ヒルカニヤの虎



 人生楽ありゃ苦もあるさ

ゼミからいつもの学生街の居酒屋に向かう山道、
会社のメールチェックついでにbaseと京橋花月の本日の公演を覗いてみる。
ちょ、学天即の独演会て!今晩9時から!baseで!なぜ見逃していた私!
結局1時間だけ飲み会参加してキタ通り過ぎてミナミへ。
性懲りもなく先週と同じルートを辿ってしまった。疲れる...


■学天即独演会‘十人十色’ 2010/10/15/Fri_21:00-@baseよしもと

当日券あってよかった!!
学天即があまりにも面白いのでやみつきになっているのです。
M-1で優勝するような爆発的な(あるいは緻密な)笑いではなく、にやにやしみじみ味わい深い学天即の漫才。5本めくらいの奥田のつっこみで「いいねえ」って声出して唸ってしまった。しびれた。
なんてかっこいい漫才師だろう。

2010年につくった40本のネタから10本だけ選ぶ、2010年ベストオブ学天即の10月独演会。
OPVとして月一の単独Vをつないで流し、その後は出囃子、漫才、出囃子、漫才、、、で計10本。それが1時間、息つく間もないテンポで繰り出される。漫才に入る前の枕の部分でちょこっと自分たちの疲れや客いじりはしてたけど、EDでもほぼトークなし。きれいに漫才だけして終わったので、鳥肌が立ちました。なんというストイックさ。そしてなんという幸せな1時間。10本ぜんぶ外れなくおもしろくて、しかもネタのパターンが似通っていない。
ああ、私は学天即の漫才が大好きです。
これほんとに1,000円でいいのかな。

旅行に行こう、おとぎ話、楽して金もうけたい、ついてない日、聞き間違い、誕生日のサプライズ、Tシャツを作ってみた...あーどれもこれも全部よかった!
どうしよう、それぞれの漫才がよすぎて内容を書く気にならない。もったいない。


キンコメのラジオを聴いてたらそのままオールナイトニッポンがはじまったんですけど、冒頭でいきなり女性が泣きながら謝罪するというただならぬ空気にしばらくじっと聞いてしまいました。AKBかぁ。そんな大事になってるの?おかげでバナナムーンのOPを聞き逃してしまったよ。

2010年10月15日(金)



 平和な午後の悪ふざけ

■baseよしもと10月公演‘LIST UP’ 2010/10/10/Sun_14:00-@baseよしもと

2回目のLIST UP。
あまりにも人出が多くてbase近辺になかなか辿り着けず、
学天即の前説を半分ほど見逃しました。ガッデム!
3連休中日のミナミをチャリ立ちこぎで疾走する非常識は網棚にほうり投げる。

駆け込んだ客席はほぼ満席、おっちゃんおばちゃんにいちゃんねえちゃん、それに小学生ぐらいの子どもたち。親子連れもいればカップルもいる休日の午後。
まんべんなくいろんな層の人たちがいて、baseが初めてというお客さんも多数。
いいなあ、baseぐらいの若手のお笑いライブがみんなの娯楽になるのって。
前回のLIST UPとほぼ出場者はかぶっていました。。そういえば学天即、スーパーマラドーナ、吉田たちあたりはテレビでも他のライブでもよくネタ見るのに、まだ同じネタ見たことない。

