てくてくミーハー道場

もくじ前回てくてく次回てくてく


2009年01月29日(木) 水難

あっ、昨日の更新の最後にさりげなく意味不明なことを書いてしまったのだけど、その説明をします。



ここんとこ、リビングのコンセントが占領されてたので、ぼくのiPodを洗濯室のコンセントで充電してたんす(理由/そこだけコンセントの空きがあったから)

しばらくはうまいとこ充電できてたんだけど、こないだの何曜日だったか(あまりのショックで覚えてない)洗濯機のホースがはずれて(今の洗濯機買って9年4か月、一回もそんなことなかったのに!)、洗濯室の床が水浸しに!!(T0T)ノォ〜ッ!

ぼくの知らないところで約20分間、半水没していたiPodちゃん、哀れにも瀕死の状態。

何か水の音がおかしくね? と様子を見に行って愕然。

慌てて救い上げ(それより、床を拭けよ! by つれあい)、必死で水をきって自然乾燥させ、後日再び充電してみたのだが、何十時間繋いでも、バッテリーはlowのまんま。(一応、液晶画面は出てくる。でも充電器からはずすと、消えてしまう)


実は去年にも一回水没させているのだが、その時は5秒ぐらいで(どのようなシチュエーションで水没したのかは、ちょっとここには書けない←これでだいたいお察しかと思うが)救出したので、すぐに使えるようになったのだ(これは意外と奇跡的なことらしい。iPodは、あきれるほど水に弱いそうなので)

今回も頑張ってくれるかと思って、何日も充電してみたのだが、とうとう今日に至るまで全くバッテリー回復せず。

Appleの製品は分解できないようになってて(やってできないことはないらしいが、素人がやると99.99%パァになるそうだ)、壊れたら ×修理 ○買い換え というのが林檎商法。

納得できない。

が、こうなってしまっては、諦めるしかない。のか。(無念)



そんなわけで、今、iPodは使ってないので、出かける時に何かもの足りない。

実はこないだケータイを新しくして(以前からぼくはauなのだが、前の機種は3年ぐらい使ってた)、それはLISMO Playerもついてるんだが、Mac使いなので、iTunesに入ってる約2000曲を転送することもできない全くの「宝の持ち腐れ」

今さら料金支払ってダウンロードすんのもまっぴらだし、ましてやWindows PCを新しく買うのもいやだし。

ケータイをiPhoneにすりゃ良かったかな(だが、Softナントカがぼくはマイクロソ○トと同じくらい嫌いだ。・・・別に“ソフ△繋がり”ってわけではないのだが)

結論として、いずれ新しいiPodを買おう。それも、お気に入りのnanoを。と、今考え中。

そんなわけで、外では最近音楽が聴けてない。

以前から、自宅ではあまり(徹夜の友除く)音楽を聴かないので、新譜(「約束」以外の/笑)が覚えられないという状況なのです。



しっかしおかしいな・・・。今年はぼくはすごくいい運勢のはずなのに(占いなんか信じるの?!)

洗濯機のホースがはずれたのもショックだったけど(一応それは自分で簡単に直せた)、実はこないだから乾燥機の調子もおかしい(変な音がする)ので、ここんとこ使ってない。

家電は連鎖的に壊れるんだよな、ホントに・・・(大不満)

とりあえず、「水」「湿気」には気をつけようってことかしらん。(いや、季節柄「火」や「乾燥」にも気をつけた方がいいと思うが)

皆様も、お気をつけて。


2009年01月28日(水) 約束

あれから、ぼくたちは〜♪・・・じゃなくて(いきなり寒いボケ)、あれ(前回の更新)から10日。

わずかな仕事を片付けながら11本の芝居を観、墓参りのための帰省もして、くたくたになっております(生活の重点かけるとこが、間違っとる・・・)

そんなこんなしてるうちに1月も終わりに近づき。



今年しゃいしょの・・・あれ? 口がまわらん(正確には、キーボードを打つ指がかじかんで、うまく動かん)(−−;)元日コンの光一さんじゃないんだから(←わかる人にはわかるネタ)

もとい、“最初の”KinKiさんシングル、「約束」が発売になりましたので、それだけはきちんとフライングゲットしてまいりました(つって、感想書くのが一日遅れじゃ、どーしよーもないが)

初回限定盤がダークグリーン基調、通常盤が臙脂色基調と、三十路の渋さを意識した(?)ジャケット。

二人の顔は、写真じゃなくて、写真の上にペイントした絵、なんですな。ウォーホル風(いや、タッチは全然違うけど)というか。

目の色が怖い(コラ)・・・という感想が聞こえてきそうですが、それよりぼくは、

「光一さん、初回盤も通常盤も、顔おんなじやん!」(コラ2!)

