ヒルカニヤの虎



 ここには誰もいない

授業開始時間に会社のデスクに貼り付いているよ。
いろんなことを諦めておもむろに日記を書きはじめる17:00。
まあでも偏頭痛の予兆があるので、大学いっても悲惨な気はするけども。

アメトーークの人見知り芸人、よかった!
ちょっとアンタッチャブルの磁場が強すぎましたが
(あのまま人見知り芸人のあるあるを地味に聞いてたかった気も)、
プレゼンター若林はもちろん、後列にいたライセンス藤原がいい感じで喋れていたのでえびす顔です。あとバカリズム升野のクレバーな徹底加減。
有吉は人見知りではなく人嫌い。コミュニケーションがいやで風俗に行ってもSコースにする(※有吉はドM)。デリヘル呼んでおきながら人見知りで居留守を使ったノンスタ石田。
人見知りと欲望を同じ秤ではかる男たちのトーク、おもろかったな。
中学のときイケてなかったグループに属していた芸人と同じく「勇気を与える」。
しかしアンタ山崎「嫌われたくないから人見知りをする」「どうして今嫌われていないと思えるのか?」という人見知り芸人たちの傲慢さへの指摘は鋭かった。
来週はひさびさのガンダム芸人、いのもっさん出るみたいですね。単純にテンション上がる。

カリカトークの備忘録はいったん休憩。
そんなんやってるうちに次の回がもうすぐそこに...。
でもその前に京橋花月のBENKEIと田村亮一座がある。
そんなんやってるうちにM-1すらもうすぐそこですよ。
囲碁将棋の漫才を見ていて、彼らは歌ものが多いけどこれはM-1的にどうなんだろうと考え込む。歌って尺とるよね。いごしょの虎舞竜ネタにおいて、ロードがいえもんのLOVE LOVE SHOWにメタモルフォーゼしたとき(そして文田が「お姉さん...(ウィスパー)」でかぶせたとき)、笑い転げつつも正直M-1はどうなのと。でもそのチョイス大好きです。
本命はおのおの名前あがってきてる感じですけど、おもしろいと好きはまた違うからなあ。逆にM-1で好きになることもある。ロシアンモンキーとなすなかにしとハマカーン来ないかな(そもそもなすなかは出るのだろうか)

2009年11月20日(金)



 夜空に流星をみつけるたびに

「アドズバッ」っていう出会い系から迷惑メールがガンガンくるんですけど、サクラのアプローチの多様性とストーリー性に引きこまれて受信拒否できない。みんな金儲けには頭使ってるね〜。

火曜はKさんと飲みに行ったのでオンライン見れず。
リンカーンもまだ見ていません。99プラスはトータルとノンスタ。やっぱりノンスタ井上=デイオブザレジェンドはおもろい。
オードリーのANNも毎回めっぽう楽しくてありがたいことです。
HN「あのチン」(‘あの子としてからチン●がかゆい’の略)の一連の流れで笑い転げた。HNでボケ合戦はやめて!めんどいので流れは書き出しませんが(よく考えればなんで皆が聞けるものを今まで書き起こしていたのだろう)、ラジオだと完全にボケとツッコミが逆転してるよね。しかも春日のツッコミ(=諌め)はわりと的確。谷口VS若林の全裸マッチが熱すぎて手に汗握りました。ちくしょう大好きだバカ男子!!
だからM-1出なくたって腐らないんだ、と自分に言い聞かせる。
八丈島サバイバル楽しみすぎます。

ラスト30分くらい見れた水曜パンサーのシチサン「ガチンコメール大喜利」にて、ゆったり感江崎が依頼したライセンス藤原の返信ボケ解答がみごとにスベってました。うわあ。PC前でふつうに声出た。先輩すぎるからいじられもせず、なんとなく流されるという…。とても複雑。こういうのは引きずってしまうよ僕は。トータル藤田も同レベルでスベってたからしょうがないか…。このくだり見ホーダイで見直したくねえ〜。
でもまあ犬の心池谷がナイス答え2連発だったのでよしとする。池谷の大喜利はクセや妙なひねりがなく、非常にプレーンなのに他の誰とも似ていない。あー来週のおのれ行きたい。

12月のカリカトークライブ、発売時間の5分後に買ったのに整理番号が11月より50番も後ろってどういうこと!?たぶん完売ギリギリの番数。今から腰が心配でなりません。矯正下着つけたらマシかしら。
カリカトーク一部を昨日くどくど書いてしまったので、二部はあっさり短めに備忘録。
このへんからかなり記憶があいまいで、間違ってるかも。
マズかったら消すのでご一報ください。
スカがだめな人は見ないほうがいいよ。
さすがに二部は白文字で。



