てくてくミーハー道場

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2015年01月17日(土) あの日から

(17日午前2時半にアップ)




あと2時間ほどで、あの震撼から丸20年経ちます。

あの日あの時刻、ぼくは、いつものように(おい)徹夜で仕事をしていました。

朝方になってやっと仕事を終え、テレビをつけたところでした。

人間、あまりにも予想外のことが起きると、逆に驚かないものだということを知りました。

2001年9月11日もそうだったし、2011年3月11日もそうでした。

それも、自分の周囲では全然何も起きてなくて、テレビでそれを知っちゃうと、特にそうなるのかもな。





10分、20分して、ようやく「現実だ」と分かると、途端に何とも言えないざわざわした感じが胸にこみ上げてくるのでした。

たまたまその日徹夜で作業していた仕事の相手が宝塚市にお住まいの方だったということもあったし、当時すでにぼくはヅカオタだったということもあり、ますますザワザワしていた。

安否を尋ねるためにかけた電話はもちろんつながらず、翌日だったか数日後だったか今では忘れてしまったが、とりあえず連絡がついた時の、安心したと同時に何とも言えないもやもやした気持ちになったことをかすかに覚えている(単純に「無事でよかったですね」とも言えなかったからなあ。あんまり無事じゃなかったようだし。でも、当日に亡くなったりお家が壊れたりした方たちよりは“無事”だったとも言えるし)





翌週、大阪まで用事があって行ったら、覚悟していたのが肩すかしだったぐらい大阪市内は全く何ともなくて、それがまた逆に何かのしかかってくる感じで。

4か月後に大劇場が復旧して通常の公演が再開したというので勇んでムラまで行ったのですが、その時に見た「花のみち」の寂しい姿が、今でも忘れられない。





一方では、後に「J-FRIENDS」になるジャニーズ事務所所属のアイドルたちが神戸市内(大阪だったかも)の街頭で義捐金の募金活動をしたりして、誤解を恐れずに言えば、一時日本中が軽い躁状態になっていた気がする。

大きな災害や事件に遭遇すると、躁っぽくなるらしいね、人間て。

そうやってダメージに抵抗しているのかもしれない。



ところがこの年は、わずか2か月後には東京でまたまた髪が逆立つような大事件が起きることになる。

大きな事件は一定の時間をあけてくるなんていう保証はどこにもないのだから、油断しちゃいけないよ、ってことなんだろう。











のっけから暗いことを書いてしまったが、こうやって「忘れないようにする」ってことはとても大事だと思うので。

2015年の元旦、期せずしてJ-FRIENDSメンバーが一堂に会したそうだ(事務所恒例の初詣の場で)

これも弘法大師のお導きだろうか?(←そうかぁ?)

あれから20年分年とった(こら)メンバーたち。

合計年齢が260歳増えた(合計すんなよ!)13人で、何か年相応の大人っぽい楽曲やパフォーマンスを見せてくれないものだろうか。

ただまあ、「震災20年の記念」てえのは、なんか不謹慎な感じがするな。そういうのとっぱらって、普通に「90年代後半のジャニーズ事務所をいっぱい儲けさせた三大グループ」(←こっちの言い方の方がもっと感じ悪いぞ!)ってことでやってほしいかな。



・・・て、結局ミーハーな話になっちゃうのねぼくは。

と、アホ思考をめぐらせながら今週の録画をチェックしてたら、すごーく楽しみにしてた『志村けんのバカ殿様』(ツヨぽんゲストの回)の録画が、7時53分(ツヨぽん登場前)で切れてる!!!!!!(@_@;)う、嘘だと言ってーーーーー!

な、なぜだ?!

番組表予約なので、時刻設定を間違えるわけはないし。

録画記録を調べてみたら、「停電のため、全部録画できませんでした」とあった。







停電?





そんなん、あったの?(と、尋ねる相手もいないのだが)





本当に、災害はいつやってくるかわかりませんね(こんなの“災害”とか言うな!)

気を付けましょう。(いやこれ、真面目な話)


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