と思ってしまいました。


そんなんは、どうでもいいですか。


曲の感想を書きましょうね(「薄荷キャンディー」以来、そんなことやってないけどね(^^ゞ←オイ)

「約束」

この曲を初めて聴いたのは、もちろんカウントダウンコンサートでです。イントロ聴いた瞬間、ぶっとびました(色んな意味で)

意味その1・・・(「Secret Code」の後に)なんて地○な新曲なんだ!ヾ(−−;)そ、それ言っちゃう?

意味その2・・・16小節のラブソング?(−−;)ぜ、全然いい意味になってない(汗)

意味その3・・・(じわじわと)なんか、いいんでない?(お、やっとですか?)

そして、サビが途中で転調するあたりで、ちょっと、頭がグルグル。

難しすぎる曲を出しちゃうのね・・・。歌唱力を誇りたい気持ちはわからんでもないが、取っ付きにくいな。

・・・というのが、1月1日(になりたて)の感想でした。

その後、『どんなもんヤ!』で何回も聴かせていただいているうちに、「じわじわとくるナ」と思い始め、『ミュージック・ステーション』で聴いて「良いよ、良いよ〜♪」と感心し、『新堂本兄弟』で聴いて「ん、まあまあだよね」(なんで感想が違うんだっ?!)と思い、本日に至っております。



(ここでちょっと)★『新堂本兄弟』での歌唱について★

「ビロードの闇」ではcoba、「約束」では小松亮太に演奏してもらうなどという“たいがいな”贅沢をしてるわりに、なぜにこうも音がチープになるのか、音組はいっぺん真剣にこのスタジオの音響についてゼロから勉強し直すことをお勧めする! どう考えてもおかしい。何かが棲んでんじゃないの? ここって(こ、こらっ/恐)

(閑話休題)



まとめますと、地味だけどいい歌(ほめてへんがな!)というのが、現在までのぼくの印象です。

で、ここでまた話がそれますが、MVを某音楽専門チャンネルで視させてもろたんですが、いや、いちがいに、ああいう作りだから「手○き」とは言えないのかも知れませんが(別に予算をケチったのではなくて、そういうコンセプトで作りました、と言われればそれまでなので)、あまりにもつまらない、と正直に申し上げます。

(KinKiさん本人を出演させられないという制約のある)カラオケ配信会社の方が、よっぽどましなストーリービデオを作ると思います。(←断言)

特に今回の曲の場合、「歌ってるKinKi Kidsの画」ってのを一番やっちゃいけないぞ、と初聴きの時から(勝手に)懸念してたのに、全編そのまんまって!(怒)

あきれた口が塞がりませんでした。

曲がデビュー曲回帰(Johnnys Webや雑誌等でのつよっさん談)なら、なぜMVも「硝子の少年」の続編のように(曲に登場する?女性は不要。出演者はKinKiだけで)作らなかったのか。疑問大で御座る。←ここでパクるのっ? 油断できねえ・・・。

今、お二人の容姿のコンディションが良いから、なおさらイメージビデオ風なMVにしてほしかったのですがねえ。こっちの「念」は通じなかった(想いが足りなかった?)ようですな。

もっと修行します。(←?)



