「ふたり」 というのは、実は結構特別な状況であったりします。 観客もいない、完全な「ふたり」の状況。
それは特別に甘い意味で言っている訳ではないのです。 ……。 どちらかと言うと厳しい意味、でしょうか。
ふたりの間にはあるひとつの関係が存在します。 ひとつだけ。 例えば恋人であることでも、親子であることでも、上司部下であることでも友人であることでも……いろいろな場合がありますけれど。 そしてその関係の中には他の誰にも判らない、何らかの約束事や緊張感があります。そのふたりにも知らないうちにそれが成立しているのです。 それは不文律です。言葉にもならない。 本人も気づかない。
ですからその「ふたり」の間に不用意に侵入するとその妙なバランスで保たれていた緊張感が崩れて……、
たまに変なことになりますね。
黙って見守る…と言うのかどうか、 気になってもそ知らぬフリをするのも時には大事な事。
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