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2002年05月23日(木)
巨人対阪神の首位攻防3連戦、今日は阪神が意地を見せ、結局2勝1敗だった。 ここで阪神が3連敗をしたらズルズルといってしまう事が予想されただけに、 巨人ファンではあるが、プロ野球のことを考えれば良かったのかも。 今、巷はW杯一色なのでプロ野球は旗色が悪い。 そのW杯開催のため、今年のプロ野球の日程はかなり変則であリ、 6月の試合数は各チームとも極端に少なくなる。 6月だというのに連休は勿論、チームによっては3連休すらある日程となっている。 巨人の試合は6月はナント16試合しかなく、連戦は3連戦が最長だ。 6月は梅雨時だけにドーム以外の球場だと、雨天中止も考えられる。 そうなると、さらに飛び飛びの試合日程となってくる。
また前半戦が7月10日で終了することも変則である。 オールスターが7月12日と13日に組まれている。 11日にはフレッシュオールスターがあるから、 前半戦が例年より10日から2週間ほど早く終了することになる。 この早い時期の球宴開催と6月の試合数減から、 前半戦は中日の場合、仮に全試合を消化しても74試合、 ダイエーに至っては70試合しか消化できないのである。 これは昨年に比べ、中日17試合、ダイエー19試合も少ない。 これによってオールスター戦の区切りが、文字通りペナントレースの中間点。 いや雨天中止もあれば、まだ中間点に達していないチームも多いだろう。 必然的に勝負のヤマ場は8月から9月へ持ち込まれ、 例年にない熱い夏になるだろう事を暗示している。 これは出遅れたチームにも挽回できる充分な試合数があるということになる。 よって前半戦の戦績でペナントレースを占うことは出来ないだろう。 W杯によって変則となった今年の日程は、異変を呼ぶ日程と言っても過言ではない。
春先は阪神が走ったこと自体が異変であったが、 ここにきてセリーグは巨人、パリーグは西武と、本命が首位を守っている。 しかし日程から見ると夏場に再び異変が起こっても不思議はないだろう。 W杯が終わった後はプロ野球が熱くなる…と予想した。 まぁ最後は結局、巨人の優勝だろうけどね。(^^)v 横浜もロッテも絶対に諦めないで頑張ってもらいたい。
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