過去日記倉庫(仮名)
もくじもどるすすむ
フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2008年04月05日(土) 土曜日 / Lの世界(シーズン2入り)

20080405 土曜日 / Lの世界(2シーズン入り)

毎日のようにLの世界、カリーナ・ロンバードでヒットしております。情報無くてすみません。ここには感想書いてないけど見てますよ〜レンタルで少しずつ見てたら1シーズン終わって2シーズンに入ってる。ドラマなので、もう誰と誰がくっついて離れてっていうのがめまぐるしく入れ替わってゆく、というのはわかりつつもついていけず(笑・ジェニーちゃん、あんたって奴は…震)))サイドストーリー?みたいな所を楽しんでいます。

例えばジェニファー・ビールスが演じてる主人公の仕事である美術館の企画があまりにも前衛的で、周辺住民の有志グループ(宗教系)と衝突するんだけど、そのやりとりがおもしろかったですね。作品搬入をじゃまされて逮捕されたりもうバトルで、結局仲間のボランティアグループの力を借りて敵の家族のスキャンダルを掴んで持ってくる(TV番組で戦っちゃうんだよね…)っていうあんまり美しくない展開なんだけど、そこまでするかって感じでおもしろかった。

またその主人公がアフリカ系のハーフで、人種問題が微妙に絡んできたり、歌手の姉の活動(これがパム・グリアーなんだけど!!!他にもラッパーとか黒人アーティストがたまに出てくる。)とかアルコール依存の話とか、それもあんまり美しくないんだけど率直な感じが悪くない。現実はそんなもんだと思うし。まあフィクションもいっぱいあるんだろうけどおもしろいです。

それでずっと見てて、マリーナ様は実は長くつき合っているパートナー(女性)が居たりとか、ジェニーちゃんとうまくいかなくて自殺未遂をして退場と思ったら夫(伯爵)が登場!!したりして、あっと言う間にいなくなってしまった。カフェも人のものになってしまったし。存在感の割にはそんなに出番もなかったのが残念…ずっと見てて好きになったのはアリスだな。ライターで他のメンバーと違ってバイセクシャルなんだけど、よくしゃべるしとにかく自分に正直という役柄で見ていて楽しい。

それを演じているレイシャ・ヘイリーはレズビアンでしっかり自分を持って活動してる方みたいです。沖縄生まれって初めて見たな。微妙にうちなーじらーって感じもして(笑)親近感が湧く。スタイルがよくて着てる服(古着系)がいつもかわいい。最初の横だけ長いショートボブの髪型も好きだった。あとテニス選手のデイナとつき合っていた料理人のララちゃんがよかったなー。いいよねえ、あんな彼女…すぐいなくなっちゃったんだけどまた出てくるらしいので待ってます。

あとおもしろかったのは、アリスが女性との付き合いに疲れてボーイフレンドを探すんだけど、そこで男のレズビアンのリサっていうキャラクターが出てくるんですよ。見た感じほっこり系(笑)というか家事うまそうな感じの男の人で、特に女装しているわけではなく言葉遣いも普通なんだけど、中身は女性でしかも同性愛者なんですよね。男性の強引・支配的な部分だけ抜け落ちたすばらしい感じなんだけど(笑)、やっぱりファンタジックな意味でいろいろ足りないらしい…アリスがキレて、レズは面倒、シンプルな男女関係がいいの!とか言ってる所で笑ってしまった。さすがに呆れる…人間って勝手です。

またジェニーは離婚して、家賃が払えないのでルームメイトを募集するんだけど、そこで男の人が入ってくるんですね。映画をつくってて、ジェニーと趣味が合うので正式にルームメイトになる。当然そこに居る人たちに興味を持ってカメラで撮るようになるみたいです。同性愛者ではないけど、ジェニーの元旦那みたいに対抗するでもなく、もっと遠い所から見れるような、アーティスティックで素朴な関心を持っている役っていうのがおもしろいと思った。女だったらジェニーみたいに巻き込まれちゃうんだけど男だから?そういうことがなさそうだし、どう関わって行くのか期待してます。


2008年04月04日(金) 月蝕書簡

疲労というか不調期間突入。映画見れてないなあ…見たいけどこういう時期に見てももったいないというのがある。ぼーっとしてると終わっちゃうのにな。

日記を書いてるとよく猫が寄ってくるんだけど、猫ののみよけ首輪が生姜くさくて、膝に乗ると気になってしょうがない。私は好きな匂いだけど、猫は気にならないのだろうか。これでのみよけになってるのかなー。