■カリカオールナイトトークライブ!!〜曲がり角のこちら側〜

たしか2:30ごろ、ライス関町の「愛は勝つ」で二部開始。二部はカリカと楽しい仲間たち:ガリチュウ熊谷さん、ポテ少菊地さん、ライス関町、囲碁将棋根建、ガリバートンネル三須、そしてかたつむり中澤でトーク。出ないと思ってた中澤さんが出てきて茫然、ちょっと酔い醒めました。心の準備できてない!
動揺をよそに二部はとにかく三須スペシャルでした。前回は初参加にして置き去りにされたため、今回が初めてのトーク参加。三須の笑い方がおかしい、という話からモテなかった学生時代、心の傷=性的トラウマの話へ。彼の風貌は少し山田参助の画風に似ているのでシャレにならない。ここから怒濤のガチホモトークが始まります。というかあの人たち二部(2:30-4:00?)はホモの話しかしてないよね。
・三須少年の青い夏:高校のテストだか何だかの打ち上げで友達と渋谷で飲み(※時効)、三須少年だけ最終を逃し座り込んで朝を待つ。30代くらいのサラリーマンのお兄さんにバーに誘われ、疑いもせずついていく三須少年。飲んでる間はふつうの世間話で、何なら「いい人だ」くらいの純朴ぶり。寝られるとこあるから、というので2時くらいに怪しい雑居ビルの2階の踊り場に連れ込まれる。まだ疑っていない三須少年、酔いもあって踊り場で横になって眠っていると、ふと下半身のあたりがもぞもぞと。何されてたの!?と色めきたつ皆。三「いや規制がちょっと...」ここは表現を包めば大丈夫だという皆の後押しを受けて三「おしゃぶりをされてまして」包まず言っちゃったよ!ここでひとしきり湧くのですが、そこで「それで他には?」と冷静に続きを聞いていた菊地さんが大好きだ。三「指1本入れられて...」このへん会場ごと揺れててあんまり覚えてないけど、けっきょく三須少年がごめんなさいって拒否したんだっけ。でお兄さんと2人でその場を離れる(なぜ逃げない!>出演者&客席)。まだ渋谷の地理をわかっていなかった三須少年は駅に行くつもりでお兄さんについていったのですが、なぜか別の雑居ビルの2階の踊り場に連れ込まれる。で寝たんだったけ?けっこう触られたんだっけ?(※このへん麻痺してた)始発の時間になってお兄さん「トイレしたくない?」三「イヤ別に...」お兄さん「でもお酒飲んでるし電車で困るからここでしちゃいなよ」で、押し問答のすえお兄さん土下座。結局どうなったの!?三「さすがにこれは規制が...」皆「包めば大丈夫!」三「お兄さんののどをうるおしました」包んでも意味ねええええ!このあたりでラム舐めながら「ああ東京まで来てよかった〜」としみじみしたのは覚えています。「大型新人あらわる」といわれていた三須。見返りにお兄さんから千円もらったけどトラウマになってしまった。ちなみにこのときの三須少年は坊主にヒゲで筋トレしてたらしい。そらあかんわ。
このあと全員がわれもわれもとホモ体験談を語りはじめるのですが、三須に敵う者はいなかった。でも全員なんらかの経験があるのは凄いな(熊谷さん以外)。きわどいところでお兄さんののどはうるおさなかった小学生の家城さん。印象に残ったのはかたつむり中澤と菊地さんのバイオレンス。中澤さんはサウナでヤっちゃんぽい男に「2万出すからトイレでしゃぶらせろ」「待ってるから来いよ」と脅され、「あのおっさんボコボコにして2万とって逃げよう」と思ったらしい。その発想は危険。菊地さんは電車で痴漢された際、男の顔を覗き込んで「マジかコイツ」と呟く度胸。目的駅で降りる際に「明日もこの電車乗ってたら殺すからな!」と啖呵をきる。菊地さんは翌日はその電車には乗らないのに。このへんで菊地さんがじわじわ面白くなっている私。もうこのころには表現を包むという倫理がステキに崩壊していました。
体験談がひと段落ついて林さんのひとこと「ホモっていいよね」。ゲイの人はノンケでもゲイになる素質があるかどうか、見ればわかるそう。家「芸人何人かでそういうお店に行ったとき、『犬の心池谷はカンタン』って言われてた」皆「純粋だからね」。あああああ池谷さんはやめてあげて!!
でも結局男は無理だけど、という一同に対し、過去のトラウマから突き詰めて考えすぎて男も女もわかんなくなってきている孤高の三須。林「そういうのキライじゃないよ」さすがに奥深い理解です。エリヤンの西島とパンサーの向井は三須的にアリらしい。じゃあ同じ系統でピクニックもいけるんじゃないの?と誰か。三須くんにとってピク兄はだいぶ先輩にあたるので遠慮して黙っていただけでした。なにその遠慮。そうそう、しんご☆くんがヨシモトに入ったの初めて知った。あの面接王に出てたホモのしんご☆くん(ケイダッシュ所属)ですよね?しんご☆くんのマッサージにハマった熊谷さんはマッサージのあいまに股間触られてもどうでもよくなってきたらしい。熊谷さんわりとグレーゾーン。
セクシャルマイノリティについてけっこう深い話などもしつつ二部終了。ほんとはこの話が非常におもしろかったのだが、違うベクトルで奥深かったので書くべきじゃないような気がする。

