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:::2008年02月16日(土)
:::切ってゆく作業




昨日は昼から夜の割と深い時間まで、大学時代の友達たちとごはん、歓談、飲みコース。
これからは、少なくとも今までのようには会えないのだろうな、と思うと名残惜しいけれども、結局はいつものようなノリで楽しく過ごして帰ってきました。
社会人になって、学生のノリで集まれる友人は何人かいるものの、本当の学生の頃から変わらず付き合える友達はこれからは決して増えることがないので、そんな彼女らと離れることはなんだか心許ないです。
特にそれぞれが同じ年頃の女子としてしっかりと生きているなあというのをとても感じて、空中ブランコ状態の自分を省みながら小石を蹴りたい気分でした。


そんな昨日から一変、今日はまた部屋の片付けを、ほうじ茶と揚げせんべいを褒美にがんばりました。頑張ったといっても、頑張れば頑張るだけ部屋の足の踏み場がなくなって行くのはなぜでしょう。段取りとか要領という言葉とは縁遠い自分を実感。
押入れの奥の方から出てきた、以前かなり強引に同情させられて1クールだけ新聞を取った際にもらった洗濯石鹸の山に遭遇。てっきり聴かなくなったCDを保管している場所だと思っていたので、部屋のリストラ探索はしていなかった場所。これはどうしようか思案中。


洗剤の近くから出てきた、書きこんでしまったために売ろうにも売れない本をつい、読み耽ってしまいました。
読み耽るといっても小説ではなくて図がいっぱいの歴史を勉強しようの本や、やや学術図書寄りの本なので「やめられないとまらない」状態にはならなかったのですが、その本を買い求めた当時に箱庭を作って、そのなかで小説っぽいものを書き散らしていた頃のことがなつかしくなって、2,3篇手元のメモ帳に書き付けていました。


こちらにいる時には、精神もしくは肉体が忙しかったりして、なんだか放置されて曇りまくったガラスみたいな気持ちの悪い文章しか書けないことに辟易してしばらく書いていなかったのですが、気持ち悪かろうが書いた方が良かったのかもしれないと思いました。気持ち的になんとなく昇華出来るものがある気がする。巧拙を気にせず、これからはさらさらっと書いて溜め込まずに済むものは溜め込まないようにしよう、と思います。


本といえば、森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」が気になります。気になっていたところに角川サイトの試し読みを読んで、好きな感じの匂いがぷんぷんだったので、引越しが終わったら買おうと思います。装丁もアジカンのジャケットの人とのことで、いい感じ。
最近引越しを決めてからというもの、本を売ることはあっても買うことはなかったので、日本語能力が退化していたらどうしようとちょっぴり不安。活字から離れることはできないので、好きな小説等の二次創作をしているサイトやオンノベサイトなどで活字を補給しているのですが、やっぱり紙をめくって本が読みたいです。


というかその前に荷物をなんとかしなければ本当にまずい。なのに私って本当にどうしようもない。
世の引越しを間近に控えた人たちはどう、キッチリこの引っ越し作業のもろもろを乗り越えているんだろう。寄り道して本を読んだりとかはないんだろうなあ。
そのかわりに、今日は水道やら電気やら、最大のライフラインであるネットの手続きをしました。なんだかこれで本当に終わり、という感じになるのが物悲しくて延ばし延ばしにしていた各手続きですが、恙無く終了。
あとは転出届と郵便の転送の手続きで終わりです。うわあ、終わり。


昨日友達と会っている時に散々に帰りたくないを連呼していた私ですが、もどっていらっしゃいよと言ってもらって、そうかそこを目指すのもありかなと思いました。
いまの状態では帰らざるを得ないけれど、そうじゃない状況になればまた戻ってくる事だって不可能ではないのよね、と。先を考えなければ100万くらい貯めたら戻れる。
その先、の部分をなんとかできるような方策も考えてみようと思います。いましている副業を頑張って、さらにまた副業を増やして、という感じ?なんだか社会の枠組みからどんどん規格外になって行く予感ですが、それもなしではないんだと。そんな宙ぶらりんの26歳、5月で27歳の私です。恥ずかしい!


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