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:::2008年02月18日(月)
:::ほんとうのさいご




金曜日に大学の時の友達で集まって、最後のお別れをして悲しんでいたけれど、神様のプレゼント。本当なら金曜日にお別れだったはずのみずさんからうれしいお誘いがあって、文楽を観てきました。義経千本桜です。
話に聞いていた某春の殿方とも少しだけお会いできて、しっかり幸せぶりを確認できました。いい感じ、いい感じ。応援してます。


私は友達が多いほうではないけれど、その代わりずっと付き合っていきたい友達ばかりなので、その友達の多くがいるこちらを離れるのが本当に悲しくて、ここのところ夜眠るために明かりや音楽を消すと眠れなくて、情けないけど泣いてしまったりすることがあります。泣くのはなんか女々しくて嫌だけど、体が小さい分抱えられる感情の容量が少ないのでこぼれてくるのだ。そうに違いないので一人の時だけ自分に許します。
親しい人たちと別れるのだから悲しいのは当たり前だけど、それが自分の不甲斐なさの結果なのだと思うと情けない。これまで一生懸命やってきたつもりだけど、もう少し違う結果につながるようにすることもできたんだろうか、とか、そんなことを思います。
いつでも未来は白紙だから、きっと何をやってもそんな風な類の不安とか後悔は尽きることはないのだろう。だから極力悩まないでいられるように、これまで同様一生懸命でいるしかない。分かっているけど切ないです。


明日はこちらに住んでいる、ちょうど私の10歳年上、だけどもしかしたら私より若いハートの持ち主かも知れないおばとのお別れデートで銀座に行きます。
おばが転勤でこちらに越してきてから数年、2ヶ月に1回くらいのペースで遊びに行ったり家にお邪魔したり、それまで年1回のお墓参りの際にのみ会っていたときから考えると随分会っていることにびっくりします。今回帰ることについても、取り留めのない私の相談に付き合ってもらって本当に感謝。私にとってお姉さんみたいな存在です。実際お姉ちゃんって呼んでいます。
私が実家に戻ったらまた以前のペースか、それ以下しか会うことができなくなるので寂しいです。
おばは東北、とりわけ故郷の岩手を愛しているので、向こうに戻って落ち着いたら感謝の気持ちを込めて、尋常じゃない量の南部せんべい(知る限り一番おいしいあのお店の!)を贈ろうと思います。


今日はお別れの日だったので、ちょっと悲しくなってしまいましたが、ずっと悲しいままではいいことはやってこないし、前に進むことができないような気がするので、できるだけ早く向く方向を前にシフトしなければ。笑う門には福来る、の精神で。
中途半端に残っているカルーアリキュールを消化して、ふんわり気分で寝ようと思います。


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