眠る金

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誰にでも。

●2011年12月24日(土)

『独裁者』よりチャップリンの演説シーン


Happy Merry Christmas.

どんな人にも、幸せな夜を。

父とジャポネ行 2

●2011年12月23日(金)

夢の中で父とやってきたジャポネは、何故か本当の「路面」にあった。
本当のジャポネは、銀座INZ 3という建物の中の、廊下に面したカウンターだけの店(一度前を通ったことがある)であるが、夢の中のジャポネは、INZの入口の前にテーブルが並んでいた。

私が見る夢では何故か、北斗の拳かソイレント・グリーンか、といった近未来の荒廃した世界が背景になることが多いが、その時もそうだった。

冬の寒いさなか、行き場のなさげな人が犇めき合う中に唐突としてある、路上の長テーブルに座った父に、私はふと、
「大丈夫? ここは量が多いという噂だよ」
と声をかけた。退院直後の、それまで経管栄養ばかりでまともな食事もしていない状況である。

そうすると、父はここまできてあっさりと、
「そうか……じゃあやめておく」
と言うではないか。

えっ、と思ったところに、たっぷりのスパゲッティ(ジャポネであるから、当然、小松菜入り)がどっさり供される。
テーブルの上に直接。皿はない。
(※夢の中の話です。実際のジャポネではちゃんと横長のお皿で供されますので誤解のなきよう)

でも父はやっぱり食べない、という。
だってせっかく作ってもらったのに、とあわてた私は、テーブルに山盛りのスパゲッティを手づかみで必死に食べ始めた。(当然フォークもないのだ)

せっかく退院できたのに。(現実ではできなかったのに)
ここまできてなんで食べないの、と哀しくなりながら、スパゲッティを頬張っていた。

そこで、目が覚めてしばしポカーンとしていた。何たる夢。


そう言えば父はよくスパゲッティを食べていたっけなあ、とか、もう病院の中じゃないんだから、夢でくらい食べてよ、とか、余計なことを言わなきゃよかったなあ、とか、それにしてもなんでジャポネなんだろう、とか、まさか行ったことあるのかなあとか、しかしお皿もフォークもなしって一体私の深層意識はどんなことに、とかあれこれ寝床の中で考えた。

それで、これはジャポネに行ってみないとなあ、と思ったわけである。

「本物の」ジャポネレポートにつづく

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今日は友人とカルビープラスで揚げたてのポテトチップスやポテりこなど食した後、カラオケに行った。
イケメンボイス、というのは初めて言われた……

父とジャポネ行 1

●2011年12月21日(水)

先週、夢の中で何故か、父がしきりにジャポネにいきたいと言っていた。
病院から退院したばかりの風情だったろうか。

それにしても、なんでジャポネに!?と面食らった。

生前父は、たまにある母がいない昼時に、市販のミートソース缶に玉葱や挽肉を加えて、スパゲティミートソースを作って嬉しそうにふるまってくれた。もう、お決まりのメニュー。
母は挽肉が嫌いだし、レトルトものもあまり使わないから、この市販のミートソース缶に一手間加えたミートソーススパゲティは完璧に父の味として残っている。

そしてお供は決まって、パイン缶である。
大正生まれで、若い盛りを戦中戦後に費やしてきた父にとって、缶詰のフルーツは特別な思い入れがあるらしい。(※私は父とは50ばかり歳が離れている)
口がかゆくなるパイナップルは嫌いだったが、パイン缶は食べやすいのでフォークで細かく裂いて美味しく食べた。

(ちなみに、それ以外で父が作って食べていたのは、サッポロ一番塩らーめんにキャベツと卵と葱を入れたものか、夏ならマルちゃんの冷やしラーメン)


そんな思い出が、私の頭の中で、ジャポネと父を結びつけたのかも。

ジャポネ、とは有楽町にある、炒めスパゲッティを出すお店。
スパゲッティ、であって、断じてパスタではない。
超太麺のスパゲッティをあらかじめ茹で置いておいて、注文を受けて具と共に勢い良く炒める。
当然、「アルデンテ」「麺の乳化」などというものを期待してはいけない。

盛りの量を注文時に指定するのだが、メニューで掲げられているレギュラー・ジャンボ・横綱の3段階の上に、さらに親方・理事長、果ては「横綱審議委員会」盛りなんぞもあるという噂の愛される人気店で、東京の食べ歩き系ブログでも数多く取り上げられている。

ジャポネの雰囲気が窺い知れるレポート

立ち食いそばの類似系として「ロメスパ」(路面スパ)などとも呼ばれているようだ。あまり食欲をそそる愛称とも思えないが。

父も都心に勤めていたことがあるし、ジャポネに行った可能性がないとは言えないが、まあ、限りなくゼロに近いだろう。

でもその夢の中ではかたくなに、ジャポネジャポネと繰り返していた。

私は夢の中で、そうだね、食べたいもの食べたいよねと父をジャポネに連れていくことにした。
父は晩年、ものを口から食べるどころか経管栄養ですらろくろく身体に採り入れることができなかったのだから。


つづく


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豆苗の根っこ部分を水にひたすとまた豆苗が生えてくる、とパッケージに書かれていたので、やってみた。
植物を枯らすことには定評がある私だが、この豆苗は毎日水を変えるだけですくすくと育ち、2週間くらいで、わっさわっさと生えそろった。
塩、胡椒、鶏がらスープで、卵と一緒に炒めた。とても美味しい。
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