「ユメハジメハナ」

カタカナのタイトルに、一瞬悪い予感(こらっ)がしたんですが、曲調はずいぶん懐かしい昭和歌謡というかフォーク歌謡(リズムはぼくが苦手な(苦笑)スカ調)

これは悪い意味じゃなくて、逆に非常にいい意味で「歌謡曲」と言ってますよぼくは。

特に、サビが、思い通りに進むところとかね(笑)

それこそCHAGE&ASKA(デビュー30周年おめでとう!)が「チャゲ&飛鳥」という表記だった頃に歌っていた名曲「万里の河」を、アラフィフのぼくは即座に思い浮かべました。

若い人たちには、逆にこんなアナログさが新鮮であったかく感じるのかもしれないね。

歌詞の内容は、恋人の旅立ち(恋よりも大切なモノを見つけた?)を認め、そっと背中を押す、ふところの大きな(*^^*)男の気持ちってとこかな。

・・・大人になったなぁ(感慨)←おおげさ

即座にガツンとくる曲ではないが、これもちょっとずつじわじわくる曲でありました。



「旅立ちの日」(初回盤のみ収録)

2月から3月に向けて、同コンセプトの曲が越前クラゲのごとく(例えが悪い!)わいてきそうだな・・・。

つうか、そもそもタイトルがっ(略)

あ、あれ(ってのは、例の有名な曲)は「旅立ちの日に」でしたな。

ただ、タイトルはいくらでも同じのをつけてもかまわないのでね。著作権がないから。

それこそ「卒業」ってつけなかっただけ、ましかも(−−;)ん? 見えないぞ?

一回聴いてみて思ったことは、メロディーとオーケストラのアレンジはすごく素直で良い。

二人の歌唱も、気負いがなくて良い。

ただ歌詞が、気取ってて、ダメ(ああっ、こら/汗)

一所懸命難しい言葉使ってるけど、森山直太朗じゃないんだから(こ、こらっ/大汗)

いや、なおたろ君は、「その言葉を使う必要性がある上で」使ってるので、ちゃんと歌詞に意味がある。

この曲は、もっとストレートにやさしい(易しい、と優しい、をかけてますよ)言葉で言えるのに、わざと難しい言葉を使ってる。

なのに、ちいとも「文学的」に聞こえないのは、その言葉の意味を正しく理解せずに、語感だけで使ってる(使う場所を間違えてる)からじゃないかと思われる。

そもそも、のっけから「てにをは」の使い方が間違ってるし!

・・・いかん、職業上の悪いクセが出た。

が、やめます。こんなストレスは仕事のときだけでいい(なら、最初からぐちるなよ)

まあ、M-2から続けて聴くと、「また“つぼみ”?」って思うから、損な曲順てのもあるんだけどね。



「Loving」(通常盤のみ収録)

イントロおよび歌い出しがすごくきれいで「おっ!」と思ったのだが、Aメロを聴き終わったとき、何やら落ち着かない気分になってしまった。

要するに、コード進行があまりにもスタンダードすぎるために、ありふれた、いかにもどっかで聞いたことのあるメロディになりそうなのを、何とか(「○○のパクリじゃん!」と言われないように)こらえて“ありふれない”メロディにしようとしたがために、「おいおい、そっちに行っちゃうの?!」という違和感のある節運びになっちゃったんだろうね。

この手の曲は、もう何万曲とあるんだから、仕方ないかもしれないけど。

歌詞は、「約束」その後(何っ?)

ああ、やっぱ別れちゃったんだね、この二人(微苦笑)

つー内容です(^^ゞ

そしてまた改めて「約束」を聴くと、じわじわくるという(笑)

うまい戦略かもしれん(そ、そうかな?)





とりあえずiTunesに読み込んで、作業しながらリピートしております。

お出かけのとき聴けないのが、無念だけども(早く新しいiPod買おう・・・)


2009年01月18日(日) やっと始動

いつまでも過去に浸っていては前へ進めないので(そんな大袈裟なもんか?)、ぼちぼちてくてくし始めてます。

今年はいつまで経っても仕事がヒマにならない上(贅沢な悩みですね、すみません)、うっかりしていると、休めないうちにまた繁忙期が来てやさぐれそうなので、勝手にどんどんスキを見て休もうと思っています(←自由!)

