なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
| 2005年07月31日(日) |
Bank Holiday Special連続更新(その4) |
ある日の朝。寝ぼけたままお茶を入れに階下のキッチンへ行き、電気式のポットの電源を入れた。
…つかない。
原因を追求するのも面倒だったのでそのまま放置。その後のひでかすの報告で、台所のコンセントのブレーカーが落ちていたことが判明。それから数日後、どうやら洗濯機に問題があることが判明。洗濯機はまともに動いているのにヒューズが落ちるというのは果たして漏電だったりするのだろうか。
で、この事実が判明する前に、うちの別の同居人、君の瞳は星だらけのフランス人Fabian(仮名)は人智を超越したアホタレであることが判明した。つまり、このアホ男、洗濯機を使うたびにブレーカーが落ちるので、自分の洗濯をするためにブレーカーをセロテープで止めて落ちないようにしたのだ。
…まじで火事になるよ。
というわけで、このアホタレは当然、ひでかすと私から怒られたわけですが、ともあれ、火事になる前に大家に電話です。それが、先週の月曜日のこと。
大家:「じゃあ、今晩行くね」
…大家が来たのは金曜日のことでした。ま、月曜日の約束が金曜日になったくらいアイルランドじゃ驚くには値しませんが。
私:「洗濯機もそうだけど、ボイラーの調子も悪いんだけど」
そう。ボイラー。Snigel家は、この原油価格暴騰の折、こともあろうにオイルヒーティングを使ってます。シャワーのお湯や暖房は石油。ボイラーの調子もいまいち良くない雰囲気なので、それもついでに直してもらおうという魂胆。
大家は友人を連れてきて、洗濯機を修理。で、ついでにボイラーも修理。この友人、自称「プロ」らしいのだが、ひでかすの私に言ったひとことは説得力があった。
「プロなら、テスターくらいもって来そうなのに持ってきてない。ありゃプロじゃないよ」
大家は「これで大丈夫。また何かあったら電話してねー」と、満足げに「わしは世界一の大家」といわんばかりに帰っていった。
で、洗濯機をまわしてみた。
数分後ブレーカーが落ちた。しかも「ボムッ」というすさまじい音がブレーカーから聞こえてきた。
で、翌朝、タイマーで給湯のスイッチが入った。
その瞬間にブレーカーが落ちた。で、それに反応して、家のセキュリティーアラームが近所中に鳴り響いた。ちなみにこれ、修理に来たのが金曜日だったので、土曜の朝6時15分のこと。ご近所さん起こしちゃってごめんよー。ひでかすはぶちキレていたが、私は気づかずに寝ていたという事実はこの際封印しとこう。
…おーい、大家さーん、あんた、状況を改善するどころか悪くしてるでしょ?これって嫌がらせですか?
で、今日(実は今日は月曜日です)大家が再びやって来た。別の友人とともに。
大家:「ボイラーは部品を替えなきゃ駄目だから、木曜日になるね。洗濯機は間違いなく直ったから」
…たぶん、そう一筋縄ではいかないと思います。ゆえに、この話、続く。
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