今思い出しても二部と三部の落差がすごかった。



今日の日記は長いうえにどうしようもないな。

2009年11月18日(水)



 正体あらわす夜も怖い

おおおおシーラカンスのちぎょが!

月曜のやりすぎコージープライベートビデオ、野爆くーちゃんでおもいっきり春雨噴きました。散髪→散髪→自宅で刈り上げ→実は80歳!老人メイクの無駄なリアリティ。

土曜深夜のカリカトーク慌ててメモ書き備忘録。
ズブロッカとラムを6時間ちかくチャンポンした結果、再現性は非常にあやしいです。雰囲気雰囲気。
ネタバレもなにもDVDになるわけじゃないので自己判断だと思いますが、観劇レポを毛嫌いする小林賢太郎のような人を考えるとやや二の足を踏んでしまう。ので文字色を薄くしてみたり。ブログみたいに畳んだりできればいいのになー。
いずれにせよ検索には引っかかりますが、第二部(ガチホモ)に関しては一切の表現に規制をかけない心意気です。だってこれは日記。今日はとりあえず第一部で力尽きた...。


※敬称がついてたりついてなかったりしますが、
年齢的なものも含めて「さん」をつけると違和感のある人にはつけていません。


■カリカオールナイトトークライブ!!〜曲がり角のこちら側〜

12:45ごろ、ガリチュウ熊谷さんのカラオケによりスタート。なんでその曲のチョイス?と思ったのに曲自体を忘れてしまった。だって開演までやることなさすぎてウオッカ1杯空いたから。1部はカリカ2人でトーク、ビール片手に。おおお、みんな写真撮ってる...!新鮮!
「参加初めての方?」で私含め何人かが挙手。「新旧入れ替わりということで」「押見を卒業させた甲斐がありましたね」。押見さんは頻繁に謝罪会見を開いたり長時間正座させられたりとにかく酷い扱いだったらしい。押見ファンはカリカを憎んでなかっただろうか、という家城さんに対し、林さんは「犬の心のトークライブではかなり好きにやってるらしいからこっちで締めとかないと」とわからないバランス感覚。虐げられる押見さん見たかったなあ。林さんはこの後もグランジ遠山やライス関町に対してアメムチ的なバランス感覚を発揮していました。ポテ少菊地さんには菊地さんだけを見に来る熱狂的なファンが数人ついているため、卒業させられない。

