幕夕(まくゆう)の海外旅行日記
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1994年10月31日(月) 29歳 ソウル→慶州

 地下鉄のラッシュはそれほどひどくなかった。
 韓国の田舎は日本のようで、今はちょうど山の紅葉が美しい時期。列車の窓から見える景色の美しさは、フランスやスイスに匹敵するのではないか。
 慶州のバスの行き先はわかりにくい。何番のバスに乗ったらいいかわからないからだ。
 慶州は町の中心部を離れると、田園風景が広がる美しい所だ。周りを山で囲まれている。特に雁鴨池は美しい所だ。中国四大名園より美しいぐらいだ。
 食堂にいたら、日本人の若い旅行者が入って来たが、気に入ったのがなかったのか、何も言わずに出て行った。全く、미안합니다ぐらい言えないのか。それにしても、何が食べたかったんだろうね。



1994年10月30日(日) 29歳 ソウル(日帰りで水原へ)

 民俗村への往復は思ったより時間がかかって、見物があまりできなかった。でも伝統的な結婚式は見られた。
 韓国料理は食べる場所によって、だいぶ味が違ってくる。
 梨泰院は店が密集していて得体の知れない感じ。変なものをつかまされそうで、油断ができない。
 その点、デパートの方が安心して買い物できる。
 夕食は思い通りに行かなかった。ホンハッ定食は二人分からということで、ユッケを頼んだが、それは定食ではなかった。それで改めて石焼きビビンバを頼んだ。韓国にいる間に韓定食が食べられるんだろうか。



1994年10月29日(土) 29歳 大宮→ソウル

 準備する時間がほとんどなかったが、行き先が韓国なので、大丈夫。海外旅行にもだいぶ慣れてきて、特別なことという感じはなくなっている。
 ソウルの渋滞はだいぶひどい。バスに乗っている時間をなるべく少なくしたほうがいいようだ。
 セマウル号の切符が簡単に買えてよかった。韓国料理はメニューの種類が豊富。日本料理だって豊富だと思うのだが、我々がすき焼きとかてんぷらとかステレオタイプを作っているのではないだろうか。
 梨泰院はあした行くことにした。




幕の内弁当の夕食 [MAIL]

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