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チンピラ王子&未来青年ツヨシ - 2003年09月09日(火)

 『永遠のBLOODS』『心に夢を君には愛を』『薄荷キャンディ』とPV3部作を一気に続けて観賞すると。
 立派なお宅に生まれた真面目そうな光一ぼっちゃんが、いかにチンピラ化していくかがよく分かる。←おいっ

 昭和45年では、未来青年ツヨシとキャッチボールに興じたり、彼から貰ったブレスレットを速攻で手首に巻いてみたり。←嬉しいのかそんなに嬉しいのか
現代人がなくした素朴さ溢れる光一青年と、自分の生き方に悩む未来青年ツヨシとの間にほのかに芽生えた友情物語…。
ってな感じだったのに。

 『心に夢を君には愛を』のPVになると。
まず未来青年ツヨシが外国のベイベ−から東次へとすっかり面変わり。……変わりすぎっす剛さん。
過去からやって来た光一青年はというと、いくら暴力団の盗んだ金とはいえ、いきなり窃盗までするワル。平成生まれの車の運転も彼はなぜか完璧。
一体いつから現代に来てるんだよ光一ぼっちゃん。

 『薄荷キャンディ』に至っては、もっと話が急展開。
過去のママにいきなり会いに行ける未来青年ツヨシは、いつの間にかタイムトラベルの技を取得。鏡さえあれば過去に飛べるのかもしれない。いや、まさか。
 そうして、ラストシーンで二人並んで歩く姿に、光一ぼっちゃんのチンピラ度はマックス。
昭和45年の儚げな青年の面影はどこへ?
なんですかその肩で風切るチンピラ歩きは。威嚇ですか王子。
実はチンピラ予備軍だった未来青年ツヨシの方が可愛らしく見えるのは何故なの?
 チンピラ、いえ光一青年の肩にそっと手を置いて「お前の住んでた家みにいこうか〜」と促すツヨシ。かなりダルそうに無言で頷くチンピラ、いえ光一青年。

 昭和のノスタルジ−溢れる映像美だったPVが、なぜVシネにーーーっ!?
このドラマは最初から連作にする気があったのだろうか。
『永遠のBLOODS』で充分に完結しているような気がしてならない。



とは言え、Vシネ化より何よりもっとも恐ろしいのは。




………30年後の光一オジサン。


笑いナシには見れない。




(ハリウッド並の特殊メイクにしてくれとは言わないけれど、このメイクはちょっと………)






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