今となっては気恥ずかしい思い出です。
高校三年間、文通やっていました。 相手は中学校の同級生です。 彼女(友達ですが)は、一年の途中から転入してきました。 同じバレー部で、クラスでは一緒に新聞係もしていました。 とても体が弱くて、欠席がちなうえ、女子にイジメを受けて、 後半はほとんど登校していませんでした。 そんな彼女ですが、明るくて優しいコでした。 つまりおいらは大好きだったのです。
文通のきっかけは、おいらが年賀状を出したのが始まりです。 約1ヶ月ごとにやりとりしていました。 手紙が届いた日はもう、心が踊り他のことなど頭にありません。
内容は・・・ 彼女の通う私立高の厳しい生活に対する、悩み不安など。 おいらは何を書いていたか良く覚えていません。 好きだとか会おうとかは、全く書けませんでした。
でも、おいらの中ではもう、青い春がはじけちゃっていますから、 なんとかして会う口実を探していました。 ヒネリのないおいらは、自分の高校の文化祭に誘うという、 常套手段を使いました。
一度だけ、彼女が来てくれることになったのですが、 前日に祖母様がお亡くなりになって、来られなくなりました。 おいらの落胆たるや。。。
逆に、こっちから彼女の文化祭におじゃましたことが有りました。 人生において、あれほどドキドキしたことはありません。 私服で行くのですが、むこうは制服だから、なんだかヘンでした。 彼女も文芸部だったので、部誌をもらって、部員に紹介され、 みんなに「でっかいでっかい!」言われながら、他のイベントを、 見学しました。 緊張のあまり、よく覚えていません…
それから、バスで一緒に帰り、彼女の家の前でお別れしました。
よく考えたら、二人の家は10分も離れていないんです。 それなのに、三年間で会ったのは二回だけ。 電話も一回だけ。
なんと奥手な純情少年でしょう。 いえ、 ただのめんどくさがり屋でしょうか?
それから数年後、 ふと思い立って電話したことがありました。
彼女:「来年、専門校の先生と結婚するの。。。」
( ゚ Δ ゚ ) 木枯らしピュ〜
そっそれはおめでたうと言うのが精一杯でした。
もう汚れた大人ですから、 あの頃のようなドキドキと、ハレハレは体験しようがありませんね。 ふっ
たぶん、 彼女ほど好きになったコはいませんね。
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