なべて世はこともなし
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2002年01月09日(水) Mausiは食べた。「ゲテモノ」料理

何だかんだで、11月にMausiと行った日本のことについて全然書いてません。写真が用意できていなかったということも確かにあるのですが、それ以上に、あまりネタとしては…どうかな…という思いがあったのです。小学生の夏休みの作文のように、「Mausiちゃんとお台場に行きました。レインボーブリッジがとても大きかったです」てなことは書けても、なにか超越したことが起こったかというと、…なかなかそうもいかず。


私が素朴に驚いたことは、彼女が日本をいたく気に入ったこと。実は彼女はベジタリアン(とはいえ魚は食べるというまあ中途半端なベジタリアン)。で、考えてみると、日本でベジタリアンってあまり見かけませんよね。ヨーロッパでレストランに行くと、まず絶対の確率で「ベジタリアンメニュー」が用意されています(マクドナルドにすらある)。あるいはメニューに「ベジタリアンの方にもOK」などと書いてある。ところが(まあ、最近の日本のレストラン事情を知らないのですが)日本ではそんなものはまず見かけない。


で、一番あたふたしたのはうちのかあちゃん。だいたい私のもてない人生において家にガールフレンドを連れて行ったことなどないし、ましてや初めてやってくるガールフレンドの目が青く(ウソ、Mausiの目はブラウン…まあモノの例えということで)、しかもベジタリアンとなれば慌てない方がどうかしている。


そんな訳で私自身はもとよりかあちゃんまで巻き込んで彼女の食べ物の心配をしたのですが、結局彼女は肉以外の何でも食べました。たとえば、




これ、地元の(というには少し遠いが)すし屋に連れて行った時に食べたスシ。ちなみに一人前3000円(こんな高いモノ私の稼ぎじゃ払えませんので、親に連れて行ってもらいました。感謝)。よく見ると、半分づつに切られていることにお気づき?実は板さんが「これじゃ大きすぎて食べづらいだろう」と言って半分に切ってくれたのです。で、見ての通り、ウナギもあればタコもあり。


で、一部の例外はあるにせよ、ヨーロッパのたいがいの国ではウナギやタコは「ゲテモノ」の部類に入れられます。が、彼女、食べました。しかも、おいしいと言いました。お世辞ではなく本心だったと確信しています。で、後日、「キミはウナギを食ったんだよ。覚えてる?」と聞いたら、「んなもんは絶対に食ってない!」という答えが返ってきました。食わず嫌いというやつですよね。結局は。


ま、断章にはなりますが、これ以外にも日本のこと、思い出したら書いていこうと思っています。



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