|
2006年01月11日(水)
今日11日は鏡開きである。 とは言っても、地方ではどうか分からないが、 最近、鏡餅って実際の餅を飾ることって少なくなった。 鏡餅の形をしていて、中を開くとパックの餅が入っている、 そんな簡単な鏡餅が普通にスーパーやコンビニで売っているし。 我が家の今年の鏡餅も、超小さいパック鏡餅を飾っている。
鏡開きである今日は、仕事から帰ってきてから 正月に食べきれず冷凍してあった餅で、おしるこを食べた。 だけど、やっぱちょっとヘビーだったな…。 久々に胸焼けした。( ̄◇ ̄;) でも、なんとなく、やっぱり鏡開きの日にはおしるこが食べたくなる。 おしるこを食べる機会って、そうそうないことだしね。 鏡開きでおしるこは食べるが、7日に「七草粥」を食べたことはない。 だいたい、春の七草のセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、 スズナ(カブ)、スズシロ(大根)、ホトケノザを入れたお粥なんて なんか野菜ばかりで味気無さそうだ。 それに全部の草を集めるのも大変そうだし、 大根以外どれも好き好んで食べたいと思わない草ばかりだ。 なので春の七草による「七草粥」は自分の人生には 関係のないものだと思って、ここまで生きてきた。
ところが7日に食べるのは「七草粥」だけではなく 同等に「七種粥」というのがあることを最近、初めて知った。 「七種粥」の七種とは、米、麦、小豆、粟(あわ)、稗(ひえ)の五穀に 胡麻と里芋を加えた七種類の穀物で作るお粥だという。 これも「七草粥」と同じく7日に食べるお粥である。 これなら普通に五穀米とか売っているし、簡単に作れそうだ。 もう1月7日はとっくに過ぎてしまったので、 来年の1月7日には、この「七種粥」って作って食べてみようかと思う。
いやいや、まだ間に合うかもしれない。 平安時代には旧暦の1月15日(今の暦だと2月5日前後)に、 この「七種粥」を食べて、その年の健康や五穀豊穣を祈る風習があったというではないか。 「土佐日記」の中には、土佐へ向かう船に乗ってた紀貫之が 1月15日も船中で過ごさなくちゃならなくて、 この「七種粥」が食べられなくて悔しい思いをしたという記述が見られる。 実際には、紀貫之は「小豆粥(あずきがゆ)」と書いてあるが、 それは七種の穀物の中で赤い小豆だけが目立つから、そう呼んでただけで、 1月15日にこだわっていたという状況を考えると「七種粥」のことだと推測される。
旧暦でも今の暦でも、まだ「七種粥」を食べる時間はあった。 さっそくスーパーで五穀米を探してみよう。 でも、最近の五穀米ってアマランサスとか、古代米とか よく分からない穀物まで入っているんだよね。 まぁ健康に悪いモノは入っていないだろうから 「七種」じゃなく「八種」や「九種」になってもいいか。ヾ(^-^;)
|
|
|