過去日記倉庫(仮名)
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フリフリのおれ的わたし的ベスト2007はこちらより
| 2006年02月19日(日) |
しば正龍トランス舞踊 at GROOVE(メモ) |
今年初めてのGROOVEでの踊りのライブシリーズです。だからなのか知らないけど、今回は参加者が多かった。レギュラーのがちゃぴん(double-bass)さん、若北八十(tp)さん、亀田真司(as,recorder,perc)君、私(perc)にケイ(tp)さん、大工裕裡(voice)さんも去年後半からずっといらしてるのでレギュラーになりそうですね。多いなー。いつもメンバー分けてやろうか?という話になるんだけど、やっぱりみんな演奏したいので(笑)全員でやってしまう。ちょっと考えた方がいいかもしれないですね。
今回のお題は「恋ゆえに」「白の幻想」。恋ゆえには前半20分民謡の音源を流して踊り、後半にインプロと決まっていました。琉球舞踊の古典に伊野波(ぬふぁ)節、恩納(うんな)節というレパートリーがあり、それを踊るとのこと。後で調べたら本当に基本的な曲で、女踊りはまずこれという原点的なナンバーなのだな。(解説サイトのページその1とポイント、その2、3←発表会の模様(コンクールの課題曲に使われる例))
この曲では、数日前に客席で演奏しようかなあと思いついて、あんまり深く考えずにやってしまいました。楽器を隠してお客さんにまぎれるようにしてみたけどそんなに変わらなくてがっかり…広い場所じゃないと意味ないのかも。民謡が流れている時も何か音を入れようかと思ったけど、やはり曲がわからないと入れようがなかった。聴きながら切れ目とか探してみたけど、歌ものだから適切に入れないとという思いもあって殆ど入れなかった。やっぱり民謡もスタンダードとして知っていなくてはいけないなあと思いました。
あとは殆ど先生の踊りに見とれていたというのが正直な所。解説ページにもありますが、抑えた情念というか、この視線の角度とか動き、笠を持つ手つきが洗練されてとても美しかった。ここではしかけがあって、前半は笠と頭に飾りひもを巻いた以外、衣装は写真のような着物ではなく練習着のようなシンプルで体の線が出るものだったんだけど、それでもきれいでしたね。
曲の終わりでがちゃぴんさんのベースが入って転換の間がつながるという感じでインプロへ。場所がいつもと違うので音の聞こえ方も変わるかな?と思ってたけどそんなに変わらないものですね…ていうか結局私は他の人の音を聴いてないのかな〜と反省。隣りの亀田君はサックスよりリコーダーを使うことが多かったかな?私はダラブカと、かごに小物を入れて置いていたのですがそれはあまり使わず。あとは小銅鑼と鈴(スレイベル)かな。腕を伸ばして上の方で振ったりした。立ち上がってみればよかったかなあ。
2セット目はいつもの場所で、と言ってもすぐ後ろにベースと、大工さんがギターアンプに座っているという狭さ(笑)。立奏するためにフロアタムとシンバルをセットしてたんだけど、座ってやってました。(というか膝立てた状態だけど…座った方が狭かったかも???)座ってやるの好きだなあ。前回は正座してたし。両手レギュラーグリップになったり素手でたたいたりしました。
白って何だろう、と思ってたら先生はウェディングドレスの下部分(というかドレスの下につけるパニエなのかな?)を装着して登場。おおー姫登場ーとばかりにいつものマイ民族音楽でどんどこやってしまいました。そうくるか。この前買ったジングルリングがいい感じ。でもやはりミュートされて、ジングルも音小さいし、どんな時に使うのか微妙なサウンドだったな…ドラムのチューニングによるのかもしれない。気をつけよう。というかマイフロアほしいなあ。カノウプスとかすっごいいいやつ買ってみようかな。フロアだけ(笑)。
今回は、先月末の東京でのセッション&ライブを経て新しい自分を見せる!機会だったのですが、結局いつもの感じ…(リズミックな所がちょっと増えていたかもしれない)放っておくとこうなるという展開。細かく意識して考えているわけではないのですが、やはり同じメンバーで同じ場所で続けていると、展開とか心地よい空間の感じというのが決まってしまう。逆に踊りと一緒だと自由にやってもよくない所もあるのですが。やっぱりこういう所での打楽器の役割は大きいので、自分の状態に左右されやすいかなあ。考え過ぎだろうか。自分はビート感(というか心地いいテンポ)がとても遅く、間も長くとるタイプなので、ついそういう演奏になってしまう。うーんこの問題も変わらないねー。まあいいか。今年もそれについて考えよう。
あと、今日もお菓子(つまみ?)を出したいなーと思っていて、ライブ前にスーパーに寄ったことが大きいかな…ひな祭り売り場でついひなあられとかわたあめとか買ってきてしまった。あれかわいいんだよね〜バレンタインでチョコ(白)とかも買って、おー今日はこれだ、これで仕事終わり!的な感じだったのかもしれない(笑)。そういう日もあります。しば先生はみーくわっちー(食べ物を見て楽しむ)がお好きなので気に入ってもらえたらよかったけど。白の生チョコはややうけたのでよかった。白はあんまり食べないのかな?
