Web Masterの日記



K‐1

2002年12月07日(土)

雨の土曜、店は超ヒマ。
19時くらいにいきなり男4人組が来店。
なんと、その4人の中に伊藤君がいた。
聞けば、近くで忘年会をやっていたらしい。
すでにほろ酔い気分だったが、焼酎をボトルで注文し、
大きな声で楽しんでいた。
聞き耳を立て会話を聞いてみたら、なんか伊藤君にはホモ疑惑があるらしい…。
詳しいことはよく分からなかったが。(^_^;)

帰宅して、いつもならインターネットでニュースページを見るのだが、
それは今日はしなかった。
なぜならK-1グランプリがあったので結果を先に知りたくなかった。
早速、録画していたビデオを再生し、全試合、早送りなしで観た。
今回の注目はやはりボブサップ!
最初はただの野獣系な、でくの坊かと思っていたが、
プライド、プロレス、そしてK-1と様々な舞台で大活躍。
おまけにバラエティ番組でも大活躍。
その人間性に惹かれてしまった。
だが相手はスリータイムチャンピオンのホースト。
セームシュルトの負傷欠場にリザーブだったホーストが因縁対決の場に
再び戻ってきたことは、運が味方している気がしていた。
試合は前回の対戦のときのような感じもしたが、
さすがホースト、頭部もローキックも効かない相手に
レバーブローを的確にヒットさせ、初めてサップがダウン。苦悶の表情だった。
あと1発ボディーに入ったら試合が終わると思っていたが、
サップの大振りなパンチがホーストを捉え、宙に浮くほどの凄まじい威力。
ホーストもダウンし、お互い消耗戦。
最後の力を振り絞ったサップが呼吸も忘れて猛ラッシュ。
コーナーに追い詰められたホーストはゴングまで耐えていたのか、
それとも意識が飛んでいたのか、何もできない状況で
スタンディングダウンをとられ、試合終了。
サップがリベンジを試みたホーストを返り討ちにしたが、
試合後のサップの顔は、とても勝者の顔ではなかった。
立っているのがやっと。リングを降りるのもセコンドの肩を借りなくては
まともに歩くこともできない状態だった。
次の準決勝、レイセフォー戦には出れないのではと思っていたが、
やはりダメージは大きく、まして右拳骨折。
サップのグランプリはあっけなく終わってしまった。
しかしいまだK-1無敗。
さらにサップの代わりに準決勝に上がったホーストが4度目の優勝に輝いたから
サップの評価がまた上がったことだろう。
まだ力任せの試合しかできないが、これからスタミナ配分や試合運び、蹴り技、
コンビネーションなどを覚えたら、とんでもなく強い化物になりそうだ。
まだ28歳と若く、頭もかなりいいし、サップの時代がくるかもしれない。
力任せだけでホーストを2度もKOした実績は本物だし。

しかし準決勝からのホーストは、やっぱり巧かった。
レイセフォー戦もセフォーのローキックをカットする際に
何気なく膝を当ててるところや、決勝のバンナ相手にも
相手の弱っている箇所を的確に捉える緻密かつ冷静な試合運びはさすが。
サップ戦はリベンジとかKOするとかホーストらしくない試合展開だったので
不覚を取ったのかもしれないが、ホーストらしく3ラウンド全てを使った試合を
やれば、今はまだ誰もかなわないのではないだろうか。

武蔵もバンナを相手に予想以上に健闘したが、タオル投入はかわいそうだった。
最後までやらせてあげればよかったのに。
今回はサップのおかげで、まったく話題にならなかったバンナだが
準決勝のマークハント戦を見たら、まだまだチャンピオンの器ではないって感じ。
終了間際に余計なダウンも喫するし、詰めが甘すぎ。

全体的に見れば、いい試合が多かった今回のグランプリだが、
ここにミルコクロコップが出ていたら、
もっと楽しめるグランプリになったんだけどな。
ケガじゃ仕方ない。でも大晦日の猪木祭には出て藤田とやるみたいだ。
そういえばベルナルドって影薄くなったな。もうダメなのかな。

明日はやっと休み、でも朝からSリーグ役員会議があるんだよな(+。+)

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