今週は、今まで後回しにしていた歌舞伎鑑賞に連日費やすつもりです!(←可能?)なにしろ、首都圏では「4劇場」で歌舞伎が公演中(×_×;)わぁお




感想も、できるかぎり書いていきたいと思います。(←及び腰)



まー先週は、父の命日、恩師の命日、阪神・淡路大震災メモリアルと毎年「慎みモード」に入る週間だったので、少し大人しくしてたわけですが、それが終わったので、ゆっくりエンジンかけはじめたいと思うわけです。


月末にかけては、KinKiのTV露出もありますし、見逃さないように気をつけないと・・・(『アンラッキー研究所』は、本編はちゃんと録ったのだけど、例によって番宣を全部見逃したしな(T△T))


2009年01月11日(日) 初てくてく

実を言うと今年は、しばらくてくてくしたくない気分で正月を過ごしたんですが(理由は追々お話しします)、舞台は待ってくれない。(上演期限があるからね)

ましてやタカラヅカは「今日の切符とってあります」と連絡が来たとき、「あのー後日でも・・・」と返事をしようものなら、「もう売り切れで他の日はとれません」と厳しいお言葉が返ってくるので、ワガママ言わず伺いました。



宝塚歌劇団月組公演。(まず)本編。源氏物語千年紀頌「夢の浮橋」

「日本物の拓ちゃん」「平安拓ちゃん」こと(こら)大野拓史センセイによる源氏物語ものでございます。

さすがに、この時代の作品を作らせたらタカラヅカ一の拓ちゃんですから、主要なキャラクターそれぞれに見せ場もあり、ストーリーも破綻のないきっちりとした作品に仕上がっていたのですが、あえて(別に「あえて」言う必要もないのだが)文句を言わせてもらうと、「原作を予習していかないとわかんない」ところが多過ぎたのではないか? と思いました。

こう言ってはナンだけど、来る方皆さんが「源氏物語」の「宇治十帖」を基礎知識として持っているという期待をしちゃいけないと思う。

たとえ「小学生向けの少女漫画のようだ」と揶揄されようと、各登場人物が登場した時に、植田紳爾センセイばりの説明ゼリフで、「私とアナタとは、父親がどうのこうの、母親がどうのこうので、まるで兄弟のように育った義理の従兄弟同士なのですよね」「ええ、私たちにとっては○○にあたる六条院すなわち光の君が逝去されて××年、早いものです」みたいなことをしゃべらせるべきだったのでは? と思ったのだが、やはり今の観客たちにとっては、それはかったるくてNGなのかな?

だがぼくは思うんですが、タカラヅカってのは昔から、「3歳児から上は無制限」全ての年齢層が、分け隔てなく楽しめなくてはいけない、というのが小林一三先生の掲げた「あるべき姿」だと思うの。

一定の教養や知識を観客に求めるのは、創り手側の傲慢(言い過ぎ)ではないかなと。

まぁ今回は、ん十年前に某三流私立大学文学部国文学科を出てるくせに(しかも「国文講読III」で源氏物語を履修したくせに)、「あり? 匂宮と薫って、どういう関係だっけ?」とあたふたしてしまった自分の情けなさをごまかそうとしてそう言ってるだけなのだが(責任転嫁かよ!)


そういうことを別にすれば、非常に良い出来の作品でした。

一般的にこの「浮舟」と言えば北條源氏が有名で(歌舞伎で上演されたのを、ぼくも観ています。サイッコーのキャスティング(浮舟=玉さん、匂宮=なかむらや、薫=仁左サマ)でした)、ふつうこの話は、どっちかというと浮舟視点で描かれている苦しい恋物語で、

「性格はちょっと堅いけど、血筋も身分も申し分なく、仕事もできるAさん。嫁いだら、一生安定が約束されてるけど、ちょっと退屈しそう」

と、

「プレイボーイだけど、やっぱり血筋も身分も申し分なく、仕事もできるBさん。嫁いだら、優越感に浸れるけど、浮気されまくって一生苦労しそう」

の両方から求婚されて、どうしましょう、どっちも選べないわ、と悩みまくるヒロインにどうぞ思う存分感情移入してください、ってな話(相変わらず解釈が俗っぽいぞておどる)だと思うのだが、タカラヅカはやはりひと味違った。

