Web Masterの日記



クロックス

2008年08月28日(木)

先月、流行のサンダル「クロックス」のケイマンを
ネットショップで初めて購入した。
サイズのチェックは東急ハンズで実際に履いて試してから
定価のハンズよりも格段に安いネットショップを利用して購入。
実際に履いてみた感想としては「すごく履きやすい!」
今まで様々なサンダルを愛用してきたが、
ついに究極の一品に巡りあった気がした。
ストラップを前にすると普通のサンダルになり、
ストラップを後ろにすると、踵をしっかりとホールドするので
車の運転にも適したサンダルである。

実は昨年の夏、クロックスに似た感じの、クロックスの半額以下の
安い偽物を購入したが、これに比べると格段に履いた感じが違う。
まったく足が痛くならないと言うか、逆に優しい感じの履き心地。
昨年の夏は、この偽物を履いて沖縄に行ったが、途中で足が痛くなり、
それ以来、下駄箱の中で眠り続けている。
それに比べると、やはりクロックスが売れている理由が本当に良く分かった。
こんなにも履きやすいサンダルは今までにないもんな。
今年の沖縄旅行で履き続けても全然、足が疲れなかった。

クロックスの誕生は2002年7月、アメリカのコロラド州に住む3人の創業者が、
一風変わったシューズを市場に売り出そうと決めたことが始まりだという。
最初は滑りにくく足跡のつきにくい靴底という特徴から、
ボートやアウトドアのシューズとして売り出そうと考えたが、
その靴をすべてのユーザーが楽しく履けるように、機能性、ファッション性を持ち、
スリップ耐性があり、水を通さず、匂いがしない、おしゃれで快適なシューズとして
現在のクロックスを生み出した。
そして2002年11月に「フォート・ローダーデール・ボートショー」にて、
ファーストモデルの“ビーチ”を発売すると、一気に人気が膨れ上がり、
注文も殺到し、2003年になる頃にはアメリカ全土で社会現象となり、
快適でファッショナブルな多目的シューズとして、広く一般に受け入れられた。

日本に入ってきたのは、ほんと最近である。
今や街中のどこでも見かけるようになったクロックスだが、
日本には2005年の1月にワゴンショップで地味に販売をスタートした。
販売戦略として、機能性をあえて封印し
「体感」してもらう試し履きで高機能をアピール、
おしゃれなイメージに引かれて来店した客は、多くの説明よりも
一回の試し履きで、より効果的に機能性が伝わりクチコミが広がっていき、
2006年の4月に日本初の直営店がオープンし、その後毎月100店舗ペースで
契約販売店が増えていった。
その後、偽物も多く出回るようになったが、値引き競争にあえて乗らず、
値引きによる商品価値の損失を避けると共に、
最先端のファッションアイテムとして認知され、
偽物が出ることにより、逆に商品のイメージを高めることに成功。
昨年の3月にはジビッツ(甲の穴につけるアクセサリー)が日本に上陸し、
100種類以上のジビッツを取り付けられるようにしたことで、
カスタマイズ性を高め、オリジナル性も出てきて商品価値がますます上昇した。

短い期間でクロックスが、こんなにも流行った理由として、
元々、おしゃれアイテムに敏感な若者の支持を集めたことが挙げられる。
色とりどりのポップさやユニークな見た目に引かれた購入者が、
履き心地の快適さを実感してクチコミで広がっていったのが大きい。
だけどそれが一過性ではなく、なぜここまで売り上げを伸ばし続けているのか?
牽引役となったのは、意外にも20〜30代の「ママ」たちかも。
流行に敏感で、常にトレンドを意識する世代の感性にクロックスはマッチした。
更におしゃれママさん達の競争心を刺激したのは、多様な商品展開と
100種類以上もある甲の穴に取り付けるアクセサリーであるジビッツ。
新しいモデルやジビッツを買い集めながら、若いママ達は、
どんどんカスタマイズしていき、自分の子供達にも色違いを履かせたりした。
クロックスの履き心地の良さと、ジビッツは子供達の心にもウケて
則家のように親子でクロックスを愛用する家族は多いと思う。

そもそもアメリカでクロックスのブームに火を点けたのは、
ブッシュ大統領と言われている。
キャンプデービッドに滞在していた時、ブッシュ大統領の足元にはクロックスが。
さらにパリス・ヒルトンやジャックニコルソンなども愛用している。
日本でも、フィギュアスケートの浅田真央やキムタクなど、
多くのスポーツ選手や芸能人が愛用していることで話題になっていた。

クロックスの素材には、独自開発した「クロスライト」という
特殊樹脂を使っている。
これが多くの偽物と違うところである。
このクロスライトという素材は、プラスチックやゴムとも違う。
クロックス社が開発したオリジナル素材であり、驚異的な柔軟度を持ち、
履き心地も良くクッション性があり、非常に軽量。
柔軟性があるので履く人の足に合わせて変形し、履いていくうちに
足に馴染みフィット感も抜群となる夢の素材と言われている。
多くの足病治療医もクロスライトは医学的にも良いと言い、
アメリカでは人間工学の分野でも証明された。
また、クロスライトの分子構造をクローズドセルと呼び、
これは分子間の隙間が全くないので、分子間の隙間に付く足の匂いや
バクテリアなどが実質的に入りこむことができないので、靴に足の匂いが移らない。
埃や泥で汚れても簡単に水洗いできる素材も大衆にウケた理由かも。

また、靴底の厚さや前後に可動するストラップなどにもこだわりがあり、
画期的かつ機能的なデザイン、全32色というバリエーションの豊富さも
人気なんだろうな。実際、どの色にしようか迷うもんな。
先月に購入したクロックスの色は、最初ということもあり、どこでも履けるよう
無難な色を選択してしまったが、次に買うときはちょっと冒険して
派手な色のクロックスを買いたいと思っている。

ところでクロックスの名前の由来だが、
地上でも水中でも非常に強く、頑丈なシューズ、
それがまるでワニ(crocodile・クロコダイル)のようであることから、
クロックス(crocs)と名付けられたらしいとか。

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