順番は例によって曖昧。
・おしどり:トップバッターは大好きおしどり。ネタはお金があればいいのに。ちょっとマコちゃんのカツゼツあやしかったけど、あいかわらずいいグルーヴだった。
・ヘッドライト:卒業式の割り台詞。前回の最低なエロが何だったのかと目をみはる健全なよい漫才。時間帯で分けているのかしら。貫禄。
・ビーフケーキ:金縛りコント。舞台上でのカロリー消費量の少なさ!ビーフケーキはオチがいつもきれいで好き。
・学天即:メジャーリーガーになりたい漫才。ツッコミがうまい漫才師は大好きです。おもしろい!この人たち本当にうまいな〜。
・タナからイケダ:夢枕に立つおじいちゃん漫才。学天即がハネていたので、ちょっと爆発してないように見えたかも。でもよかった。年々ベタが好きになっていく。
・吉田たち:おいしいからあげが通貨価値をもつ漫才。「僕がお兄ちゃんのゆうへいで」「僕が弟ちゃんの康平です」このツカミ地味にお気に入り。
・ダブルアート:相方にやせてほしい+うんこを正義(まさよし)と名付けてかわいがる漫才。ツッコミがマツコデラックス。このコンビっていつ見てもネタの印象が違う。
・カバと爆ノ介:壁。めずらしいミニコント集。やりたいことはわかるし面白い、けど技術と見せ方が惜しかったな...。
・アイロンヘッド:ひたすらマネする人コント。ちょっと変わってるね。
・河井ゆずる:音声つき電子辞書コント。
・モストデンジャラストリオ:おなじみの悪いこと自慢。
・ヒューマン中村:フリップ芸。ぐさっとくることを言われた場合の返事の仕方をしりとりで。これはおもろい!のにネット上で探しても情報があがってこないのはなぜ?
・シャングリラ:雀の巣を助けるコント。
・ミルクボーイ:住んでいるのは田舎か都会か漫才。ええええ駒野のマッチョはいじらないのかよ!勝手にイロモノ系だと思っていましたが、違った。ツッコミできる子。おもしろかったよ。
・スーパーマラドーナ:スポーツをそろえるスロット漫才。


もともと単独系が好きだったのに、今は複数芸人のネタのみのライブが大好きです。
こういういろんなタイプのネタが見れるライブが多いbaseはありがたい。
また京橋花月も行かないと。

2010年10月10日(日)



 甘いねってみんなは言うし

なぜかライブ予定がスカッと入ってなかった9月末〜10月上旬。
スケジュール帳を眺めて首を傾げていましたが、
9月末日に研究室の助手さんから「紀要の論文の〆切は10月8日ですよー」とアナウンスメール。
完っ全にド忘れてた!!会社のデスクで絶叫。
お笑いざんまいの夏休み、脳が10月を拒否していたようです。
夏前に一度書いた草稿のリライトだったので、かろうじて提出はでけたけども。
何も予定入れてなかった2ヵ月前の私グッジョブ。2ヵ月前までは覚えてたのになあ。
そんなわけでほっと一息、ひさびさにbaseへ。
この日は会社→午後から大学で授業→セメスター開始のゼミ飲み会だったのですが、飲み会途中で抜けて急行した強行軍。10日分の睡眠不足&久々に飲んだ熱燗のせいで記憶があいまいです。


■baseよしもと10月公演‘漫才ZANMAI’ 2010/10/08/Fri_21:00-@baseよしもと

ストイックな漫才ネタライブ。トーク一切なし!潔い。
出演者とネタは以下の通り。
M-1に関わってきそうなので、極力ネタバレはしない。

OPV:出場者によるZANMAI新喜劇。橋本と四条はやっぱり警官。最後に「コテコテはここだけです」。エンディングのエクスタシーを歌ってたのは誰だったのかな。

・学天即:どちらが人気か?ファンにもらったもの自慢
・吉田たち:同居したがる弟、嫌がる兄
・コマンダンテ:引越したい石田
・銀シャリ:鰻、わらしべ長者にチャレンジ
本日のヒット「阿部寛なんか名前漢字のイタリア人やからね」(@奥田)

ブリッジV:次の出番のコンビに新しいコンビ名をつけていく。
コマンダンテの「聖☆おにいさん」→「宗教」の流れがインパクト強すぎて。

ネタ2巡目。
・宝塚パーマ・ハゲ:ファンに声をかけられた四条のむちゃな誇張
・狐たち:特徴をつけたいので整形でケンタウルスになれ
・水曜日の男たち:微妙な年齢のおばはんが電車の席の前に立ったら席を譲る?
・ライスイズビューティフル:大金持ちになれたら?

