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2006年05月29日(月)
いよいよ6月から駐車禁止が厳しくなる。 最も大きく変わるのは、これまで違反にならなかった短時間の駐車も 今後は最大5分で違反になってしまうということ。 今まではタイヤにチョークを引いて、少し様子を見てから取り締まる 「チョークルール」は原則的になくなる。 違反車両は、直ちにデジカメで写真を撮られ、 ナンバーなどを携帯端末に入力された後に黄色いステッカーを貼られ、 ここで駐車違反成立とされる。
取締りが厳しくなるのは確実だ。 取り締まり件数も現在の年間150万件の倍増が予想されている。 そして最も注目すべきは、民間の駐車監視員が導入されること。 6月から全国で約1600人が重点取り締まり地域の繁華街や 幹線道路の監視を始める。 東京では12区43の警察署が民間に委託し、530人の民間監視員が動き出す。 もちろん、これまでどうり警察官が取り締まる地域もあるが、 「チョークルール廃止&5分以内」の新ルールに変わる。
しかし民間人が民間人を取り締まることにより、 多くのトラブルが予想される。 これらのトラブルのために警察官が動くとなると、 何のために民間に委託しているのか、 その理由すら分からなくなるかもしれない。 警察官の制服が強い力を発揮していたのに、民間人の取り締まりでは 納得できない人も多く出てきそうだ。 また、民間監視員は当然だが反則金は徴収しない。 しかし、偽者の監視員やステッカーに騙されて、 現金を支払ってしまうという新たな詐欺も現れそうだ。
ステッカーを貼られながら「自分は車を貸しただけ」と嘘をつき、 取締りを逃れる不届き者が多かったことを重く見た警察は 今回から車の所有者から放置違反金も取ることになり、 「逃げ得」を封じることに力を入れ本気なところをアピールした。 ドライバーが警察所に出頭しなければ、所有者に違反納付命令書が送られ、 それを所有者が拒否すれば、今度は車検の更新ができなくなり、 最終的には差し押さえにまで至ってしまうという。 また、違反金を半年で3回繰り返すと20日、4回繰り返すと30日の 「使用制限命令=運転禁止」を受け、 所有者はこの間、自分の車に乗れなくなるという。 ただ、所有者は放置違反金を支払っても、 自分が駐車違反をしたわけではないので反則切符は切られない。 なので点数が貯まって免停になるのとは違い、 所有者は「使用制限命令」の運転禁止中でも、自分の車以外なら 運転はできてしまうという、なんとも不思議な制度である。 この辺が法の抜け穴として悪用されそうな…。 なぜなら、大半のドライバー=所有者は点数の減点を避けるために わざと反則金の支払いではなく、放置違反金の納付を選ぶのではないか。 金さえ払えば点数は引かれないし、数日間、自分の車が 運転できない可能性はあるものの、免停ではないのだから、 そんな支障もないだろうし。 だけど、この抜け穴を使う人が多いと、減点制度が薄れてしまう。 駐車禁止に於いての矛盾した問題点が残ったまま、 あと数日で、この道路交通法が施行されようとしているが 本当に大丈夫なのだろうか。
それに大都市では駐車場整備も進んでいない。 倍増する駐車違反で集めた反則金の使い道はどうなっているのか? それすら不透明なことも問題だ。 その金を上手く使って、駐車違反が少なくなるように、 各繁華街や幹線道路などの駐車場整備に充ててくれるのだろうか。 警察も民間監視員も取り締まることが仕事ではなく、 駐車違反を減らすこと、駐車違反をさせないことが仕事だということを 考えながら取締りしてくれなければ、我々ドライバーは困ってしまう。 大きなトラブルがないことを願わずにはいられない。
ちなみに自分は駐車禁止の場所には停めません。 必ず駐車場を探して入れるようにしている。 なぜなら反則金取られて払うよりも駐車場代のほうがはるかに安いから。 少しの金をケチって多額の金を取られたり、減点を食らったりすることは、 絶対に自分自身納得できないから。 おかげで当然、ゴールド免許である。 今後もハンドルを握っている以上は安全運転を心がけたい。
しかし、道交法が厳しくなり、ガソリンの価格も高騰を続けている。 ドライバーにとっては厳しい世の中になってきそうだ。 厳しいと言えば7月1日からタバコ税の増税に伴い、タバコも値上がりする。 スモーカーにもツライ世の中だ…。
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