Web Masterの日記



予想外割

2006年10月30日(月)

10月24日から始まった「携帯電話番号ポータビリティー制度」
(番号持ち運び制度・通称MNP)
NTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話キャリア3社と販売店は、
色々な勧誘競争や既存ユーザーの引き留め策などで、
競争や宣伝がかなり激しくなっているのとは裏腹に、
ユーザーたちは冷静になっているのとMNPを使って
乗り換える人が意外と少なかったように思える。
それは、なぜかと言うと、電話番号は変わらなくても
「メルアド」が変わるのと「継続利用割引」がリセットされる事や
携帯電話会社のポイント(ドコモの場合はドコモポイントや
ドコモプレミアクラブ)がリセットになる事などが挙げられる。

なので、この制度の詳細を知ると、ほとんどの人は
携帯電話会社を変えることに慎重になってしまうのだろう。
また、どのキャリアも端末のデザインや基本的な機能などは
横並びになってきているので、どこで勝負するかと言うと、
料金面や販売店の接客や親しみやすさ、エリアやつながりやすさなどの
総合力で勝負することになる。

MNP導入前はauの宣伝がかなり強烈な印象を受けたが、
MNP導入直前に来て、ソフトバンクが料金面でいきなり殴り込みをかけてきた。
それが「予想外割」である。
これを説明すると、かなり長文になり、文書が分かりにくくなるので
詳細はソフトバンクのホームページを見ましょう。

要するに、端末0円・メール0円・通話0円など、
色々いいことずくめのように書いているが、これにはオチがあるのだ。
(関係記事参照)http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0610/27/news006.html

よく見ると、メール0円はソフトバンク同士のメールが0円であり、
通話0円はソフトバンク同士が0円であり、21時台〜24時台の4時間は
ソフトバンク同士でも有料になる。
端末0円は、ソフトバンク端末を購入する場合、スーパーボーナスといって
端末を一定の期間で分割払いするシステムである。
その頭金が0円と言う意味である。
そのオチを見ると、正直ソフトバンクに変えても意味がないだろう。

確かにソフトバンクの発表した「予想外割」は世間をアッと言わせた。
先日の土日は乗り換えユーザーが殺到し、システムがパンクして
契約手続きができなくなる事態が発生したほどだ。
確かに今まで、ソフトバンクは劣勢だったので、新しい顧客を獲得するためには
「予想外割」くらいのことを発表しなければならなかったのは理解できるが、
いきなりシステム停止とは、やはり信頼はできないね。
せっかく電話とメールが無料でもシステム障害で通話などできなかったら、
まるで意味ないものだしね。

このソフトバンクの「予想外割」だが、どうしてソフトバンク間だけとはいえ
0円にできるのかと思い、ちょっと調べてみたら、そのカラクリを見て驚いた。
あまりにもユーザー騙しに徹しているじゃないか。

「予想外割」の制約を挙げてみると、
・ソフトバンク同士の通話であっても21時〜24時台は定額ではない。
・契約すると「パケットし放題」「スーパー安心パック」
 「スーパー便利パック」とオプションパックが勝手につく。
・メールやWebアクセスをするにはS!ベーシックパック(315円)の契約が必要。
・他の携帯電話や固定電話への通話は他社より割高。
・請求書の郵送は別途105円かかる。

かなりオプションで金がかかるようだ。
さらに、ソフトバンクで27ヶ月以内に携帯電話を買い替え、買い増し、機種変更、
解約を行うと違約金4万円!故障や紛失(盗難など)による交換も含むという。
これって、まさにボッタクリじゃないのか?
大企業がこんなことをしてもいいのだろうか?
こういうことで企業の信頼を損なうことは非常にもったいないと思うんだけどな。
いずれにしてもボーダフォンから使い続けているユーザーにとっては
ソフトバンクに不安感を抱いている人がいることは間違いないだろうね。
そういえばドコモの社長も記者会見で、ソフトバンクに対して怒っていたようだし。

まぁ、MNPに関しては当分の間、携帯3社だけが勝手に
盛り上がっている時期が続くんだろうな。
でも、やはり携帯はドコモが一番なんじゃないかな。
あくまでも個人的主観&趣味だけどね。

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