タカラヅカでは、そんな小娘の恋バナ(?)なんかどうでもいいんで、それより大事なのは、匂宮 vs 薫の、甲乙つけがたい二人の男同士の恋の鞘当てに、ヒロインそっちのけで萌えたいというのが、昨今のお客様方のご希望でして(←歪んだ認識)

このように、男同士の対決が中心となるので、むしろ「女子供が観る」タカラヅカの方が、アイだコイだよりも、政治的策略とかの話が詳しく出てきて、意外に骨太で面白くなっちゃってるのが興味深かった。

しかも、女から見た匂宮は「危ない香りのプレイボーイ」なのだが、この人をタカラヅカのトップさんが演じるからには、単なるエロ男爵(こらっ)ではダメなのであって、浮舟に対しての彼の愛が、

「散々遊んできたプレイボーイの、本気の恋」

に描かれてたりして(原作では全然そんなことなくて、ずばり「薫へのライバル意識」でしかないのだが)、萌え趣味のない正統派の(?)観客だったとしても、ヒロインに感情移入してうっとりできるようになっている。


と、このように、作劇には文句のつけようがなかった(最初に文句つけてるけど)

だがそれ以上に、やはり瀬奈じゅんを筆頭に、現在の月組の皆さんの演技のクオリティの高さに嬉しい感動を覚えたのである。

きりやん(霧矢大夢)が、薫の「堅さ」を出そうとして、ちょっと口調が硬すぎたのだけが難だったが、他の役付の子たちは、みんなその役を活き活きと演じてた。

娘役に関しても、前作『ME AND MY GIRL』で実力派娘役・彩乃かなみが退めてしまって、どうなるのだろう月組・・・と思っていたが、今回のストーリーでは、まだ未知数(別に「主演娘役」に決まったわけじゃないらしい)の羽桜しずくに、主体性のない(おいこら)ヒロインをあてがうという技も見事だったし、それなりに実績のある娘役にはそれなりに活きる場所を与えていたし、男役も上から10人ぐらいまで(普段の本編としては多い方だと思う)個性的でおいしい役が与えられていたし、非常に満足できる作品でありました。

それにしても、あさこの、それこそ「今が盛り」の充実度と言ったら、とても言葉では表せられません。

浮舟のいる部屋に、御簾を「ばっ」と払って入ってくるたび、ドキッとしてしまうその色香。

まさに、「匂う」の宮!(←ボキャブラリー貧困でごめん)

プンプン匂ってくる!(←表現下手クソで逆効果!)

・・・すいません。

こんなに充実してると、やっぱり近々(以下、当然ながら発言禁止!!!)



続いて、ショー。ファナティック・ショー「Apasionado!!」

一言で表現すると、「かっこいいっす!」(←表現下手クソ加速中)

藤井ちゃんのショーなので、またJ-POP歌わせんのかと思ったら(こらっ)それは今回はなくて、最近どのセンセイも感染したみたいに(こらこら)繰り出してくる「ザ・二丁目シーン」(男役十年選手が、一場面だけ女役で出てくる)が今回もあって、ちょっと頭を抱えてしまいました(×_×;)ぬーん

なんでなんですか?(知るか)

なんで、“本当に”女の子なのに、“女装”にしか見えないんですかっ?!(あ、そっち?)

「この人は男役なのよ」という、こっちの先入観のせいかと思ってたんだけど、最近ぼくは全然下級生の顔を覚えてなくて、そういう先入観はなかったはずなのに、「な、なんか違う・・・」(可愛い可愛い明日海りおちゃん除く←コラッ)と思ってしまってる。

なぜでしょうか、と一緒に行ったHさんと話し合ってたら、

「男役って、肩周りがごつくないですか?」

というヒントをいただいた。

なるほど。

娘役をがっちりホールドしたり、リフトしたり、自然と逞しくなってるんだな。

謎が解けました。

んで、とうとう二番手のきりやんまで女装して(決してベッキーではありませ☆☆☆\(−−;))出てきたので、最後は御大(つまり瀬奈じゅん様)ご登場か?! とワクワク(?)してたら、御大は男役のままだった(_ _ ) ←なんでがっかり?

