ささやかな日々 / 浅岡忍

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2020年04月01日(水) 
このところ眠りすぎて、そのせいで低く頭痛が続いていた。久しぶりに今夜、夜更かししている。
6月の展示に向けて準備を始めた数日前。例年よりずいぶん遅い準備開始。そのせいでちょっと焦っている。写真集は無事刷り上がってきた。少部数だけれど、それでいいと思っている。この写真集はとても私的な内容だから。展示する作品の選定はまだ途中だけれど、だいたい方向性は見えてきた。あとは、展示期間中に催すイベントの準備だけが、滞っている状態。こればかりはひとりで進められない作業だから仕方がない。

日記を再開しようと思ったのは、書くという作業が私から薄れ始めていることに気づいたからだ。書くことが大好きなはずなのに、大好きだったはずなのに、気づいたらこんなところに来てしまっていた。
今恩師が私のこの言葉を聴いたら、きっと呆れるに違いない。何やってんだおまえは、と苦笑するに違いない。
書くことができなくなったことのひとつは、家族に変化があったことで日々がばたばたと慌ただしく、同時に私の解離が酷くなったせいがある。記憶が本当に途切れ途切れで、特に新しい記憶の途切れ方が著しい。そのお陰で相方とも喧嘩になるほど。息子には笑われるだけで済むけれど、相方は冷たい言葉を放つので、そのたび私もかちんと来てしまい、喧嘩になる、という具合。
まぁそれは置いておいて。日々のそうした営みに流されるばかりで、書き留める、という作業がまったくもって滞っていた。写真に収めるくらいがせいぜい。そのことに改めて気づいて愕然とする。あれほど毎日日記をしたためていた自分が一体どうしたんだろう、と。
書くことから一度離れてしまうと、言葉がぐううんと遠ざかって感じられるようになる。以前は苦も無く書き出せたものが、躊躇われ、後ずさり、そして結局書かないままになってしまう。
一日一日はあっという間に向こう側に過ぎ去ってしまうから、後で書こうなんてこともできない。結局そうやって十年近くを過ごしてしまった。

ぽつぽつ、でもいい。
再び日々を記す作業を始めようと、思う。


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