Web Masterの日記
「リリー」の件で書くことができなかったが、今年もモーニング娘。がチャリティーパーソナリティーを務めた24時間テレビを長い時間、観てしまった。まぁ「モーニング娘。が出なければ、まず見ることはない」でお馴染みの日本テレビ「24時間テレビ」だけどね…。しかし、よくよく考えれば「ザ☆ピース」で確立され、現在までのモーニング娘。の核を担ってきたといっていい「黄金の9人」がモーニング娘。として揃う最後の大型露出の機会が今回の「24時間テレビ」では…。 そう思うと、不思議と視聴意欲の湧いてくる飛んで火にいる夏のヲタ状態だった。今年も企画が盛り沢山。特に13人体制となったので、見所はかなりあった。さらにツッコミどころもかなりあった。(^_^;)飯田、辻、紺野が頑張った「熊本13人大家族」は、はっきり言って以前、「モーたい」でやった企画とまるっきり同じ。何も新鮮味がなかったが、なっちが頑張ったレット症の女の子ななちゃんとの交流では不覚ながら感動してしまった。全く話せないし、表情すら表現できないレット症のななちゃんの「ありがとう」のシーンは、本当に奇跡を見たと思った。テレビ関係者の中には「良いシーンが録れた」ぐらいに思う人がいるかもしれないが、一年世話してもめったに見れないような表情や結果(発語)がななちゃんのシーンの中にいくつもあったのは確か。なっちにはこういう、人から何かを引き出す才能があるんじゃないのか?急に言葉がしゃべれる、顔に表情があらわれる、自発的な動きがぎくしゃくから次第になめらかになる等の、ちょっとありえないぐらいのことがなっちがいた短時間の間に起こった。番組としてはひどくあっさりと進行していたが、感動を呼んだ。なっちの表現や表情は手話的である。手話は「手で話す」と書くが実際は体全体を使うし、手というよりもむしろ「顔で話す」ことが多い。手で単語や場所、時間のサインを送りながら顔の表情や口の動きをともなって初めて表現が伝わる。はっきりうなずき、はっきり口を動かし、はっきり笑う。少しおおげさかも?ステレオタイプかも?と思うぐらいに、きちっきちっと表現の触れ幅があった方が視覚的に意味が伝わりやすい。彼女自身、小学校時代に手話クラブにいたというが、その素養が、彼女の表現スタイルのベースになっているのではないか?ハロモニやMUSIXやASAYANなどで知るなっちというのは、喜怒哀楽、良い悪い、好き嫌いなどの表情のはっきりした、見ようによっては「うんざり」するぐらいにそれが伝わる。安倍なつみに対するファンの好悪というのは、ほとんど彼女のこの普段の表現を受け入れられるかどうかにかかっているのだろう。正直、普段のフリートークでのなっちは近所のおばさん的ででしゃばり、調子に乗りすぎのところがあり、嫌いな部類である。しかし、今回のような福祉関係に携わるなっちの姿は、本当にピュアで真剣に真正面から接している、決して仕事だからという面がなく、非常に好感が持てたし、なっちの天職なのでは?さえも思えた。1日も早く芸能界を辞め、福祉関係の道へ行けばいいのに…。石川主演、加護、矢口の出た24時間テレビスペシャルドラマ「父さんの夏祭り」石川の演技は予想していたより違和感を感じなかった。だけど世間はハロモニ劇場を長いこと鑑賞してきたので、石川特有の表現に慣れてしまっているからかもしれない。(^_^;)だが表情はなかなか良かった。嬉しい、楽しい、悲しい、困った等々、すべての表情の演技は良かったね。だが電話で話す演技は以前の棒読み石川が炸裂していた。(@_@)やっぱりミュージカルなどで相手がいる演技は上達したが、1人で行なう演技に関しては、あの声が邪魔をしてしまうのかも。それにしても石川のセーラー服姿は、セーラームーンを彷彿させた。(^^ゞ加護は今回、ナレーションと「泣きの演技」に新たに挑戦し、着実に成長しているようだ。少なくとも、あの泣きの表情は良かった。