| 2004年11月17日(水) |
NASA無人極超音速実験機、マッハ10の世界最速達成 |
(ロイター) 男臭さ>原因物質はアンドロステノン ライオンが特定 (毎日新聞社) 来年度から義務教育費削減=三位一体改革で政府原案 (共同通信)
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朝起きたらケロはまだちょっと熱っぽいけど元気に「ど」(TV見せてくり)と立ち上がった。 しかし具合が悪いせいか甘えたさんで、そばにいないとすぐ泣いてしまう。夜には寝ぼけて泣きながらはいはいしてトイレの前へ向かっていた。(きっと「起きたらおかあさんがいない夢」を見ていたんだと思う。)
某社のモニターでおしゃぶりとおしゃぶりホルダーが届いた。おしゃぶりホルダーちょうど作ったところだ・・・。自作のはケロに大変気に入られて、おしゃぶりじゃなくてホルダーの方をしゃぶってるから良しとするか。
読んだ本。
町田宗鳳「縄文からアイヌへ 感覚的英知の系譜」(2004-150) せりか書房(2000年10月)
アイヌを中心に古くから残る様々な風習の原理を哲学的に説く本。 アイヌからカムイへの祈りは交易民族の物々交換ではないかとか、イオマンテから各地に残るカニバリズムまでを命の輪廻で説明したり、<ゾーエー的生命感覚>と名付ける連続体としての命の感覚、口承についてなど。 この間「環太平洋インナーネット紀行」の感想で書いたような『死んでもまた戻ってくると腹の底から信じられたら』を実行していた人々について考えてみた。 先日たまたまTVで見た霊能者という人の話では、守護霊というのが別の世界にいて、人の周りのオーラがモニターになっているらしい。また、別の世界に行っていないでこちらをさまよう霊もいるらしい。私はホラーとかお化け話とか駄目なので怖いっちゃ怖いんだけどそういうこともあるかもしれないとは思う。思うけど自分が死んだときにそうなると信じるまでには至っていない。 まぁ色々考えるより今生きている、そのことが大事なのよ。
川村湊「南洋・樺太の日本文学」(2004-151) 筑摩書房(1994年12月)
以前読んだ「異郷の昭和文学」と重なる部分もあったが、日本の旧植民地を舞台にした文学作品の紹介や、そこに現れる記号としての土地について詳しい。池澤夏樹の「マシアス・ギリの失脚」「南の島のティオ」「夏の朝の成層圏」についてもとりあげられている。 こうやって無意識の思い込みについて切り込まれると「南の島のハメハメハ大王」の歌なんかを無邪気に歌えなくなったりする。
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