MEETSの話:トークライブが久しぶりな気がするのはMEETSがあったから?ということでケツ上げ@カリカMEETSの話。家城さんによる「林さんのSがおかしい」糾弾(あと林さんによる「やましげさんがキライ」発言もありましたが、火種としてネット上に書いてほしそうだったので書いてみる。家城さん必死でとめてた)。MEETS見てないのでわからないのですが、公演中に林さんが家城さんとヨーロッパ企画の永野さんのズボンを引っ張り上げてケツにくいこませる(場合により上下左右に揺する)、というくだりがあったらしく。
練習からずっと全開で吊られていた家城さんは「肛門が痛い」と言い続けていたのに、永野さんは林さんによって千秋楽に向け徐々に・入念に仕上げられ(痛めつけられ)ていた。さすがの林さんも腕の靭帯にキて、本番前45分コース腕だけマッサージに。どんな職業の人ですか?という筋肉の張り具合。
大人がいなくなった打ち上げの席で永野さんは林さんの餌食になり、2時間近く後ろからただひたすら抱えられる苦行。15分に1回くらい永野さんが逃げ出そうとする→力の差を思い知らせるために力を入れて押さえ込む→繰り返し。その後寝っ転がらせた永野さんを30分くらい全身マッサージする林さん。
だんだんどうでもよくなってきた永野さん「だめだ逃げらんない...ああでもマッサージは気持ちいい....」惑乱。きのどく!つまり林さんは永野さんをとても気に入ったらしいのですが(前世レベルで)、好意の表し方がおかしい。公演後にメアド交換して「あなたが好きです」と送ったら「身体の強ばりがとれません」と返ってきた。かわいそう!
京都から来ていた同じヨーロッパ企画の黒木さんも林さんの餌食になり(公演と関係ないのに)、引き倒されてケツ吊られたうえに家城さんの股間に頭を押し付けられる苦行2。永野さんのブログには「カリカの2人に打ち上げの席で犯されている黒木さん」の画像。でも家城さんも被害者。
最終日打ち上げのラスト1時間は家城さんが完全にロックオンされ(※林さんには酔ってて記憶にない)、ずっとケツを吊られていた。「俺相方に飼われてんだよ?」まさに。抵抗すると前屈みの状態でケツ吊り上げられて壁に叩き付けられる苦行3。自分の股間から女優の李さんと目が合ってしまった家城さん。
ここだけ読むと林さんがほぼゴリラですが、彼はサラリーマンです。いや芸人なんだけど。
この前後で林さんがSなのは実は家城さんの洗脳によるもの論争があり、黒い太陽が荒野に照ってる暗黒の世界がどうとか、まったく意味不明な主張をすごいテンションと顔で繰り出す林ちゃんがいました。家城さん「え、なに、キャラ変えたの?」なんか家城さんのほうがふつうに常識人だな。何回か「もうキチガイだよ!」って叫んでた。

カリカトークに誰を呼ぶか→売れてる後輩トーク:この話の流れだったかどうか曖昧ですが、今までそんなに喋ったことない芸人とも喋りたいという話に(今年は泥で同期と絡んだから同期はもういいらしい)。ピース又吉と初めて飲みにいった家城さん、画的にこの2人はやばいことに気付く。だって死神とブサイクNo.1。悩み、人生、お笑いなどについて語り充実した時間を過ごし、どうしてもカラオケに行きたくなって(およそカラオケ好きそうじゃないのに)又吉を誘う。3回に1回は歌ってくれるけど吉田拓郎しかチョイスしない又吉、途中から「アハ、アハハハ」と笑い出す。「家城さん楽しいです!」ムリして壊れたのではなく単純に楽しかった。1年に1回開催予定のはずが、又吉から半年に1回にしてほしいとの申し入れがあったそうです。よかったね!
売れてる後輩芸人は誘いにくい、という話から。
もう中学生の話けっこうしてたなー。月収80万という黒い噂を流しているのは実は林さん。家城さんはもう中天然派、林さんは計算派。川岸で魚と花にネタ見せする奴は天然だろうという家城さん。それがもう中の掌の上なんだとあざ笑う林さん。なんとなく私ももう中黒い説に傾いてきましたが、カリカトークで裁判やるならぜひ見たい。
あと売れてる後輩でも期が離れてるほうが誘いにくいとか。ロバートは個々につまめてもまとまると遠慮するとか、オリラジやはんにゃにはもっとだとか。
この流れだったのかな、林さんは関町が気を使わない後輩。家城「たぶん楽屋で関町ニヤニヤしてますよ」でも遊びにいったりはしない。関町は人気者なので誘うのをためらう。林「捨てられるくらいならこっちから捨ててやるっていう」わからん!家城さんの「いま関町そこまでいってんの?」というフリのようなセリフが2部で効いてきます。このあたりでグランジ遠山に対する林さんのプレイが炸裂していたような。遠山とは今距離を置いてるけどときどき楔を打っておかねばならない。なのでキングオブコント審査の楽屋にいるであろう遠山に「見てるよ」とメールを送り続けた。遠山「何したらいいんですか?」林「ただ見てるよ」遠山「だから何したら(以下略)」林さんのパワープレイは一体なんなんだろう。
あと最近ではパンチ浜崎にすら気を使うという林さんに対し、家城さんはパンチとの関係性とその思いについてひとしきり。顔バレしたいパンチに家城さんには特有のもやっと感があるようだ。でも泥酔したパンチ深夜のコンビニ→甲州街道に向かって「劉備殿ー!」はおもろかった。肉まんあんまん15個は蜀の軍勢のため。
一部はそんなもんだったかな?たぶんもっとあったと思うのですが。
まだそんなに酔ってない一部だから覚えてるだけで、二部以降は多分ぐだぐだです。


※来月のカリカトークチケットも取ってしまいましたよと。

2009年11月17日(火)



 だけど帰るあなた

すみません、かたつむり中澤さんのブログに今後の予定載ってました。
野球観戦の件で「謝罪いらんだろ」と思ってから全然覗いてなかった。
ナガモノが最後ではなく、活動自体は11月いっぱいだそうです。
2日連続でオリラジあっちゃん来訪。よかった。
どっちもM-1待ってます。