先週本屋に行ったら寺山修司の未公開歌集月蝕書簡が出ておりました。高校生の頃よく歌集を読んだなあ。なんかもうクールでゴシックでエキゾチックで(笑)かっこよかったんだよね。その完成度があまりにも高かったので今さらいいのあるかなあと思いながら開いてみると、やっぱり寺山修司自身が早い時期に自己模倣をおそれて作歌をやめていることがわかった。

そのことを書いたエッセイがまたかっこよくてしびれました。ここばっかり熟読。この数ページのために1900円払っちゃいそうだ。ブックナビの書評に引用されているけど、五を消し七を消し一首を消し続けてゆくことで、自分はすっかり健康を取り戻した(笑)、みたいな自嘲的な書き方がおもしろかった。

歌集本編はぱらぱらめくる程度でちゃんと読んでないんだけど、検索していろいろ感想や書評を読んでいる中で引用されて好きな作品は 剝製の鷹抱きこもる沈黙は飛ばざるものの羽音きくため というもの。また履歴書に蝶という字を入れたくてまたうそを書く失業の叔父みたいな(笑)あざとく嘘くさいのはやっぱり好きですね。なんだこれって感じでしょう。映画っぽい。こういうの好きなんだよなあ。

また非常に魅力的だったのが、いろいろ作った作品を短冊上に切り取ってノートに貼付けて整理したものとか、作成メモみたいなのを撮った写真。思い浮かんだフレーズを断片的に書いてある所から寺山修司の短歌の世界で(当たり前だけど)、最初の思いつきから違うんだなあと思った。そして歌集を多く出しているという青磁社のページで、具体的に同じテーマで歌われた作品を並べて模索の跡をうかがっている感想があるんだけどなるほどなーと思いました。(この後の物語消費論に持って行く所はよくわからなかったけど…)

映画のカット編集みたいに、同じような言葉でも並べ方によって少しずつ印象が違ってくるんですよね。こういう方法はいろいろ研究されているんだろうなあ。同じモチーフをどう使い続けるかとか。それを思うと短歌は短いようで長いようで、難しそうだ。寺山修司が俳句より短歌を先にやめてしまったのはそういうことがあるのだろうかと思いました。


2008年04月03日(木) 木曜日

明日しーみーなのか!うちはやるのかな…

iPod買いました。1GのShuffle。2Gは売り切れだった。容量の差がよくわからないんだけど、たぶん1Gで問題ないんじゃないかな。手始めにひとつ買って使ってみたいと思います。この値段だと多頭飼い(笑)も可能ですよね。もっといろんな色があったらいいのに。

この機種の問題は、複数のプレイリストを区別して入れられない所。ひとまず聴きたい曲ということで、いままでつくったプレイリストをくっつけて、さらに10曲くらいてきとうに差し込んで60曲くらいのリストをつくって同期。一気に再生して4時間くらいでしょうか。こうなると確かに曲順とかどうでもいいかなあ。まだ同期の仕方とかよくわからないので勉強します。

最大限250曲というと、時間にしてどれくらいなんだろう。一回やってみたいのは、ひとつのバンドとかアーティストの曲を全部入れてシャッフルで聴く(笑)。ぜひスピッツで!やってみたいと思います。専用機を買ってしまう予感…あと手間がかかるんでできないとは思うけど、1曲だけ選んで バージョン違いで埋める(笑)そういう聴き比べが好きなのでやってみたいけど、めんどくさそうだな。クラシックだったら演奏者・指揮者違いですぐ集まりそうだけど。

ジャズだと誰でもやってるスタンダードっていうのがあるので100曲くらいは集まらないかなあ。Straight No Chaserとかさ(笑)10時間くらい全部それ(悶)モンクの曲だったらボーカルからフリーまでいろんな人がやってるので頑張れば集まりそう…ボーカルはキーを変えてるのが多いのでぜひ入れたいんだけど。でもどの曲かっていうとなかなか思いつかないですね。いちばん演奏されてる曲って何なんだろう。

写真は開封記念の写真。この透明プラスチックのケース、レコード針のケースに似てると思った。もっと小さいけど。懐かしい。見えづらいけど、真ん中の白い紙がりんごマークのシール。Apple製品にはだいたい入ってるんだけど、これにまで入ってるとは思わなかったのでびっくりしました(笑)。だいたい車の後ろの窓とか楽器ケースとかだけど、これはどこに貼るのかなあ…


aya_nkym |diaryJazz Boxantenna

即興アートWebRing
即興アートWebRing | 参加サイト一覧