いいネタライブだった。
ちなみに双子の吉田たちの出囃子は「タッチ」で、銀シャリの出囃子は筋少の「日本の米」。


最近は特番続きでほとんどテレビを見てませんが、つい何日か前のゴッドタンのゲーセワニュースと、同日の芸人報道でのミサイルマン西代チン●ミニマムネタで息を吹き返しました。
うん、まだ大丈夫だ。

2010年10月08日(金)



 理想はつくらない

■ジャルジャル福徳×銀シャリ橋本トークライブ‘ラブポポ’ 2010/09/26/Sun_21:00-@baseよしもと

銀シャリ橋本のフリーでの口跡が気になりすぎてとったトークライブ。漫才時のツッコミがおもろいのは勿論ですが、「繰ってなくてもおもろい」ことにマニア道で感激したので。
そのまえに繁昌亭で昼席(漫談家としてのタージンを初めて見た)、ワッハで落語家さんじゃない人たちの落語を聞き、15分押しであわててbaseに駆け下りる。事務のお姉さんにチケットもぎってもらって最後列へ。
おおお、日曜夜9時は男のお客が多いわ。

トークは細切れなトピックスがぽんぽん飛ぶ感じで、喋ってるあいだにトークのテーマを裏方さんが画面に打ってくれます。脈絡がなかったからか、あんまりちゃんと覚えてないなあ。でも楽しかった。

順番バラバラの備忘録。
・八尾のロケでの信じがたい八尾市民
・携帯のデコメ
・数日前に携帯をトイレに落とした橋本
・携帯ショップ店頭でキレるおっさん
・携帯ゲームにはまる福徳、ゲームに興味なしの橋本(理由:ゲーム内でレベルが上がっても自分のレベルは上がらないから。わかる!)
・電車で見たMAXおかしい食べもの(橋本:カニのつめ)
・夜中に路上でパンを歩き食いながら星を見ていたOL
・北浜のオープンカフェで雨に降られっぱなしのシュッとした男性
・スタバで一生懸命すぎておのが顔面を殴ってしまうおばちゃん店員の話
・奈良明日香村に他人の墓(古墳)を見に行ってきた
・清水寺の胎内めぐり
・USJとディズニーランドのアトラクション
・鰻の天然話
・パックの飲み物の四隅を吸う橋本
・NSC生は街のどこにでも潜んでいる
・福徳の「電話かけてくるとき‘今大丈夫?’っていらんで」からのミニコント
・LOFTとFrancfrancの比較
・「家帰っても何もないもん!」と帰りたがらない橋本、27日で30歳を迎えるそうです

だいぶ橋本に偏った記憶になってしまった。
基本「うまいこと言う」芸を面白いと思わないのですが、橋本のうまいこと言いは一周まわって笑ってしまう。途中で福徳から「うまいこと言うのナシな」とありのままに物事を言わされてがんじがらめの橋本、「東京行って冷たなったわ〜...」とぼやいていました。
やっぱり銀シャリ橋本は気になる。


11月、悲願の囲碁将棋が京橋花月に!
なのになぜ火曜の昼公演なんだ吉本...。ド平日の昼て。
いごしょはこれまであまりにも縁遠かったので、行けるものならM-1前にぜひ行きたい。しかし有休とってまで行くべきかどうか、良心の迷いどころ。

2010年09月26日(日)



 最終が来たみたい

ごぶごぶが放映されるともう10月。
あー夏休みが終わってしまう!※大学のほう。


■京橋プレミア‘犬の心、グランジ、LLRの大阪武者修行〜DOIもやるよ〜’2010/09/25/Sat_19:30-@京橋花月

例によって一人ふらふらとKiKiのブックオフ→京橋花月入り。
うっかり申し込みが遅れ、L列だかM列だかのかなり後方になってしまったプレミアライブです。犬の心はもちろん、グランジもLLRも友の会でリストに入れてるのになぜ知らせてくれなかった吉本…。
通路にて写真交換中の女子に阻まれてぬぼーっと立ちつくしていると、後ろから声をかけてくれたおねえさんが「お一人だったらどうぞ」と前方の席を譲ってくださいました。とっさのことで満足にお礼も言えなかった無念。D列を譲ってくださった名古屋の方、本当にありがとうございました!わたしアミメニシキヘビみたいな柄の毒々しいシャツ着てたのに、なんていい人なんだろう。

