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2009年10月26日(月)
自分は20代前半の頃、伝説となっているコンパクトFRスポーツの スプリンター・トレノ、俗に言うAE86(ハチロク)に乗っていた。 今まで7台の車に乗ってきたが、正直、運転していて 1番楽しかったのがハチロクだ。 八王子市高尾のアパートに一人暮らししていた大学時代は、 毎晩のように近くのR20大垂水峠を攻めに行っていた。 あの頃は車を運転することが1番楽しい時代だったな。 そんな元ハチロク乗りの自分としては、とても気になる話題があった。
トヨタが今年の東京モーターショー2009に小型FRスポーツコンセプト 「FT-86 Concept(エフティー・ハチロク・コンセプト)」を出展した。 FT-86 Conceptは、トヨタと富士重工業による共同開発で 2011年末に市場投入が目標のFRスポーツカーのコンセプトモデル。 生産は富士重工業が担当し、トヨタとスバルの両ブランドで販売する予定。 エンジンはスバルの伝統である水平対向4気筒自然吸気ガソリンエンジンを搭載、 トランスミッションは6速MT。 車名の86=ハチロクは、1983年にトヨタが発売した小型FRスポーツカー 4代目「カローラ・レビン」「スプリンター・トレノ」の1.6Lモデルの 車両型式番号「AE86」にちなんで名付けられている。
あえてAE86(ハチロク)と呼ばれた往年の名車 「レビン&トレノ」を連想させる名前にしたのか…。
スペックは全長4160mmのコンパクトなボディーに 水平対向エンジン搭載で低重心。 ボディーサイズは全長4160×全幅1760×全高1260mm、 ホイールベースは2540mmで乗車定員は4名。 ハチロク・レビン&トレノは4180×1625×1335mmで ホイールベース2400mmと比べると、側面衝突安全性を高めるためか 幅は広がっているが全長は20mm短い。 FRで2シーターのマツダ「ロードスター」が4020×1720×1255mmで ホイールベース2330mmだから、2+2シーターの4人乗りクーペとしては かなりコンパクトなサイズだ。
しかし「全幅1760」…この時点で小型を名乗る資格はないだろうよ。 とてもコンパクトボディとは言えないな。 以前のハチロクのように5ナンバーに抑えろとは言わないが、 車庫事情で1750mm超えたら、その時点で機械式駐車場の制限とかで 購入対象外って人って多いと思うけどな。
あと、写真を見て率直な感想。 目つき悪すぎ。 なんかZとアクセラを足して2で割ったみたいなスタイル。 もし青い車だったらマツダの車と間違えそう。 自分が乗っていたAE86トレノのリトラクタブルライトにすれば まだ見れるけど、今って確かリトラクタブルライトは規制で禁止されてるんだっけ。 リトラクタブルライトが禁止されてから、個性的な車がなくなったような気がする。
車が嗜好品から実用品になった今の時代、果たしてこのような車が売れるだろうか? まぁ、3ナンバーということは海外でも売るつもりだろうけど、 海外も国内同様に車は売れていないから厳しいんじゃないのかな。 ただ、FFだの4WDだのミニバンだの全盛の今、 あえてFRを出そうとしていることは評価したい。 まして 格好いい悪い、売れる売れないはともかくとして あのトヨタが、こういう車を出すってことは驚きだ。 まだコンセプトモデルだから市販の頃にはデザインは変わるだろうけど。
しかし、元ハチロク乗りとして魅力を全然感じない車である。 これがハチロクって言われても認めたくないのが本心。 それに価格は300万未満を予定しているらしいが、 FRコンパクトカーとしては高すぎだ。 とても若者には手が出ない値段だし、かと言って ハチロク世代の中高年が乗る車でもない。 ネットでもハチロク乗りやハチロク世代の人たちから批難を浴びているようだ。 本気で当時のハチロクのような車を売りたいなら、 普通に外見ハチロクのエコカーを作った方が売れるだろうな。 それこそレビン&トレノの外見だけプリウスに被せちゃうとか。 そしたら昔は走り屋でしたと言うハチロク世代の中高年も 昔を懐かしんで買いたいって思うんじゃないの?
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