てくてくミーハー道場

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2012年02月14日(火) ハムを半分

一昨日、ホイットニー・ヒューストンが亡くなったというニュースをテレビの朝のワイドショーで知った時、何となくMJの時を思い出した。

マイケルの時は、駅の売店に挿してあるスポーツ紙の見出しで知ったのだけど。

なのに、なんでマイケルを連想したかっていうと、やっぱり、

「死因がタダゴトじゃないんだろうな」

と思ってしまったからで。

イエ、そんな、アメリカ音楽界の大スターに偏見を持ってたわけじゃなくて(でも実際その予想ははずれてなかったみたいなんだが)、やっぱりお若かったから。

享年48歳を「お若い」と表現したりする年齢なわけですよわたくし。



それにしても、このところ亡くなってニュースになる有名人の半分ぐらいが自分より年下ってところにうなだれてしまう。

まあぼくは、自分が15歳になった時に、

「エドガー(誰のことかすぐお判りになった方、お友達になりましょう!)より年とってしまった! もう絶望だ!」

と思った元祖痛ヲタでございますんですが、幸いなことに、その後順調に年をとり続け、気がつけばジョン・レノンよりも年をとり、フレディー・マーキュリーよりも年をとり、そして今、マイケル・ジャクソンよりも年をとっている。

ここまで来たら、気が済むまで年をとろうと思っていますが。





なにせ未だに精神年齢は14歳(中二)なもんで、気をつけなよ、うっかり触るとケガするぜへっへっへ(←うん、間違いなく中二だね。)


美少年大好き!\(^o^)/←一体どうしたんだ?


というわけで(急に話が変わります)、今日は『ハムレット』(シアタークリエ)に行ってきたんだけど、ブログのタイトルに堂々と記すにはあまりにも申し訳ないことに、仕事が終わんなくて第一幕そっくり観られなかった(T_T)なので、ダジャレでごまかします

で、行くまでは「後日リベンジしてやるぞ!」と思ってたんだが、・・・あ、この先は、まだ観てない方は読まない方がいいです。











【忠告】まじで、これから観に行く方は、この先は読まないでね。











さて、行きますよ。

第二幕だけ観まして。

「リベンジせんでも、いいかな・・・?」と。

・・・うう、なんでしょね。「ピン」とか「ビビッ」とか来なかった、というのが正直な気持ちです。

『MA(マリー・アントワネット)』の時のような気持ち。

確かに、出演者の皆さん、歌うまい人ばっかりだし、それぞれリキ入りまくってる。

でも、なんか・・・あの、『レ ミゼラブル』とか『ウエストサイド・ストーリー』とか、『エリザベート』とか『モーツァルト』とか、『レベッカ』とか『ロミオ&ジュリエット』とか(多いな!)を初めて観たときみたいに、どのナンバーであっても、一曲聴いただけで「うおぉおおぉおおぉお〜〜〜っ!!! はまるぅうう〜〜〜っ!!!」 となる感じが、(二幕目しか観てないけど)なかった。

楽曲はどれも一応がっつりとギラついてるんだけど、言うてみれば、知らない洋楽聴いてる感じ(まあ、実際「初めて聴く洋楽」なんだが。でも、それでも『ロミジュリ』なんか、一発でハマッたぜえ?)

大変失礼な物言いで申し訳ないのですが、脚本がジェットコースター速度だったおかげで(いや〜、「to be, or not to be」からラストシーンまで、早い早い)退屈はしなかったのだけど、そうでもしないと辛かっただろうな・・・と思っちゃった。

レデツキーさん、すみません。



さて、それでも全然楽しめなかったかというとそうでもなく、ぼくのこの安いミーハースピリットのおかげで、(井上)芳雄君を筆頭に、(伊礼)彼方、成河、やまじー(山路和弘)、クニクニ(村井國夫)・・・と、主要男優陣皆にうっとりでれでれ。

ことに、ハムレット(芳雄君)対レアティーズ(彼方)の最後の決闘シーンは、まんま池田理代子の漫画。

二人とも、脚長いっ!

芳雄君の塩顔(そのこころは・・・薄味)はともかく(おいっ/怒)

日本ミュージカル界は、ここまできたんですねえ・・・感慨深いっす(ぼくがミュージカル観始めた時代は、歌、ダンス、容姿の三拍子揃った人は、ほんとーにいなかった。それぞれ平均点以上だったのは、正味、少年隊だけだった)



でも、なんかそれだけの作品だったなあ・・・。

あと、芳雄君は、先入観からか(つうか、昔観てるからか)、ハムレットより、レアティーズの方が適役だと思うんだな。歌う曲の感じからも(彼方もレアティーズ似合ってたけど)



あ、一応女優陣の話も。←薄情なやつ

カナメちゃん(涼風真世)、『ロミジュリ』のキャピュレット夫人とたいして変わらん感じ。

まあ、この方、(ミュージカルで)不道徳なご婦人を演らせたら、確かに右に出るものは(黙れ)


昆夏美ちゃん。ジュリエットで鮮やかなメジャーデビューを飾った実力派であり、確かに歌は抜群にうまい。

だが、えー・・・と、(分かった。もうそれ以上書くな)



とまあ、こんな大変失礼な感想を抱きました。

だいたい、全部観てないんだから、感想書く資格がないことは重々承知しております・・・。

でも、多分、もうリベンジしないと思うので。

大変申し訳ありませんでした。(後味悪いなあ・・・)


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