というわけで良席でみることができた東京吉本実力派3組。
DOIとおのれと大福トークのカオスな2時間。
東京勢のいいところ:仕込んでもいないのに見事に成立するすばらしい連携プレイ。ほんと西と東で全然違うもんなあ。東京のノリはお約束が多いから内輪受けといってしまえばそうなんだけど、内側を知っているとあまりにも居心地よくて楽しい。でも斜め前に座っていたお父さんがよく笑ってたので、ほっとしました。


・OPトーク:京都でのツアー帰りだったんですね。ツアー自体知らんかったわ。レッドカーペットで中笑いだったグランジと、同じく中笑い+オールザッツで19点だった犬の心と、MBS漫才アワードで300点台を叩きだしたLLR、という自虐的な自己紹介。
・企画1:芸人生態調査
1人が目隠し+ヘッドホンをしている間に他の芸人がネタを仕込み、目隠し等を外した瞬間のリアクションを当てる。ネクタイの色が卑猥な伊藤ちゃんは客席込みで「パン」コールではやしたてられ、押見さんはひとり舞台に置き去りにされていた。「エロ漫談を始める」というおおかたの予想を裏切った押見さんはM-1の司会ではけていきました。大福コンビが反則でおもろい。
・漫才
グランジ:ツッコミの取り合いで五明が帰郷、青春の光(グランジはほんとに脱格。佐藤大「おまえラジオ決まってから変わったな」遠山さん「スクールオブロック!」どんなオチ?)
犬の心:ドレミの歌をぜんぶ食べ物にする(ネタは一番まともな漫才なのにコントとフリートークの間にみえる不思議。ラーはライスのラー♪で笑うマニアな客)
LLR:鶴橋で彼女と別れてきた(ツカミの駅伝ネタが瞬間蒸発していた。しかし伊藤ちゃんのツッコミはいいねえ)
・企画2:ジャストで当てましょう。体内時計でタイムをはかって一発ギャグ。しかも数を数えている間は歌や犬マネや鶏マネをしなくてはならない。このコーナーは連携プレイが多かった。君が代を歌いあげる押見さんの後ろで直立不動で帽子を胸にあてる佐藤大。伊藤ちゃんの犬のときも福田さんの鶏のときも、全員すばらしい連携で数10秒をまわしていた。ゴッドタンの非ヨシモト団体芸を思い出す。一発ギャグは、悪魔に乗り移られた60秒後の佐藤大が群を抜いていました。
・コント
LLR:将棋の対局(すごい長尺!LLRはほんとに肝が座っている)
犬の心:催眠術(Ageとかで一時よく見れていましたが、生で見れるとうれしい)
グランジ:レストランの道路標識(うまい!斜め前のお父さんバカ受け)
・企画3:しりとりジェスチャー/ぐるぐるジェスチャー/超難解ジェスチャー
佐藤大のMCがおもろすぎて。酒を飲んでるとしか思えない天衣無縫。福田チームをやたらひいきする佐藤大、どこでキャラ入ったの?
・罰ゲーム:DOI。DOI初めて見たけどあんななのか!おばちゃんはさすがに乗り切れず、苦笑しつつほほえましく見ていました。押見さん曰く「けっこういらっしゃる男性客がすごい勢いで引いていく」。そら引くわ。


企画もネタももりだくさんの2時間でした。これだけネタやってくれたら甲斐がある。犬の心は「19の犬」以来の生ライブだったので、もっと大阪に来てくれてもいいじゃない!切実に思う。池谷さんはあいかわらず自由。あと佐藤大が本当に芸人として面白すぎるので、ぜひとも大阪に再々きてほしいと思います。BENKEIのABCホールどうしよかなあ。

2010年09月25日(土)
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