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2006年08月09日(水)
今日は台風が上陸すると思いきや、 意外と呆気なく過ぎ去ってしまった感がある。 まぁ、東京に大きな被害が出なくて良かったが、 来るぞ、来るぞと騒いでいて結局、肩透かしか。 しかし、これから本格的に台風シーズン到来だ。 今年はいくつ上陸するのだろう…。
さて、台風のような天災は、ある意味で仕方ないことであるが、 人と人が争うことは仕方ないとは言えない。 いつの世も火薬の匂いのする中東情勢、 イスラエルがイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラと戦闘になり、 レバノンを空爆して何日も経っているが、一向に終わる気配がない。 南部の空爆では住民が多数犠牲になり、国連要員までもが犠牲となった。 確かにイスラエルの空爆は非難されるべきで、擁護をするつもりも毛頭ない。 ただ、イスラエルだけを非難すればいいという問題でもない。 イスラエルをどうのこうの言う前に、考えなければならないこともある。 それは、ヒズボラの背後にはイランやシリアがいて、 今回の戦闘もイランがヒズボラを使い、イスラエルに戦争を仕掛けてきてるという事実。 そして、さらにイランは北朝鮮と共同戦線を張っているということも…。 ミサイル問題で世界中から非難を浴びてた北朝鮮への目をそらす為に、 イランがヒズボラを使ってイスラエルに戦争をさせる様に シナリオを書いていたとも噂されている。
国連安保理で議長声明案だ、即時停戦決議案だと色々とやっているものの、 そんなもんで根本的な解決になるはずもなく、 イスラエルが攻撃を止めるとは思えない。 イランの最高指導者ハメネイ氏は 「イスラエルは地図から消さないといけない」と常々発言しているし、 他の中東諸国にしてもアメリカの後ろ盾のある民主主義国家のイスラエルは 邪魔でしかないのだろう。 イスラエルにしてみれば、自国防衛とかというレベルではなく 自分の国がなくなってしまうかもしれない危機に晒されてきたわけだ。 もしも日本が中国に占領されて、日本人全てが住んでた土地を追い出され、 難民になってしまうという危機がそこにあるとしたら、我々、日本人はどうする?
これは、決してイスラエルの攻撃を肯定する訳ではないが、 イスラエルは怪しからんと言う前に、そういう背景がある事実を考えないと ただのワイドショーを見てギャーギャー言うおばちゃんと一緒になってしまう。
最悪の状況としては、イスラエルがイランに対して核攻撃を行うことだ。 イスラエルの後ろにはアメリカがいるのだが、 すでにアメリカの制御が効かない状態のようだ。 そうなると最悪、第5次中東戦争が勃発し、石油の値段は更に上がるし、 イランが自国で製造したミサイル「シャハブ3」は 北朝鮮から「テポドン」の技術を輸入して作ったコピー版であり、 その射程距離には多くのヨーロッパの民主国家が含まれる。 色々な意味で、今回の問題は日本とリンクしてるだけに、 対岸の火事では済まされない。
もうすぐ小泉政権の任期が切れて次の首相に誰が就くのか分からないが、 日本にしかできない中東問題へのアプローチ、解決策というのがあるはずなので 真剣に考え、中東和平を実現する外交をしてもらいたいと願わずにはいられない。
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