終演後はいつもジャズセッションに来る宮里さんとおしゃべりして地元のバイト事情について情報収集したり。しげるさんにほめられたのは嬉しかった。またがちゃぴんさんはドラムもたたくので、セッティングの話をきいてもらえてよかった。がちゃぴんさんはドラムに関しても考え方が自由で、変則セッティングもいろいろやっている方でした。この所、どういう楽器選び・セッティングがいいかなと思っていろいろやっているのですが、そもそもそれは普通のドラムセットの形態に違和感を感じている(というか適応できていない…)ということで。未だに自分はあのフルセットの状態にはなじめないなあ。単体では扱えるけど、シンバルとドラムが一緒というのがどうしてもわからない。音楽として。そういうことを話したりしました。
そもそも何がわからないのかっていうも説明しづらいんだけど。一生懸命何かの真似をして、何からしくたたけるようになりたいと思っているだけのような気がする。そういう意識を切るためにセッティングを変えてみたりするんだけど。バスドラを横にして右手に置き、フロアを中心にするセットはよさげ。というか偶然同じようなセッティングで去年一回やったけどおもしろかったな。立奏だったけどタムの位置がたたきやすかった記憶がある。あと正座して地べたに直接タムだけ置いてとか、たたきたいものを選ぶようにして。やっぱり自分はドラマーじゃないよなーと思う。何百回と思うことだけど。…
まあいいや自分が何者かなどは。ドラマーじゃないから悲しいとも思わないし、何とでも名付けられるものなんだ。それにしても、こういうぐだぐだしょうもないことを考えながら逃げながら続けて来て、一緒にやってくれる方が居てくれて本当にありがたいと思う。きれいな音ばかりじゃない、失敗もいっぱいしたし、感情をぶつけてばっかりでもあるし、毎回これはどうなんだろうと思うばかりなんだけど、それでも続けると何か出てくるものがある。そういう場を共有してくれて、記録してくれる方が居るというのは、とても恵まれたことだと思う。そういうことにどうやって応えていけばいいのか。今年もいろいろやっていきたいと思います。
| 2006年02月14日(火) |
BBG〜Bennik-Borstlap-Glerum / On the Road with Eskelin,Andrea and Black (DVD) |
暖かいです。ちょっとだれてます…さっきメルツバウの秋田昌美が菜食についての本を出していることを知って驚いた。(公式サイト参照)秋田さんといえば、メルツバウを聴く前は(ごく最近ですが)マニアックなエロ本を書いてる人と言う印象しかなかったことを思い出しました…音楽は凶悪なノイズという表現がされつつも、露悪趣味とも違って本当にギリギリの極限状態の生き物の叫び声のように真摯なものがあって、正直聴いてて泣きそうになることもあるくらいぐっときたりするのですが。改めて眺めてみるとすごいですね。菜食の本も目次を見ると普通の自然派/ベジタリアンの著作とはかなり違った内容のようで興味をそそられる所です。図書館に入らないかなあ。
CDをダビングしながらDVD鑑賞。プレイヤーを購入したのでブラウン管で見ることができて嬉しいです。
左のはEllery Eskelin(ts)、Andrea Parkins(key,accordion)、Jim Black(ds)グループのツアーのドキュメンタリー。ヨーロッパのツアーでのライブの様子を収めたものですが、一曲まるまる撮っている所は無く、楽屋をうつしたり、車や電車の中でときどきメンバーがカメラを持って撮ってたりして、一緒に旅をしているような感覚を味わえる。字幕が無くて英語だけどほとんどわからないのは残念…しかし曲をやってる所が少ないのは、実際のライブは来て見てちょうだいってことなのかな?3人のソロ演奏が入っているのがありがたかったけど、もうちょっと演奏が見たいという気もした。ひとつのフレーズをいくつもライブショットから編集してつないでるのはかっこよかったです。
このバンドはアンドレア・パーキンスが好きで聴いているのですが、ラメラメのアコーディオンとか電子音インプロとか見れて嬉しかったです。あのアコーディオンの音はいいな。あとやっぱりジム・ブラックすごい〜。普通にたたいてる所もすばらしいんだけど、自在にエフェクティブな奏法を繰り出してきて飽きることがない。右手でスティック、左手でミュートでどかどかたたいてる所がすごかった。間のコントロールと味のある音色で極端にダイナミクスをつけた展開、真似できるものならやってみたい…
