夕べのお話
歯がなくなってできてしまった穴ぼこ。
何かを食べる度に食べかすがつまったような気がして気持ち悪い。
でも穴ぼこの中を歯ブラシでシャカシャカするのは痛そうだから とりあえずクチュクチュゆすいでみることにした。
クチュクチュする前に鏡で確認。
穴ぼこの奥に白い歯の根元が見えている。
歯医者さん曰く
「 さし歯の芯が長年の衝撃に耐えられなくなって折れたんでしょう。 よくあることです。
奥にまだ歯の根元が残ってるんで。検査してみて根元が割れていないようであれば
そこにまたさし歯を立てましょう。
でもねぇ。 歯茎が腫れてるってことは歯の割れたところから菌が入ったって可能性が 大きいんですよ。 ですから、もし歯の根元が割れているようであれば・・・ 仕方ないですね、麻酔を打って 抜歯しましょう。
それからブリッジを立ててさし歯です 」
なるほどね・・・・
白い歯の根元を確認してから、2度3度とやや強めに口をゆすいだ。
そして食べかすはもうついてないかと ( 最初からついてなかったんだけど ) もう一度鏡でチェック
あれ? さっきは綺麗なピンクの歯茎の中に白い歯が覗いてたのに・・・・
今は・・・ どす黒く血の色に染まってるし・・・
慌てて旦那のもとに走り懐中電灯で照らして見てもらう。
旦那 「 うわぁ! なんじゃこりゃ! おまえ・・・ すっすごいことになってるぞ! 」
まあこ 「 えっ? なに? どうなってるん? 」
旦那 「 あっちゃあ・・・ こりゃ大変やわ・・・ 」
まあこ 「 だからどないなってんのよ! 」
旦那 「 ・・・・・・ 」
まあこ 「 ・・・・・・ 」
なんやねんこの沈黙は (- -;)
旦那 「 あのな。 ごっつい大きい穴がぼっこぉっ! て開いてんねん。 歯は・・・ ない! 」
まあこ 「 えっ? 歯ぁ、さっきまであったよ。 どこ行ったん? 」
旦那 「 口ゆすいだときに カラン! 言うて落ちひんかったか? 」
まあこ 「 なんも音せえへんかった・・・ 」
旦那 「 またか・・・ 」
まあこ 「 またみたいやね・・・ 」
でもね。 歯が勝手に抜け落ちたってことは。 もう麻酔も抜歯もする必要がなくなったってことやん!
むっちゃっラッキー♪
ってことで、もう一度自分でよく観察してみる。 今度は懐中電灯で照らしながら。
あれ? あるやん・・・ 歯ぁ・・・ 半分だけ・・・
ってことは? 割れてた歯の半分が抜け落ちて、半分はまだ歯茎にくっついてる?
それって・・・
歯が抜け落ちてできた穴から菌が入る可能性はあるわ。
残ってる歯は結局麻酔して抜歯しなあかんわで・・・
だめじゃん (- -;) ( なんで関東弁やねん
考えても仕方がないので歯磨きを始めた。 シャカシャカ♪ 磨いて、クチュクチュ♪ ゆすいで
そいでもって気になるもんやから、また鏡を覗き込む。
あれえ? ないやん! さっきあった半分の歯もなくなってるやん!
「 なぁなぁ! も一回見てみて! 今度こそ全部抜けてるやんなぁ! 」
旦那 「 どうでもええけど。 今度こそは歯が落ちたん確認してんやろなぁ」
まあこ 「 えっ? ・・・・・・」
結局全て抜け落ちてしまった歯。 これで抜歯はまぬがれた?
でもね・・・ なんかさぁ。 歯の枠みたいなのが残ってるみたいやねんけどぉ・・・
これはいったいなに? (ー'`ー;)
|