ナレーションは、えらい淡々としていたけど、この作品の演出意図に合っていたかもしれない。子供の頃の淡い記憶を思い出すような感じにしたのかも。加護は全編抑えた雰囲気だったのが面白かった。石川の訳分からない、ふわふわしたプリティな感じと対照的だったし。一番驚いたのは、日曜の朝にテレビをつけたら小川と新垣が富士山にいたことだ。前日にもビックリすることに挑戦すると言って、何をやるのかは内緒だったが、まさか富士登山だったとは…。しかし、観ようによっては現場(武道館)にいなくても影響がないメンバーだから、都落ちさせられたと思ってしまう。実際、彼女たちがいなくても番組はスムーズに進行したし…。だが基本的に小川と新垣の富士登山は無謀だったんじゃないか。他のメンバーは一応練習しているのだが、彼女らは練習することも無く、何の準備もせず、有無も言わせず登山班に割り当てられてしまったようだ。連日の灼熱のコンサートで矢口が2度も倒れたのと同じで、自分から嫌だとは言えない雰囲気に追い込まれているのに、自主性に委ねているように取り繕っている。今回の事に限らず、ここ最近の小川を見ていると、その不器用さと頑なさが痛々しい。そこら辺は、なっちの5期メンバーへの手紙にも表されていたが…。結局、小川は途中で高山病にかかり、みんなの足を引っ張ってしまったし。まぁ台風で天候悪化のために9合目で断念し下山したのも小川と新垣の、これからの未来を見てしまった感じすらある。下山後、急いで武道館へ向かったのだろうが、保田と高橋が頑張った「車椅子少女たちの夢!モーニング娘。と踊りたい」には間に合わず、歌うことができなかったが、2名がいなくても、まったく違和感もなかったし、むしろスッキリしていた。(^_^;)松浦亜弥のカンボジア体験記や22年前のボイコットしたモスクワ五輪女子バレーボールチームの幻の金メダルを賭けてはリリーの件で観ることができなかったが、横山樹里の変わり果てた姿には衝撃を覚えた。でも久しぶりに江上を見たな〜。西村知美の24時間100キロマラソンも感動的だったが、それより彼女の全身がファイテンだらけなのに目がいった。足にはファイテンのチタンテープやサポーター、手首にはチタンのリストバンド。首からはもちろんチタンネックレス。時計のバンドまでファイテンの文字が見えた。そういえばモスクワ五輪女子バレーボールチームのおばさんたちもチタンネックレスをかけている人が多かった。やっぱり効くんだな〜と改めて思った。24時間テレビの協賛企業なのかと思って一覧を見たが、その中には入っていなかった。と言うことは、タレント自らが愛用しているのか。恐るべしファイテン…。西村知美が苦悶に満ちた表情でゴールに向かいラストスパート、そして倒れこむようにゴールしたシーンは昨年の妖怪(研ナオコ)に比べテレビ映えし美しかった。やっぱり昨年の放送コードギリギリの不気味な顔に比べると視聴率も良かったみたいだ。それにしても西村知美は走りながらも常に周りの声援に応えたり、手を振ったり、逆に雨中で声援にきた人に対し「風邪ひかないでね」と心配してあげたり、「いい人」全開で好感が持てた。きっと、いつまで経っても気配りな人なんだな。元CHA-CHAの旦那、西尾拓美が途中まで迎えに行き、ひっそりと背後霊のように伴走していたのには笑えたが。なんか随分と長く書いてしまった。(^^ゞ今年も十分に楽しませてもらったな。それにしてもモーニング娘。って「24時間テレビ」的博愛友愛平和イズムの完璧な体現キャラクターかもしれないな。かなりイメージがフィットしていたと思う。当分、他のタレントで、このありがたい?座を脅かしそうなのはいないのでは。来年もやるんじゃないのか?(^_^;)今やサライに続く24時間テレビのイメージソング「でっかい宇宙に愛がある」もあるしね。明日は自宅待機になったので、かなり夜更かししてしまった。今朝は早起きだったので非常に眠い。少し痩せたと思っていたが、やっぱり吉澤はブヒっていた。(^_^;)