Web Masterの日記



日米野球

2006年11月08日(水)

2年おきに開催される日米野球が閉幕した。
今年は東京、大阪、福岡の3ドームで行われ、
結局、最終戦も延長戦の末にアメリカが勝利し、
アメリカが5戦全勝で全勝賞金の1億4000万円を総取りした。
日本としてはベーブルースが来日した1934年以来、72年ぶりとなる
日米野球全敗に終わる結果となってしまった。
各試合内容を振り返るのは、あまりにも面倒なので割愛するが、
今回の日米野球は、やはり両国に意識の差が
結果となって顕れてしまったようだ。

メジャーチームは城島や井口が注目を浴びがちだったが、
ホームラン王のハワードを筆頭にタイトルホルダーが
何人か名を連ねて来日した。
さらにアメリカ側から引き分けの際は延長戦を要求してきたのを聞いて、
やはりWBCで赤っ恥をかいたアメリカサイドは
本気で戦うつもりだと感じていた。
逆に日本チームの意識はどのくらいだったのか?
アメリカと比べると、かなりの温度差があったことは
試合をやる前から明らかだった。
日本チームを率いた野村監督のコメントによると、
辞退者は総勢25人も出たとか…。( ̄◇ ̄;)
25人って、あまりにも多すぎないか!?
もし捕手で誰か辞退者がいたのなら、プロ野球のベンチ入り25人なので
1つのチームが作れてしまう。
それも今回の日米野球に出場した日本チームよりも強力なチームがだ。
この25人の中に故障を理由に辞退した選手も数人いるのは確かだが、
本当に故障している選手って何人いたのだろうか?
特に中日ドラゴンズから1人も出していないのにはブーイングものだ。
WBCでも非協力的な姿勢で非難を浴びせられたのに、
今回の日米野球においても出場者はゼロ。
現役時代から協調性のなかった落合監督は、
監督になっても変わっていないのかね。
まぁ、監督の責任ではないのだろうけど。
それと、仮にも日本代表チームなわけだから、
ダントツ最下位チームの監督が全日本の監督やっているってのも…。

さらにプロ野球の選手会では、今年からWBCが始まったことにより、
日米野球にプロ野球選手が出場するのは今回で最後としたい旨を
提案しているというではないか。
最終的にはファンの意見を聞いて決定したいという方針だが、
こんなに日本側がバタバタしていたなら、
今回の全敗という結果は妥当だったと言える。
日米野球の出場選手はファン投票を元に決められるのだが、
辞退者続出では、せっかく投票してくれたファンの立場はどうなってしまうのか。

サッカーでは日本代表に選ばれることは名誉である。
海外からでも飛んでくるのに、野球の場合は国内でも辞退者続出。
同じスポーツでも、こうも違うものなのか、野球人として寂しくなってしまう。
これではサッカーを選ぶ子供達が増えていくのも解る。
シーズン終了後のイベントのために契約外なのかもしれないが、
楽しみにしている子供達のためにも、選ばれた選手たちは
メジャー相手に真剣勝負をしてほしかった。
その姿を野球選手に憧れる子供たちに見せてほしかった。
こんな状況が続けば、日米野球などやる意味がない。
メジャーチームに対しても失礼極まりない。
親善試合の気持ちが大きいのかな。WBCのような一体感が欲しい。

10日から始まるアジアシリーズを控えている
日本一のチーム、北海道日本ハムファイターズから
辞退者が出るのは当然の流れではある。
こちらは本当の真剣勝負だからね。
それでも日米野球に出場した小笠原選手は立派だった。
彼は今年、WBC、レギュラーシーズン、オールスター、プレーオフ、
日本シリーズ、東西対抗、日米野球、アジアシリーズと全てに出場。
特に昼間に東西対抗に出場し、夜は日米野球と掛け持ちで出場した姿には
プロ野球選手たるものが何なのかを理解している証拠だ。
アテネオリンピックの時も代表チームに参加したし、
今、日本で最もプロと言える野球選手ではないだろうか。

さて2年後の日米野球はどうなっているのだろうか?
3年後の2009年には第2回目のWBCが控えている。
WBCの前哨戦のような位置づけはできないのだろうか。
せっかくメジャーと戦えるのだから、もっと考えてもらいたいね。
でも、きっとまた今回のような辞退者が続出するんだろうな。
それならファン投票なんか必要ない。
いや、いっそ日米野球なんか止めてしまったほうがいいと思う。

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