Web Masterの日記



処分決定

2007年10月16日(火)

先日の世界タイトルマッチで反則を連発した亀田父子に対する
厳しい処分が発表された。

亀田史郎・無期限のセコンドライセンス停止
亀田大毅・1年間の出場停止
亀田興毅・厳重戒告処分
金平会長・3ヶ月のオーナーライセンス停止


なんか最近、こういうの多いような気がする。
実力はあるのに素行不良で追放されそうになるブームの到来?
と言っても、朝青龍とエリカ様と亀田の三例だけではあるけどねヾ(^-^;)
まぁ、三組とも身から出た錆だけど、元々嫌われる要素も持っていた気はする。
今回の反則指示について「亀田家の専門用語」など苦しい言い訳もしているが、
そんなのは当然、認められないね。
結局、三組で謝ったのは沢尻エリカだけだが、朝青龍って今どうしているのだろう?

さて、父親である亀田史郎の処分は正直、剥奪でも良かったと思うよ。
この父親が「諸悪の根源」であり、3兄弟を下品な人間に育ててしまったのだから。
おまけに試合中に反則行為を大毅に指示していたというのだから、
ボクシングを冒涜しているし、セコンドにつく資格などない。
だけど仮に処分が解けたとしても、協栄ジムを含めて、
どのジムも、こんな男をセコンドとして扱ってくれないだろうな。
ある意味では事実上の永久追放処分かもしれないね。

一方で反則の実行犯である亀田大毅の処分だが、甘いか妥当か判断が難しい。
あんな反則は前代未聞だし「プロレスまがい」なんて言っている
マスコミが多いが、プロレスだってルールの元でやっているのだから、
プロレスに対しても失礼な行為ではないだろうか。
それに1年間といっても、ボクシングは1度試合をやれば、
次の試合までには少なくとも約3ヶ月の間隔が必要なスポーツ。
1年間となると、実際には3〜4試合分の出場停止処分である。
あんな下品な行為を世界戦という舞台で犯してしまったのだから、
JBCとしても、もっと厳しい処分を下すべきだったのではないかと思う一方で
やはり18歳という若さでの1年間は、かなり長い気もする。
1年間もボクシングができないのは少し厳しいのではとも思う。

この際、大毅は父親との関係を絶ち、禅寺にでも行って
精神修行をするのがベストではないかと考える。
礼儀と口の聞き方は成人男性の最低限守らなければいけないルール、
試合が終わったら、お互いの健闘を称え握手する。
試合前の暴言は多少は許されるものの、言いすぎた場合は試合後に謝る。
昔、辰吉も薬師寺との試合後に謝ったしね。
これらを励行することがまず第一ではないだろうか。
それか1年間、海外で武者修行するのも良いかも。
世界に出て、いかに自分が井の中の蛙だかを
身をもって知るのも良い勉強になるはず。
18歳で12ラウンドを戦えるだけの才能を持っているのだから、
1年間の停止期間を自らを研鑽する時間に当ててもらいたいものだ。

残り2人に関しての処分は特に言うことはない。
亀田興毅としては会長、父親という後ろ盾を失ってしまったので、
今までのような振る舞いは行えなくなるだろう。
そして、もし1回でも問題を起こせば、たちまち重い処分が下されるだろうし。

それにしてもTBSの掌返したかのような亀田バッシング。
この変わり身の早さには唖然とさせられたね( ̄◇ ̄;)
最早、亀田は「商品価値なし」と判断したのかもしれないが、
今までヨイショしまくった以上は、亀田父子と共に
心中してもらいたいくらいだよ。
だけど、どうしてTBSのスポーツ実況と報道は、
こんなに観ている者をイラつかせるのだろう。
このテレビ局はスポーツ実況と報道からは手をひいた方が良いのではないか。
ドラマとバラエティーに力を注いで、専門チャンネル化した方が、
作る側も観る側も幸せだと思うのだが。

最後に日本ボクシングコミッション(JBC)に対して一言。
そもそもWBCのルールとして、世界戦では家族はセコンドにつけないそうだが、
ローカルルールという適当なルールを勝手に作成して、
亀田親子がセコンドについたそうだが、これが今回の事件の発端かもしれない。
今まで亀田人気にぶら下がっていたツケが出てしまったので、
JBCも自らを正す姿勢が必要だと思う。
相撲協会にしてもJBCにしても昔からの格闘技スポーツが揺れているが、
早く立て直してもらいたいものだ。

あれ?ファイトマネーの没収は見送られたのか?

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master