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2003年04月23日(水)
最近、モーニング娘。関連の話を書いてなかったので、 ここらで番組の感想などを…。
●ハロモニ 20日放送の「ハロモニ」は、常日頃「こんな企画があればいいのに…」と 妄想を逞しくしていた企画が、いきなり放送される快挙。 番組冒頭から、一切余計なナレーション無しで、 テロップのみの進行で緊張感を高め「モーム素。部屋」と題された リアルなドキュメント風な映像を垂れ流し。 要は、複数のカメラが設置された楽屋的空間でハロモニメンバーの素、 あるいは素に準じる様子を延々とツッコミ的なテロップとともに 流しつづけるだけのものだけだったが、 実は余計な演出や台本が無い素のままの方が十分面白いモーニング娘。なんで、 これが最高にエンターテインメントとなっていた。 メンバーによって、カメラに映っていることの意識の差があるとは言え、 おしなべてリラックスして普段の楽屋なり舞台裏での様子が そのまま映し出されているんだろうなぁという臨場感は十分にあった。
ハロモニ制作サイドには悪いが、毎週これで良いのではないかな。 ぶっちゃけ、つまらないゲームやアホ丸出しのコントをやるよりも 予算も演出も台本もほとんど必要のない手間のかからない今回の企画は 視聴者が最も求めていたものではないだろうか。 このような自然な企画に対してはモーニング娘。は最高の素材だろう。 ファンが日頃、あれこれと想像・妄想・憶測・邪推の限りを 尽くして論じているメンバー内の人間関係や雰囲気が何となく伝わってきて、 色合いは異なれど往年の「ASAYAN」に近いスリルとテンションが発露されていた。 というか手持ちデジカム風の映像に映えるアイドルなんだな、やっぱり。
無いに等しかった演出でもナイス過ぎたのは、 普段部屋で着ている服でのみ部屋に入室できるという条件。 その部屋着を見ているだけでも、各人の個性やキャラが はっきりとわかって面白すぎる。 派手好み、落ち着いた好み、セクシー系、ネタ系、ナチュラル系…。 世界広しと言えども、部屋着で仲間とマッタリしているだけの画が、 コンテンツとしてこの上ない魅力を持つものは、そんなにないだろう。 最も気になるメンバー内の相関性については、 1回のコーナー放送だけでは判断し切れないが 中澤裕子が未だ皆のお姉さんであること、石川梨華が気配りの人であること、 紺野が未だ辻・加護にすら敬語を使っていること、 辻・加護は意外にテキパキしていること、 なっちも独特の一人の世界を維持していること、 矢口は彼氏ネタ・恋愛ネタ好きなこと、 飯田は部屋着からして激雰囲気たっぷりなこと、 やはり年長チームと年少チームに別れがちなことなどが薄々わかった。 テレビ的なキャラばかりが先行しがちな最近のモーニング娘。だが、 そのままで十分な個性に満ち溢れていることを再発見させてくれる、 さすがモーニング娘。大本営番組ハロモニならではの的確なツボ刺激だったと思う。 この「モーム素。部屋」企画、深夜番組で週一回で放映してもいけると思うが、 どうだろう? 不定期でもいいからハロモニ内で準レギュラー化して欲しいね。 それにしても説明がつかないのは、ただの普通の女の子集団の 何の装飾のない様子が、どうしてこんなに面白く感じるのか?
また、保田圭をいじった歌収録ネタもベタベタで良かった。 いつもの無理矢理なコーナーものではなく、 たまには切り口を変えるのも新鮮だという証だろうな。 終始、謎だった「ハワイャ〜ン娘」の後を受けて始まったハワイコーナーを除く 定番のコーナー「ハロプロニュース」「カッパの花道」「投稿!笑わん姫」が 弱くなってきているので20日の放送は本当に久々に面白かった。 ところで、聞いているだけでムカついてくることが多かった 6期メンバー観察コーナーのナレーションがなくなり、 テロップだけになっていた。やはり批判が多かったのかな。 しかし、そのテロップの読み方を「抑揚の無い声で」とか、 これまたテロップで指示されていたのは笑ったね。 意趣返しというか、番組サイドのアイロニーが効いている。 視聴者の声に生で反応する姿勢自体は非常に良いと思うので、 今後も勝手な注文に応えてくれて楽しい放送を期待したいね。
●エンタの神様 モーニング娘。が天下の宝塚と「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜」で 夢の共演ということで少しは期待のあった19日放送の 日本テレビ「エンタの神様」 本番放送のかなり前から、各スポーツ紙での煽り記事も頻発し、 「これはさぞかし気合の入った内容になるんだろうな」と思いきや、 そこはやっぱり日本テレビ。 過去「フライデーナイトはお願い!モーニング」「ハワイ特番」「正月特番」で 見せたモーニング娘。との相性の良さを「モー。たいへんでした」の失敗で 帳消しにしただけのことはある悲惨な内容でガッカリ。 しかし導入は良かったのかも。 企画を聞いて「おもしろい」「モーニング娘。の最高のエンターテイメント」 などと何故かカタコトで景気の良いつんく♂の胡散臭さもいい感じに炸裂、 加えて「モーニング娘。はテレビのエンターテインメントで一番」 「宝塚は舞台のエンターテインメントで一番」 「一番同士のぶつかり合いを見せてください」 「中途半端なものは作りたくない」と、 これまたいつもの体育会系スポ根コレオグラファーキャラを爆発させる 夏まゆみ先生の煽りも最適。 時間の制約がある中で本番に向けて緊張を高めるモーニング娘。の様子に「ASAYAN」あるいは「ガチンコ!」テイストに迫るまでも良かった。 しかし何を勘違いしたか?夏先生に宝塚のダンサー達に 駄目出しまでさせるサービスぶり。 煽るだけ煽って一体どんなゴージャスなステージになるんだ?と思いきや、 普通なミスムンの披露…。 ただモーニング娘。に宝塚が加わって余計に大所帯になっただけの ミスムンが何事もなく演じられて終了。この不完全燃焼感はなんでだろう。
正直言って、個々の要素・企画自体は素晴らしいのに、 中途半端な演出が全てを台無しにしてしまった。 番組丸ごと使って放送できる内容は十分あったと思うのだが、 あくまで1企画として処理したのも勿体なかったし、 特別バージョンになったというミスムンのスペシャル感も伝わりにくかった。 結局、印象に残るのは、本番当日にしかモーニング娘。&宝塚揃っての リハーサルができなかったというなりの可も無く不可も無いクオリティ。 番組としては、画的にモーニング娘。と宝塚のコラボが見せることができれば 万事OKだったんだろうが 夏先生の「モーニング娘。はテレビのエンターテインメントで一番」という セリフも虚しく響く消費のされ方だった。 どうも、「モー。たい」以降の日本テレビは モーニング娘。を活かす番組作りがないね。 制作の際の時間的制約がさほど言い訳にできないのは、 制約があっても幾多の名作を生み出したフジテレビの存在で証明されているし、 無闇にテレビ露出が多いことが即、モーニング娘。にとって 決して財産にならないことだけは確かだろう。 それにしてもモーニング娘。っていうのは 「〜してもらいます」という通告から始まる挑戦系・試練系の企画が よく似会う。これは「ASAYAN」の手売り5万枚の時からのお決まりパターンかもね。
明日は早いのに随分と力作になってしまった。 速攻で寝よう。
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