Web Masterの日記
さくら組、おとめ組のプロモーションビデオを観ての感想の前に今日から始まった世界柔道。さすが日本、いきなり金3ヶ、銀1ヶとは驚き。特に井上康生のオール1本勝ちにはしびれたね。だけど世界水泳や世界陸上のように欧州開催なら、寝不足覚悟で見れるんだけど、世界柔道は日本開催だからリアルタイムで観れないのが残念だ。さて、最近はシングルPVがすっかりデフォルトの販売アイテムと化してるせいなのか、モーニング娘。やハロプロPVの中途半端なショートver.放映のやるせなさといったらないな。よく考えると「恋愛レヴォリューション21」の頃から、いけずなPV露出はUFAの十八番だったっけ。とりわけモーニング娘。はビジュアルプレゼンテーションの妙というか、MTV黎明期にイギリスのアーティストがPVを大々的に利用したプロモ戦略でブレイクしたように、PVの威力でその魅力を幅広く伝えてきた側面が否めないので、もう少しセルに偏らないでガンガン露出しても良いと思うのに。テレビでフル放映した結果、録画されて本編売上にマイナスになる可能性を何としても避けたいというのであれば、全国主要都市に出揃ってきた屋外巨大ビジョンなんかでも流れるようにすれば効果は違うんでは?ショートver.で見たさくら組・おとめ組のPVが、モーニング娘。PVには不可欠な瞬間の躍動感・存在感を刻むことに成功していたので早くフルバージョンを見たいよ、というか見せろよ。というわけで、フルも見ずに独断と偏見でプレビュー。●モーニング娘。さくら組「晴れ雨のちスキ」 桜吹雪と桜桃色屏風?が基調となったシンプルなセットでジャケ写で御馴染み地球防衛軍仕様のピンク色の衣装に身を包んだメンバーが唄う模様を、恋愛歌に相応しく合間にアンニュイな佇まいのメンバーショットを挿入しながら捉えただけのストレートなものだが妙にはまる。スキップのような簡単ながら、しかし曲のリズムと妙にマッチするステップを踏みながら唄う様子がやけに可愛いし、最初はミスマッチと思われた衣装も、こういう形で見るとはまる。曲の良さがPVの良さも引き出す好例なのかも。 パートごとに忠実に切り替わるカメラワークもシンプルさに拍車をかけて良い。唄っている際の集団のひきの映像と個人のアップ映像を織り交ぜる手法は何となく「LOVEマシーン」や「恋のダンスサイト」を連想させる。と思ったら、やっぱ人数が8人とコンパクトだからPVも焦点が絞りやすいんだろう。曲調が正統派バラードということもあるけど、落ち着いて堪能できる仕上がり。なかなか可愛く印象的なんだが、確認できた部分で際立っていたメンバーは高橋となっち。高橋は唄い出しのショットから曲に合致する切ない物悲しい表情が最高で、けっこう惹き込まれた。かなり頻繁に挿入される個人ショットが…鮮烈。堂々の主力級になったんではないかなぁと感じてしまう。彼女には、どこか陰影があって真面目で正統派美少女というイメージがあるので、コミカルなミニモニ。よりも、やっぱこういう大仰なバラードとかの空気が合うのかな?なっちはアップショットがいいね。22歳でこの童顔と愛くるしさは無敵だ。とりあえず戦前に予想された極端なブリブリさは無く、総合的に慎ましい様式美の範疇で収まっていてとても良い気がする。まず音楽性にやられているのは大前提なんだけどね。●モーニング娘。おとめ組「愛の園〜Touch My Heart!〜」 「恋のダンスサイト」あるいは「ハッピーサマーウェディング」PVで見られた「踊り場」的なセットでシンプルに踊るメンバーをメインに、合間にベッドでアンニュイに寝そべったり肩を大幅に露出した状態の思わせぶりなメンバー別ショットが挿入される、ダンサンブルな曲調に相応しくテンポ溢れる内容。これも人数が絞られたせいで、かつてのモーニング娘。PVの持っていた焦点の定まった性質のものになったかと。具体的には、リズムとカメラワークの呼吸が良く躍動感溢れるフリも余すところ無く伝わってきて自然とリズムを刻みたくなる感じ。とにかく「恋愛レボリューション21」以来の感がする正統派ファンキーディスコ仕様のフリが久々に炸裂していて爽快。田中が想像以上に前面でフィーチャーされていて、しかも曲の持つワイルドさやアダルト性にフィットしている。初期の後藤真希が持っていた野性味に通じる何かが彼女にはあるのかも。他にもポイントは多く、辻の今までにないセクシーイメージ全開や小川のクールネスを炸裂させる切れ味鋭い踊り、曲調にぴったりな飯田の真に迫るセクシーな動き、声でもビジュアルでもピリッと引き締める藤本。随所に挿入される、しなやかで艶っぽい存在感が王道の石川など目白押し。道重は田中のはまり具合と比べるとまだ少し消化できてないような。欲を言えば、衣装を黒っぽいレザー系で統一してもよりクールだったかな。見た限りでは、久しくモーニング娘。系では感じることのできなかった「踊り」の格好良さ、ダイナミズムが曲の良さと相まって巧く表現できている仕上がりだ。これまた、さくら組と同様に拡散してないコンセプトが極端なデフォルメに走ることなく様式美としてまとまったようで良い。両PVを見て、やはり現行のモーニング娘。の人数は表現において様々な制約をもたらすものでしかないのでは?と改めて感じた。7〜8人が一つの曲やコンセプトを体現するにリミットなんではないかな…。見た目のゴチャゴチャ感が無く、フレームの中の人物が確認できるという視覚効果一つとっても違う。音楽性に関しても、もはやマス化の果てに最大公約数的なサウンド抽出に事欠くようになって迷走しかかったモーニング娘。よりも、分割して多様なモーニング娘。の表情、イメージをも振り分けることで、さらなる特化がが可能になる分、コンセプトが明確になりフォーカスし易いと思う。ただ、それは論理上の話であって感情論ではそうも簡単にモーニング娘。本体を破棄できないのが難しいところなんだが…。とりあえず、早くフル見たいぞ!体調…まだ咳が出るけど、だいぶ良くなった…と思う(だけ?)。