その他には金属のボウルをフロアタムに乗せていじったり、オルゴール(箱から取り出したねじまき状の部分)をたくさんもっていて、指で鳴らしたりしているのがおもしろかったです。シンバルはKジルのライドと薄くてふちが割れて曲がりまくりのクラッシュ、おもちゃみたいな小さいハイハットの3つ。足はハットはほとんど踏まず、ごーんと深く鳴る独特のサウンドのバスドラが印象的です。たぶんドラムセットは借りてると思うんだけど、あの音はどうやって出しているんだろう。あと、動くジム・ブラック(特にオフショット)って初めて見るのですが、本当にかわいらしい感じ。奈良美智の絵をジャケに使うってよくわかる。あの子どもみたいな顔してるよなー。渋いお姐さんという感じのパーキンス、いつも帽子かぶっててラテン系みたいなエスケリンとの組合わせがおもしろい。
BBGはオランダのHan Bennink(ds)、Michiel Borstlap(p)、Ernst Glerum(bass,cello)のトリオのコンサートのライブのCDとその映像とリハーサル風景、メイキングっぽい短いドキュメンタリーの入ったDVDの2枚組です。ベニンクさん以外は知らないのですが、動く御大が見れるだけでいいさ!と思い、購入。
ピアノのミケル・ボルストラップさんはけっこう有名な若手ピアニスト。モンク・コンペティションで優勝し、ハンコック-ショーターのアルバムで曲が使われるなど、作曲がいいみたいです。ぐぐったらあのビル・ブラッフォード(ds)とのデュオとかやってるんですね。(てか来日コンサートもしていた)これもDVDで出ているそうです。両方でラウンドミッドナイトとかやってるので聴き比べるとおもしろいと思います(笑)。最初チェロと思ったエルンスト・グレルム(と読むのかな?)さんはベース。チェロも弾いてるんだけど、普通にベースのパートでやっているので、たぶんチューニングが一緒で兼用的に使っているのではないかと思われました。
見てみると、ピアノもベースもけっこう普通の(スタンダード主体)コンテンポラリーという感じでした。ドキュメンタリーを見ると若いボルストラップさんが大先輩の「リズム・タンデム」ベニンク-グレルムのリズム隊とぜひやりたくて誘ったみたいな感じだったんだけど、英語の字幕で正確に読めてないかも…演奏の様子を見ると、フリーっぽい所はあったりするけどスタイルはふつう、でも反応がとても鋭く、ベニンクさんが暴れてもひるむことなく自分流に対応してるっていうのがおもしろかったです。
ふつうのフリーのスタイルではちゃめちゃになることはないので、それがとてもおもしろい(笑)。ハン・ベニンクさんの合わせ方とかとても参考になります。ていうか、ステージにドラムセット用意してあるんだけどベニンク御大はスネアのみ使用!!ハイハット、ライドすら無し。ジャガンシンバル(中国の小さい合わせシンバル:これがいい音なんですよ…アルバムで聴こえる音なのでよく使われているものだと思います)をひっかけてスティックで鳴らすとか、あとはカウベルとか笛とかラチェットとかそれくらいで、それもあんまり出番は無く、ほぼスネアのみ使用!すげえ。最近そうなんでしょうか。そんなこと言ってたみたいだそういえば。(単にスネアのみの所だけ収録しただけかもしれないけど)
ブラシとかタオル敷いてスティックでぽすぽすたたいたりとか、楽器の演奏もおもしろいのですが、音が出ない絵ワザみたいな?(長い脚でスネアをまたいでみたりとか、タオルを上に投げてつかんでみせたりとか)演出もときどきあって、本当にお茶目というか遊び心あふれた演奏ですね。スティック投げてみてつかめなかったのでしばらく片手だけでたたいてたりするのがおかしかった。落ちた時用のスティック無いのかよ。もうそういうのはどうでもいいんだろうなあ。ものが落ちたり、蹴飛ばしてしまったり、そういうアクシデントの瞬間をがっちりつかんで曲に引き入れる力を感じました。即興の原点というか…そういうの大好きなんですよね。
