする。
1日中、花粉に悩まされた。

さて昨日、鳩山政権が発足から半年が経過した。
発足当初は70%台後半という異常に高い支持率を誇ったのだが、
すでにほとんどの世論調査が30%ギリギリで危険水域に入っている。
なぜ、ここまで一気に低落したのか?
この低下の仕方は安倍内閣にそっくりかも。
と言うことは1年持たないのかな(^^;)
確か、細川内閣も同じような低下をしたのだが、実は発足半年を前に
衆議院に小選挙区を導入するなどの政治改革法案成立で1度は回復したっけ。
ただ、その直後にいい気になって国民福祉税構想で躓き、
そして最後は佐川マネーに沈んだんだけどね。

さて、鳩山内閣はこの半年間で何をしたのか?
評価されているのは、まず「事業仕分け」だろう。
確かに、これまで水面下に隠れ、全く国民には見えなかった予算の分捕り合戦が
とても分かりやすく目に見え、無駄を削除するという姿勢は、
非常に評価されて良いものだと素直に思う。
ただ、残念だったのは、仕分け人に責任を取れる政治家が少なかったことと、
時間が短すぎたこと、何より仕分け人がバカだったということだ。
その上、せっかく仕分けしたものを民主党幹事長室が簡単に復活させてしまったり。
そのようなマイナスを考えると、あの事業仕分け作業をやったことは評価できても
中身はまだまだ考えなければいけないことばかりだろう。

あとは何だ?
核持ち込み疑惑の密約の公表か?
まぁ、いまさらって感も強いけどね。
あとは八ツ場ダムなどの公共工事見直しだが、これもその基準が
はっきりしないばかりか「個所付け」の事前公表などのマイナス面が大きく、
さほど評価できるものできないな。

では、他に何かやったか?と考えると…、徹底的に迷走し続けたこと以外、何もない。
普天間を巡る迷走に関しては「何年もかけて、ようやく練り上げたものを、
何の構想もないまま、むちゃくちゃにした」と批判されても仕方ないものだ。
さらに鳩山内閣の目玉であった「国家戦略局」と「行政改革」の
それぞれの担当が、半年を待たずに代わったことがどうにもならない。
この2つが、まさしく鳩山内閣の目玉中の目玉であり、
そこに重鎮を配することで確実にやるはずだった訳なのに、
ところが内閣の要になるはずだった藤井前財相の突然の辞任で、
国家戦略局をやるはずの菅副総理を横滑りさせため、
国家戦略局には仙谷大臣を兼務させようとしたが、目玉2つは無理なので
行政改革は枝野氏を持ってくるというドタバタ人事。
目玉の人事をなぜ、こうもあっさりといじくってしまったのか?
藤井氏が辞任するのなら、その後任をやれるだけの人材は他にいなかったのか?
国家戦略局を任せるはずの菅氏を持ってくる以外、人材がいなかったというのは、
最大与党として情けない限りだ。
そういえば鳩山内閣最大の目玉であって、人気者だったはずの
長妻厚労相はどこに行ったんだ?
年金に関しては何も進展していないし、最近、全然名前を聞かなくなったな。

何よりこの内閣は、総理と幹事長の2人が「政治とカネ」の問題を抱え、
それに対して所属議員が物を言えないという、
非常に閉塞感を漂わせてしまったことが、支持を失っていった大きな要因だろう。
要するに、汚れてしまった自民党から、変わるはずという国民の期待を
大きく裏切ってしまった訳でもある。
結局、やってることは自民党と同じってこと。
鳩山内閣最大の罪はそこに尽きる。
政権交代で政治は変わるはずと期待した国民を、ことごとく裏切ってきた。
「政治とカネ」の問題にとどまらず、幹事長室に一本化された陳情が、
それを理由に選挙協力を求めるなど、明らかに権力を背景にした
恫喝と利益誘導が自民党以上のものだったということを、
国民の目に見せてしまったことが非常に大きい。

国民は今、がっかりしている。
政権交代しても政治は変わらないし、不況は止まらない。
このままでは国民の政治離れが加速してしまう。
もう一度、初心を思い返し、やるべきこと、やってはならないことを
きちんと整理して国民の政治不信を払拭してもらいたいものだ。

だけど期待するだけ無駄だろうね。

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