Web Masterの日記



夏の甲子園大会総括

2006年08月25日(金)

シュレッダーの事故があったり、冥王星が惑星から降格したりと
今週は取り上げたいニュースが多かったが、
とりあえず今日は先日、終わった夏の甲子園大会の総括を
自分なりに感じたまま書いてみたいと思う。

早実の優勝で終わった今年の夏の甲子園大会。
まだ少し感動と興奮の余韻が残っている。
今大会は大逆転劇などドラマチックな試合や
注目の選手が活躍する場面などの影響か、
スポーツ紙の1面も高校野球の試合を飾ったものが多く、
それだけマスコミやファンにとっては盛り上がった大会だった。
まぁ、プロ野球が面白くなくなってきているので、
高校野球が注目されたということもあるけど。
しかし、これだけ高校野球が連日盛り上がったのは
横浜・松坂大輔投手の大会以来かもね。

まず今大会を一言で言えば「超打高投低」の大会。
ホームラン数が大会新記録となる60本を記録したのを象徴するように、
打撃戦が目につき、終盤の大逆転が多かった大会でもあった。
ホームランが激増の理由に、2001年から重さを規制したバットを
振り切る筋力をつけるために筋トレを取り入れた効果が出たということは
ニュースでも報じられていたが、もう1つの理由に今大会は
飛ぶボールを使用していたことが挙げられる。
確かに、あれが入ってしまうのかと思うような当たりも何本かあったし、
プロ野球でも甲子園のバックスクリーンに入るホームランは
メッタに見かけないのに、今大会はバックスクリーンのホームランを
下位打線の選手でも打っていたことから、
やはり飛ぶボールを使用していた影響を感じさせた。
飛ぶボールは打球が遠くに飛ぶというだけでなく、
ゴロの球足も早くなるので、確かに打ち損じたような当たりでも
内野の間を抜けてヒットとなったのも多かったようだ。

今大会は大味な試合が目につき、プロ野球でいう「バカ試合」や
投手の大炎上などが多く、今からこれで上でやっていけるのか
不安を感じさせたのも事実。
予選が長雨続きで比較的涼しかったのに、甲子園は連日の真夏日。
この格差も投手に悪影響を与えてしまったのかもしれない。

出場校の投手のほとんどが早実・斉藤投手や駒苫・田中投手君のように
スライダーを決め球にする投手が多かったような…。
スライダーは外側に外して投げるボールだが、
一歩間違えばホームランボールになりかねないボール。
もっと内角球を突いた投球を心がけるべきなんだろうが、
高校生ではなかなかコントロール的にも無理なのかな。

自分自身、大味な試合の連続に東京2校以外の関東勢が
早い段階で姿を消してしまったことで、なんとなく冷めた目で
今大会を見てしまっていたけど、再試合となった決勝戦
早実VS駒苫の一戦は本当に見応えがあった。
斉藤投手と田中投手の今大会1、2を争う好投手の投げ合い見て、
やはり野球の醍醐味は1点を争う投手戦であることを再認識させてくれた。
ただ、再試合で投げ合う2人を見ていて、
もう少し日程を見直すべきだと思ったのは自分だけではないはず。
予備日だって残っていたのだから、せめて一日あけてあげるとかの
大人たちの配慮が欲しかった。
上でもやっていける2人だけに、今大会で燃え尽きるなんてことが
ないことを祈りたい。

最後の最後で素晴らしい試合を堪能することができ、
あらためて高校野球の魅力を感じた大会だった。
高校野球を見始めて30年以上経つが、何年経っても高校野球は
見ていて飽きない。
やはり、プロ野球よりも数倍面白いかも。
いや、最近のプロ野球が面白くないとすれば、数倍という表現はおかしいか。

とにもかくにも高校野球は面白い。その高校野球をプロは見習うべき点がある。

●ピッチャーは早く投げろ!
高校野球は、とにかくピッチャーがポンポンと速いテンポで投げる。
これが観ていて気持ち良い。
プロ野球はデータ野球になり、サイン交換に時間がかかりすぎている。
観ていてイライラする。その上、牽制球ばっかりして…。
だから、ピッチャーは早く投げてくれ!

●チェンジは急げ!
とにかく高校野球のいいところは、チェンジの時にベンチに向かって走るところ。
三者凡退や好プレーで守備を終えたなら急いでベンチに戻って
その勢いを攻撃に活かしたいという気持ちを出してみてはどうだろうか。
プロ野球はダラダラとしてるよ。
そういう意味で、巨人の桑田は昔から必ず走ってベンチに戻る。
これは素晴らしいと思う!
うちの草野球チームでも見習わなければ。

●最後まで一生懸命やれ!
まぁ、高校野球はプロと違ってトーナメントだから、
一回負けたら終わりという緊張感があるからとはいえ、
一戦、一戦、一生懸命に戦う姿が素晴らしい。
プロ野球だってよく考えてみれば、一戦、一戦、一生懸命戦わなくてはいけない。
たとえ優勝の望みがなくなっていても、プロとしてお金をもらっているなら、
一人でも自分たちのプレーを見に来てくれるファンがいるなら、
最後まで一生懸命に戦ってほしい。
とにかく、プロはプロとしての自覚が足りないのではないか!

そんなことを今大会を見て感じてしまった。

甲子園が終わると夏が終わる。
毎年、大会が終わると思ってしまう。
でも暑さはまだまだ続くんだよね…。

 < 過去  INDEX  未来 >


Web Master