中身はCDのコンサート映像に加えてもうひとつのコンサートの映像が数曲分、ドキュメンタリーにも入っているリハーサルのみの映像が別に収録されてます。ベースの方の自宅の台所でやってるんだけど、このリハーサルがいい…(はあと)まあ雑といえば雑なんだけど、気楽にやってる感じがいいな。ふたを外したアップライトのピアノとチェロとスネアとライドという軽い編成で、テーブルにはグラスとワイン、灰皿も見える。You don't know what love isの展開がおもしろかったなあ。こうするの?って感じ。変なリフが出たりして。おまけとしては非常にすばらしいものです。台所が好きっていうのもあるけど、あんな一階の通りに面してる部屋で真っ昼間から演奏してるっていいなあ。通りが石畳で車が通ったりして、なんか絵になってるのがいい感じでした。あとこのジャケとかデザインがかわいい。輪郭がはっきりして色もビビッドで味のある赤とか青とか深緑とか、なんかミッフィーを思い出しました。オランダっぽい感じなのだろうか。
どちらかのエンドロール後に、ベニンクさんの深銅のスネア(プレミアのスチール胴のもの?画像はe-bayの出品写真。マーチング用のスネア。これよりは浅いです)を鳴らす場面があって、あそこは本当に印象的だった。スナッピーを下にして、揺れてかちかち鳴ってるんですよ、それがだんだん小さくなって速くなって、音が消えてなくなるまで3人がじっと見つめている所が最後までおさめられている。汽車の音に似ていて、小さくなっていく音に向かってバイバイと手を振ったりして。
できれいに速くなりフェイドアウトしたその楽器の演奏(笑)が終わった後、3人は顔を見合わせて信じられない!と言い合う。ベニンクさんがなんで楽器の演奏を<勉強>するんだろう!ってぼやくのがおかしかった(笑)。重力とか自然のしわざって本当に美しい。特に打楽器をやっているとそういうことを痛感します。でもあのスネアの音は本当に演奏としてよかったのが驚異的。ぜひ見て頂きたい。プレミアのスネアってすごい!いいかも!とか思ってしまった(笑)。馬鹿。
| 2006年02月04日(土) |
土曜日 / The Stars |
こんにちは。沖縄に帰ってきましたがやっぱり寒いです(笑)。14℃とかなんだけど、風邪ひきそう。ぼーっとしていたら数日経ってしまいました。先週いっぱいの濃い日程を思い出しつつ、ちびちびと過去日記を更新していく予定です。
今回も10枚あまりCDやDVDを買って帰ったのですが、今回もジャズ率低!あと日本人のものが多かったかな?今日はその中でもベストの一枚をひとまずご紹介。The StarsのPerfect Place to Hideawayです。bounceの記事をリンクしときます。サイケだけどアダルトですごいかっこいい。最初の一音で悩殺。ホワイトヘヴンって興味あったけど聴きそびれてましたが、こんななんだろうか。ギターは2人の割には音が薄い感じなんだけど、それがまたきれいで、後ろでじわーっと鳴り続けるドローンが効いている。間奏なんかで暴れる音が変な言い方だけど繊細な心配りが感じられるノイズ。すばらしい…生で聴くといいだろうなあ。ボーカルは高からず低からず細からず太からずほどよくエロい感じでいいです。歌詞は全部英語。
でもやっぱり亀川千代のベース!!!ゆらゆら帝国での永遠に続くサイケセッションナンバーのミーのカーとか、Evel Carとかみたいなゆったりうねるラインが絶品なんだけど、それがめいっぱい堪能できる一枚。大人っぽく感じるのはみんなテンポがゆったりめだからかな?気持ちよく踊れます。ドラムが違う人だとこうなるんだなと思った。ドラムはそんなに暴れるわけでもなくまとめるキャラなのがいいのかなあ。
エンジニアがゆらゆら帝国、Borisと同じ中村宗一郎。ライブも一緒にやっていたりするんじゃないだろうか。挙げた2つのバンドと比べるとテクニカル(笑)でアートワークも凝り過ぎず、音だけで楽しめるという感じがしました。好き嫌いでいうとやっぱり笑えるツボ満載のゆら帝、アートワークと言葉のBorisとなるんだけど、やっぱりこのバンドも聴いておかなくてはいけなかったな!!と思った。去年このアルバムが出た時点で気になっていて、手に入れたかったんだけど沖縄では見つけられず。通販でも入手していたらベスト10に入っていたなあ。吉祥寺タワレコで購入。1stも買っとけばよかった。同じ所から出てる朝生愛もシングルみたいなのを一枚持ってるんですが、儚げなウィスパーヴォイスのサイケなフォークで(はあと)よかった。
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