Web Masterの日記



首相公選制

2002年05月03日(金)

ゴールデンウィーク後半が始まった。
明日は出かけるが、他は特に予定がない。
疲れを癒し、のんびりと過ごしたい気分。

昨日、小泉政権について書いたが、今日の新聞に気になる記事が出ていたので続き。
首相の私的諮問機関が首相公選制に関して大統領型の案を示したが、
与野党はどちらも慎重論を唱えた。
戦後の保守政治の政局は政治論争というよりも、
派閥の勢力争いに終始してきた感がある。
自民党のように同じ政党でも多くの派閥で政策が一致していない。
また社民党も左派と右派で別れていたり。
それが元で派閥の領袖たちは派閥の維持や拡大のために資金集めに奔走。
議院内閣制の元で首班になるには国会議員の多数を押さえることが
絶対条件だからだ。
これで政治には金がかかるに拍車がかかった。
こんな制度で我々のトップが決まることには納得がいかない。

最近の首相の在任期間は短すぎる。
2年と持たずに交代するケースが続いている。
クリントン政権2期8年の間に日本の首相は7人も入れ替わった。
なんて恥ずかしいことなんだ。
これでは腰を据えた政治は期待できない。
国民が首相を直接選ぶことができるようになれば、
政治への関心も高まるだろうし、選ばれた方も必死で働いてくれるだろう。
首相公選制は大賛成なのだが、それによって多くを失う政治家がいるため
思うように決まることはないだろうな。
密室での首相選考はこりごりだ。
政策本位で自分達の国の首相を選びたい。

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