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2003年01月27日(月)
バンダイは1990年代に日本だけでなく、海外でも爆発的大ヒットした 「たまごっち」の21世紀版を2004年に発売するという。 あっという間に世間に広がり、そして、 あっという間にブームが去った「たまごっち」…。 自分も育てた記憶がある。 しかしブームが去ったのに気づくのが遅れ、バンダイは次から次へと新作を 出したが、結局、1999年3月期に「たまごっち」の過剰在庫を処分するため 約60億円の特別損失を計上したことなどから、 163億円の創業以来最大の当期赤字に転落した反省を忘れていないのか?
ブームはすでに終わったが、バンダイのオリジナルキャラクターであることから 「眠らせておくのはもったいない」と社内でプロジェクトチームが結成され、 再登場に至ったというが、柳の下に二匹目のどじょうを求めるのは早すぎでは? 確かに昔のものがリバイバルとしてブームになってはいるが、 それは昭和の時代のものであり、1990年代にヒットしたからといって、 リバイバルブームにのるのは無理な話ではないだろうか。 具体的内容は、まだ社外秘らしいが、よほど目新しく、 人をひきつけるような機能がなければ、再び多くの在庫を抱えることになるだろう。
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