Web Masterの日記



守屋と香川事件

2007年11月30日(金)

最近、新聞紙上やニュース番組を賑わしていた2つの事件。
正直、読んでいるだけで頭にくるので触れないでおこうと思ったが、
とりあえず、どちらも解決に向かっているので少し書いてみようか。


●呆れた性悪夫婦

先日、守屋元防衛次官夫妻が逮捕されたが、
今まで明るみになったことをまとめてみても、本当に呆れてしまうばかりだ。
何かと過剰なゴルフ接待が取り沙汰されているが、
これも実は「賄賂」だったと言うのだから、開いた口が塞がるどころか
裂けてしまいそうだな。
しかも、これまで行ってきたゴルフ接待の数は300回以上って…(-o-;)
自分はゴルフをやらないので、よく分からないのだが、
そんなにゴルフって接待道具としては、うってつけなのであろうか?

それにしても、まぁ…、よくもこれだけの愚行を長い間やって来た人が
防衛次官などというポストに君臨できたものだね。
防衛省は、その名の通り、国を守るのが仕事。
そのような人間が勤めていたというだけでも頭にくる。
こういう人間が大きな顔しているから、日本の政治が
おかしな方向にばかり進み続けてしまうわけだ。
以前から身体検査をやっていたら、このような大問題にはならなかったのでは?
まぁ、身体検査を通過しても不正が発覚する輩もいるか…。
本当に腐りきっているな、この国は。
今の子供たちが大人になった時、いったい日本はどうなっているのだろう?
ただでさえ地球温暖化による環境問題や近い将来やってくる大災害、
物価の上昇に年金問題、少子化など、問題山積みなのに…
子供たちの将来が心配だ。

話を戻すが、守屋の妻の方がもっともっと凄まじかったことに驚きだ。
都内の高級クラブやフランス料理店などで飲食した際にも、
癒着のあった「山田洋行」に代金を付け回していたとか、
接待ゴルフでも「松本明子」などという偽名を使って
参加していたこともあったとか、この人は一体どんな神経の持ち主なんだ?
できることなら頭の中を開いて見てみたい気もしてしまうよ。
「身分なき共犯」として逮捕されたが、むしろ、この妻の方が
「主犯」にふさわしいのではないのだろうか?

今回の一件で気の毒なのは防衛省の一般職員と自衛官かもしれない。
現場で働く人達は仕事柄からしても国の為に
必死に働いている人がほとんどだろう。
それを現場の苦労も知らない人間のせいで、
防衛省そのもののイメージまで悪くなってしまうわけだからね。

今回の件、まだ奥が深そうだ。
これで政界は、まだまだ混迷を極める一方だろう。
あぁ、ダメだなこりゃ。


●香川事件、最悪の結末

身内だろうとは思っていたが、そっちの身内だったか…。
この事件はマスコミ連中が探偵気取りで取材や報道をしてるのが嫌で
あえて触れなかったんだが、後味の悪い事件である。
秋田県藤里町の連続児童殺人で、どうもマスコミは味を占めたみたいで、
ハッキリとは言わないが、香川のこの事件の犯人は父親なんだと
決め付けての取材は、あまりにも酷いと思っていた。
結局は秋田の事件と同じで警察の初動捜査があまりにお粗末。
しかも非難を受けないようにやってますよアピール。
こんなんだから、これだけ物的証拠が残って、
しかも犯人が縁故関係だったのにも関わらず
逮捕まで2週間近くかかるんだって。

今の時代、都会だろうが田舎だろうが凶悪事件ってのは
時や場所なんて関係なしに起こるので、
どこの警察署でもしっかりと対応できるようにしておかないと、
ますます事件の解決、犯人の検挙率が落ちてしまい
安全大国・日本と言えなくなってくる。

それにしても最近、金銭トラブルとか別れ話とか、
そういう些細なことで起こる殺人事件が目立つ。
そして近親関係での殺人事件は、全体の殺人事件の
半分近くにまで増えているという。
他人より身内の方が殺しやすいのか?
本当に世も末、先の見えない暗黒の時代に突入したのかも。

だけど、今回の事件で、マスコミのバカどもに、
もう一度よく考えてほしいことがある。
「報道被害」について。
どこか特集で取り上げるような正義感のあるマスコミは…ないよな(-o-;)

最後に犠牲になった3人のご冥福をお祈りいたします。


明日は朝から区のがん検診を受けてくる。
40歳以上は無料の検診だ。
近くの保健所が工事中のために豊洲の方まで行かなくてはならない。

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