だって、意外と(失礼)キレイよ? あさこの女装って。(“女装”言うな!)

まー、過去に女装どころか、大きな「女役」してるしね。


ショーに話を戻すと、結局あさこの相手役が未定なので、最後の大階段前のデュエットダンスがなく、そこだけが少々もの足りなかったのだが(その代わりなのか、ベッキー女装きりやんとの短いデュエットがあったわけです)、あとは様々なラテン系場面が続く、男役好き(って、みんなそうだが)にはたまらんショーでございました。

あと、歌が上手い子がけっこういっぱいいるのに驚いた。

いっとき、バレエ巧者ばっかりが音楽学校の試験では有利で、歌はあんまりできなくても(特に男役)合格してたフシがあったのだが(娘役はソプラノで歌える子が例年そこそこいる)、最近は男役の声で歌える子が増えてきたのが嬉しい。

生徒さんたちのプロポーションと技術力は、全般的に時代が下るごとに向上してますよね。

あとはやはり「らしさ」だと思うのだが、こればっかりは「入る時点」や「入って数年」では身に付かない。

フィナーレを観てて、「最近また一組当たりの人数が増えてきたなぁ」(5組制になった直後は1組当たり65人前後。今日の月組は総勢85人)と思ったのだが、つまり退める子が少ない、長くいる子が増えてきたってことなんだね。

大人数の迫力も宝塚歌劇の魅力の一つ(その代わり、組子の80%以上が“その他大勢”になっちゃうんだけど)だし、今言った「らしさ」を熟成させるまでには長くいた方がいいわけだし、良いことだとぼくは思います。




というわけで、まだまだ実は「あの人たち」のライブの思い出に浸っていたいのに(←一行目の種明かし)やっぱり行って良かった初てくてくでした。

とにかく東京宝塚劇場(もちろん宝塚大劇場も)ってとこは、空気がきれいなんす。思い込みかもしれないけど。

客席の一部ではお香水のお香りが少々・・・てことがたまにあるけど(余計な一言!)、とにかく舞台からとってもいいニオイ(舞台化粧の匂いってわけじゃなくて)が吹いてくる。

精神的胸焼けが、すっきりと治まる。

ありがたいことです。

チケット代がさりげなーく値上がりしやがったことは、許してやろう。(最後に結局暴言)


2009年01月05日(月) ご挨拶するっす

当ブログの数少ない読者の皆様。


あけましておめでとうございます。


本年も、ミーハーしていきましょうね。




ぼくもご多分にもれず今日が仕事始めだったのですが、

初日からいきなりフルスロットル業務で、

軽く年始会ぐらいするかと思ったら大間違いでした(例年はぼくは仕事始めの日に出勤することはめったにない)

しかも実は、ぼく自身はもう昨日から業務開始だったので(持ち帰り仕事の締め切りが今日の朝イチだった)

正月気分が一気にふっとんでます。

つーか、2009年て、本当に、来た?(←何を言い出す?)

例年の「しきたり」を踏まなかったせいで(;;)全然明けた気がしねえっす。

湯島天神にも、まだ行ってないしさ。

(と言っても、実は、「そういう」年越しを始めたのは2002→2003からなんで、全然歴史が浅いんだけど)



今年正月らしいことしたのは、つれあいの実家に行って雑煮食べたことぐらいかなあ。

モチ食べたのも、その一食のみ。あとはふっつーにいつものご飯。

・・・いかん、古式ゆかしい日本人の心を忘れとる。

でも、金を稼がないと暮らしていけないから、金曜日まではフルスロットルで働く。

とはいえ「年越派遣村」で年越しをしなきゃならなかった人たち(考えてみたら、ぼくも彼らと“元同業者”なんだからね)のことを思えば、いかにも贅沢な苦労だ。

よし、4日間ちゃんと働いて、土日に、日本人らしいことをしよう。

そして、複雑な心境故に、未だに視ていない例の番組の録画を視てみよう(←な、なんで視ていないのさっ?!)だから、フクザツなのよ・・・(−−;)でもオメデトウは言いたい


もくじ前回てくてく次回てくてく
ておどる 【昔書いていた日記はこちら】Kin-SMA放言