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2007年08月08日(水)
来年に開催される北京五輪まで残り1年となった。 アテネ五輪がまだ記憶に新しい気がすることを考えると、 本当に時の流れは早いものだ。
さて、その北京五輪だが未だに大きな問題が山積み。 開発ラッシュの陰で強制的に立ち退きさせられる人が多いという。 それに中国って国は平気でニセモノばかり作ったり売ったり、 また中国産の食料品や薬品で死者が出たりと 国際社会において目の敵にされている。 そんなニュースを何度も目にする度に 「そんな国で五輪をやらせて大丈夫なのか?」と思うこともしばしば。
何よりも問題視されているのが「大気汚染」 各TV局では北京五輪まであと1年に迫ったこともあって、 ニュースなどで現地レポートなどをやっていたが、空はどんよりとしていた。 単なる曇り空というよりは、何だか排気ガスなどが充満して あんな空の色になっているように感じてしまった。 事実、北京の大気汚染は「世界最悪」との評判で、 各国も開幕間際まで現地入りは控えるとか、選手村の入村を断るとか、 そんな動きすら出てきているという。 実際に、ここ数年で北京では青空が見られないようだし( ̄◇ ̄;) そこまで大気汚染が酷いと屋外競技にも影響しそう。 特にマラソンなんかは…。 代表に選ばれた選手は高地トレーニングの他に大気汚染対策もしないとヾ(^-^;)
それにしても過去の五輪で大気汚染がこれほど懸念されたことは 未だかつてなかっただろう。 それも経済建設ばかりに目がいき、環境を考慮して来なかった 「中国式経済成長」の弊害によるツケによるもの。 それでも北京五輪では「緑色五輪」(エコ五輪)をPRしている。 開幕まで残り1年切っていて、あの惨状では「エコ五輪」なんて夢物語。 いざとなったら緑色のペンキを使って緑豊かに見せかける 「北京」ならぬ「ペンキ五輪」に路線変更するのではないだろうか。
しかしながら、五輪における主役は選手達だ。 五輪キップをかけた戦いは、これから本格的になっていくが、 4年に1度しかないオリンピック、1年後の北京が どのように変化するかは分からないが、代表となった選手達にとって 競技しやすい環境を作ってもらいたいものだ。
だけど…「北京」より「東京」でやった方がいいのでは?
昨日は日記を書こうと思ったが、下書きをした後、 アップするパワーが残っておらず寝てしまったために 公開できなかったので、8月7日の日記も今日、アップした。
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