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日曜日の向こう側【特撮】 - 2006年10月16日(月)

 向こう側の世界といえば特撮。

 アチラにリヤルを求めてはいないので、特撮(平成ライダー限定)の胡散臭いペラペラな世界をこよなく愛でているのだけど、今年の日曜朝8時に4年ぶりに番組公認ホ○が登場した。(言い切るな)
 そこはかとないホ○ではない。
 もはや公認の域。(言い切るなって)

 やさぐれ矢車と、ライダー史上最高値を誇る卑屈男☆影山の兄弟の契りは、ホンモノ臭が漂いすぎ。面白すぎる。
(仮面ライダー)カブトの展開の破天荒さには、もはや語る言葉を持たないのだけど、ホッパー兄弟の行く末だけが気掛かり。

 影山の変貌ぶりには何度も驚かされてきたけれど、今まで呼び捨てだったくせに、いきなり兄貴ってなんだよ。
 あんなに蔑んできた矢車をラブ目線で「兄貴……!」と呼ぶ彼は何かを知ってしまったな、と。
 超えてはいけない一線を超えてしまったな、と。
地獄で傷を嘗めあい愛を育んでしまったのか……!と矢車&影山から目が離せない。


 思えば4年前、吾郎ちゃんと北岡先生(C)龍騎)の公認っぷりにショー劇を受けてライダーに堕ちた(遠い目)
悲しい結末が待っているに違いない彼らに。
その真実の愛に(……真実って)涙しつつ最終回を迎えたのだけど、このホッパー兄弟の結末にもシアワセが待っているとは思えない。
思えないけれど、生温い笑みのままで終わりそう。

あ。波瀾の人生を送る貧ぼっちゃま神代君(の中の人)の、メーターを振り切った演技も見所かも。
神代君もある意味、何かを超えた。





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