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2009年03月25日(水)
いまだ昨日の優勝の余韻が冷めないが、とりあえず第2回WBCは終了、 サムライたちもそれぞれ自分のチームに戻ることになる。 日本の連覇という最高の結果で終わってくれたので 今は大きな文句はないが、大会そのものを考えると、 やはり同じ国(韓国)と5度も戦うといったところなどは 正直、見直さなければいけないと強く思う。 実質、日本は中国、韓国、キューバ、アメリカと戦ったが、 9試合やって韓国戦が5試合というのは、やはり世界大会としてはどうなんだ? それに今大会から採用されたダブルエリミネート方式とかいう 敗者復活システムもどうなのかなと感じた。 一度も負けていないチームと敗者復活で上がってきたチームが行う 順位決定戦は不要だろう。 柔道だって敗者復活に回った場合、最高でも3位止まり。 それが一度負けても順位決定戦に勝てば1位通過っていうのもおかしい話だ。
一番良いのは、サッカーのワールドカップのように4つのグループに シードなどを考慮して均等に分け、上位2チームが決勝トーナメントに行って 優勝国を決める方式がベストだと思う。 まぁ、アメリカが今回も決勝に進めず負けてしまったし、 4年後には出場国も増える予定なので、もっと分かりやすいルールに 変わると思うけど。
実際、今回の日本の世界一はトーナメント表にすると下記のようになる。
┌────────────────── 韓国 世界一 ─┤ ┌──────────────── 米国 └─┤ ┌────────────── 韓国 └─┤ ┌────────────キューバ └─┤ ┌────────── 韓国 └─┤ ┌────────キューバ └─┤ ┌────── 韓国 └─┤ ┌──── 韓国 └─┤ │ ┌── 中国 └─┤ └── 日本
ちゃんと表示されているかな? これを見ても、今回の試合形式が歪んでいるのが分かる。 もっと普段は見られないような国々と戦っている日本チームを見たかった。 南アフリカとかオランダとかプエルトリコとかドミニカとか。 まさか韓国と最多の5度も戦うなんてね…。 振り返れば長々と異色の日韓戦を続けていたような大会だったのかも。 そして韓国との対決に敗れて心が折れそうになった時、 キューバが気持ちの良い試合をさせてくれた感じかな。
最近のゲームは自分でデータなどをカスタマイズできる物が結構ある。 自分がやりやすいように内容を変えられるというシロモノ。 ところが、やり易いはずと思ってカスタマイズして始めてみると、 実はデフォルト(最初の設定)の方が全然やり易かったりするもの。 真実かは解らないが、今回の変則的な試合日程はアメリカが一番有利に 進むように考えられたという噂が絶えない。 だが、もしそうだとしたらば、完全にアメリカのカスタマイズ・ミスだ。 いずれにしても日本と韓国というアジアの二雄を中心に WBCが繰り広げられていたのだから、こんなに愉快なことはない。
日本人の中には野球で負けて一番悔しい相手は韓国という人が結構いる。 自分もその中の1人かもしれない。 その心情には「追いつかれた悔しさ」が隠されているように思える。 20世紀の時代には、韓国なんて日本野球の敵ではなかった。 明らかにレベルが違っていた。韓国をはじめとする 他のアジア諸国にも負けるはずなかった。 ところが、それが真剣勝負で韓国に敗れ、五輪ではメダルを取られたり、 WBCではマウンドに国旗を立てられてしまう時代となった。 今までアジアの代表として大きくリードしていたのに、追いつかれたこと… それが悔しいのだろう。
しかし「追いつかれた悔しさ」を日本の数倍、いや数十倍も味わっているのは、 実はアメリカなんじゃないかな。 次回大会には必死のアメリカが見られるかもしれないね。 それはそれでまた楽しみだけど。
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