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2007年02月05日(月)
今冬の日本列島は暖冬と言われているが、 今日の東京はとても2月とは思えないくらい暖かかった。 そして明日の東京の予想最高気温は16度、いくらなんでも暖かすぎる。 今年の冬は平年より5度以上も高く3月下旬並みの陽気の日が多い。 東京の1月の平均気温は7.6度で、これは観測史上3番目となる暖かさ。 昨年、一昨年と寒波だったので、最初の頃は暖かい冬もいいんじゃないかと 楽観していたのだが、ここまで暖かいと逆に不気味な気もする。
4日は立春だった。暦の上では冬から春に移るが、東京都心ではまだ初雪がない。 先月の20日に千葉や横浜では少し降ったようだが、 気象台がある大手町で確認されていないために東京の降雪発表はなかった。 今後1週間も気温が高く、雨が降っても雪になる可能性は低いだろう。 これまで最も初雪が遅かった1960年2月10日の観測記録を塗り替えるだけでなく、 観測史上初めて、雪のない冬になるかもしれない。 1876年から観測記録は残っているが、2月の初雪は過去3回だけ。 冬の最後の雪となる「終雪」は平年が3月11日。 最も遅い記録では1967年と1969年の4月17日がある。 果たして今冬、東京に雪は降るのだろうか。 ちなみに雪の降った回数が最も少なかったのは1959年〜60年、 1972〜73年の2回。1959年〜60年は2月に入るまで降雪はなかったらしい。 それでも記録の残っている過去130年間で都心に雪が降らなかった冬はない。 尚、東京の初雪の平年日は1月2日だという。 雪が降らないどころか、東京都心では1日の最低気温が0度未満となる 「冬日」すら、まだない状況である。
ニュースを観ていると、東京では既に菜の花が咲いていたり、 札幌でもこの時期としては珍しい雨が降っていた映像が流れていたり、 新潟市は1月に雪が1センチも積もらなかったり、 スキー場でも雪が降っていない所が多く困っているようだ。 群馬県榛名湖では恒例の氷上ワカサギ釣りが氷が張らずに中止になった。 戦後以降、氷上ワカサギ釣りが中止になったのは初めてだという。 昨年は梅と桜が同時期に咲くという珍しい現象があったが、 ここまで暖かいと今年は桜が咲くのは3月中旬辺りになってしまうのではないか。 入学式の頃にはすでに散っていそうな予感も…。
寒いのが苦手な自分としては暖かい日が続くのは悪くない。 昨年に比べ、花粉の飛散量も少ないというし、良いことばかりだ。 だけど地球規模で考えれば、限りなく終末に近づいている気もする。 終末時計の針も2分進んで終末5分前と危険な状況になったというし。 実際、2006年12月の世界の月平均気温は平年を0.41度上回り、 12月としては1891年の統計開始以降、最も高い気温であった。 要因として考えられるのは、やはり地球温暖化、 また秋から進行中とされるエルニーニョ現象、 10年程度から数十年周期で繰り返し、1990年代後半から 高温傾向が顕著になった気温変動などが考えられる。
もう、この地球温暖化は止めることはできないのだろうな。 近い未来、冬のオリンピックって、なくなっちゃうかもしれないね。
◆東京都心の初雪観測日が遅かった年トップ10 1位 昭和35年2月10日 2位 昭和37年2月7日 3位 平成7年2月5日 4位 昭和32年1月31日 5位 昭和58年1月30日 6位 昭和33年1月28日 6位 明治36年1月28日 8位 平成元年1月26日 8位 昭和24年1月26日 8位 大正13年1月26日
すでに明日の6日で3位になり、明後日で2位タイ、 今週土曜日で1位タイに並ぶことになる。
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