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2002年08月22日(木)
昨日に続き、今日も自宅待機中。 改装工事のためにほとんどやることがなく、ヒマを持て余し気味。(>.<) と言う事で、昨日の続きでも書いてみよう。
今回のモーニング娘。地殻変動は少なからず彼女たち本人にも 隠し切れない動揺を与えているのは確かだ。 そんな中、8月1日放送ニッポン放送「矢口真里のallnightnipponSUPER!」にて 矢口がこんなコメントを発した。 「つんく♂さんを責めないでくださいね。 つんく♂さんが悪いわけじゃありませんからね、みなさん」 今回の件を報告中、何回も泣きそうになりながら健気にDJを続け、 番組最後にポジティヴな姿勢を自ら確認する中での発言だそうだ。
実際に自分は聴いていなかったが、ファンの関心は、 余りに衝撃的な大本営発表を受けて、渦中のモーニング娘。自体が どのようなリアクションをするかにあり、 ましてやモーニング娘。きっての本音MC矢口が どのようなコメントをするかに集約されていた注目の生ラジオだった。 結果、時折、明らかに涙をこらえながらも、 必死に前向きにとらえようと健気なDJをする矢口が 多くのリスナーの感情を動かす切ない放送になっていたそうだ。 矢口の口ぶりでは、今回の決定が彼女たちに伝えられたのは、ごく最近のようで まだ本人たちも整理がついていない様子は想像に難くない。
しかし泣きそうになってる矢口だけではないのだろうな。 聴いているファンを案じた今後へのポジティブな姿勢を示す発言の中にも、 自分の本音をチラリとまぶす、さすがモーニング娘。きっての ファンタジスタ矢口の面目躍如の放送だったらしい。 自らのタンポポ卒業に関して、意外と飯田並みの執着を吐露したあげく、 随所で「納得できるわけない」空気を漂わせて、 攻撃的センス冴えまくりで共感を得たようだ。 矢口は常に本音だし、無難に済まさないで本音で勝負する姿勢が好印象だ。 さすがは中澤裕子の愛弟子。そして矢口のキラーパスが炸裂したのが、 何かと聴き所の多かった放送も終わる頃の冒頭の発言だった。
「つんく♂さんを責めないでくださいね。 つんく♂さんが悪いわけじゃありませんからね、みなさん」
この今回の騒動を象徴するかのような矢口のつんく♂フォロー発言。 少々冷静なファンならば、つんく♂の意志一つで物事が動くわけでもなく、 彼が絶対権力者でないどころか、UFAの代弁者として 矢面に立ちやすく悪役になりやすい辛い立場にいることは 明白な事は承知しているのだが、表面的には全てつんく♂一人が取り仕切って、 人によっては血も涙も無いとも感じてるかもしれない今回の大粛清、 いや大変革の責を追うべきだと考える傾向もあるのは否めないだろう。 おそらく、つんく♂を責めるクレームが事務所や番組へのFAXに殺到したとか、 陰口が業界で充満してるとか、様々な裏事情もあるのかもしれないが、 ある意味、大変革の被害者側のモーニング娘。メンバーから、 このような思いやり溢れるセリフが出たことには感動。 と同時に「つんく♂が悪くなければ、誰が悪いんだ?」という疑問をも ファンに啓蒙する意味もあるこの発言…。深いな、あまりにも…。
考えるに、これは台本とかでは一切なく、矢口の本音だと思える。 きっと苦悩するつんく♂を見てるのかも。 つんく♂とモーニング娘。の間に絆と信頼さえあれば、 いろいろな障害があっても大丈夫だと思わせてくれる。 そして、おそらく自分も困惑してる中、 このようにピンポイントで気を使える矢口のセンス。 それが、たとえ営業であってもいい。今回の混乱の中で、最も救われた発言かも。 事務所的には苦虫かもしれないけどね。 もともと気骨のある子だと思っていたけど、もの凄くロックしている矢口、いいね。 しかしストレスが溜まりすぎたのか、 体調不良のために夏のコンサート中に2度もステージで倒れてしまったそうだ。 真夏の野外で1日2回公園は狂喜じみてるとしか言いようがない。 矢口以外の娘も、いつ倒れてもおかしくないような殺人的スケジュール、 本当にジャパユキさんなみの、こき使われ方には疑問符だ。
ファンのみならずモーニング娘。メンバーたちもショックを隠しきれない様子の 今回の大変革。 もうそろそろ落ち着こうかと思っても、やはり未だ衝撃的だし 「Doit!Now」がいよいよ切なすぎる。
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