日曜の東京はぽかぽかしたいい日だったので、ぞんぶんに浅草観光を楽しみました。午前は本郷のほうにも寄り、兼安、不忍池、湯島聖堂、湯島天神、神田明神などなどのんびり歩いて回る。健全に観光した日曜。
おかげで眠くてたまらない月曜朝です。あー腰いてー。

カリカオールを思い出しつつ書いてたら全然終わらなかった(というか3部で筆が止まる)ので、もう後日にまわします。比重1割だった日曜の押見一門会in浅草花月から。
押見さんが先々月にカリカオールを卒業したのは知ってたので、どうせ東京行くなら片方だけでも犬の心を見ておきたい、という算段で行ってみた一門会。見事に中肉中背の男たちが一堂に会する。DOI(グランジ遠山+LLR伊藤)とシュール5末っ子(しずる池田+ライス関町)にジューシーズ松橋が加わっただけです。せまっ!誘ってたピクニックさんは神保町の芝居で来られなかったそう。
主催者いわく「仲が良い男子中学生達が、学校の休み時間に教室で女子の視線を意識しつつ遊んでいる」ライブ。本当にそんな感じだった。何ならシチサンよりゆるいよ。炭酸の抜けたというか何というか、仲良しこよし6人がわちゃわちゃやってるのをほほえましく眺めなさい、という方向性です。押見さんの舐められっぷりはさすがだなあとか、LLR伊藤さんとグランジ遠山さんの小競り合いとか、9期3人の三つ子っぷりとか、いずれにせよ多大な母性が必要。
押見さんも最初に「非常に志の低いライブです」っつってたけど、いやほんとにね!その言葉掛け値なし!最後のコントのオチ(食パン食わせ合い)はよかったけど。しょっぱなでプリッツゲームとフィーリングカップルが始まったときには本気で帰ろうかと思った。怒ったわけでもひいたわけでもなく、日曜の晩に東京で何やってんだ私と猛烈に我に返ったゆえの脱力感です。ガチホモは大好物ですが(※後日のカリカトークレポ参照)、ボーイズラブ@押見は金出して見たいもんでもない。オコチャさんのナイスアシストで救われた。
ライブ自体は企画とコントを交互にやっていく構成で、企画は前述のプリッツゲームと客の悩みに大喜利で答えるのと、あとピンポンサッカーと寄り切りだけ相撲?もう1個くらいあったかもしれません。コントは某掲示板の悪意の書き込みと、伊藤ちゃんの缶蹴りと、部活のマネージャーと部員。これももう1個くらいあったかもしれない。伊藤ちゃん缶蹴りのときの押見のおちょくり(魚のヒレみたいに手を前後にひらひらしたまま低い体勢で走り回る)が最高にイラっとした。
三つ子のなかではしずる池田が頭ひとつ抜けてすごいなと。大喜利の関町「キッコーマン」光ってたけど、池田はゼロ安打でも空気感でもっていきます。売れるってきっとそういうことなんだな。LLR伊藤ちゃんの立ち位置はなんかよかった。遠山さんすごいがんばって声はってたのに、最後に下ネタでド滑ってて不憫である。いい人。
肩の力抜いて気楽にみた人勝ちのライブで、あんまりこういうライブ行ったことないので新鮮でした。若干の戸惑いは否めず。でも客席のみなさん結構テンション上げてらっしゃって、やっぱり能動的で協力的。アンケート回答もお笑いのツボをおさえていてすばらしい。一緒に楽しい空間を作っていこうという姿勢がいいですね。バナナマンやラーメンズではありえない客層・雰囲気だもの。浅草花月は古くていい舞台だったし。会場2階から水的なものが洩ってたみたいですけど。
このあとは京橋花月のBENKEIが控えているので、出演の2人には挽回を期待します。※作り込んだもののほうがやっぱり好きだ。

2009年11月16日(月)



 君にしあわせあれ

カリカオール終了〜。
早朝の靖国通りをマスカラドロドロで歩いていた謎。
1部2部はそれはもう楽しかったのですが、
3部では嗚咽をこらえるのに必死で横隔膜が痛かった。
かたつむり中澤は今回からいないものだと思ってたのに、
私の新大阪での葛藤を返してくれ。
でも最初で最後に聞いたのがLove is overじゃなくてバンザイで本当によかったです。

1部と2部については備忘録書くけど、3部については迷い中。
あれはあの場だけのことでいいんじゃないだろうか。
でも忘れてしまいたくない。

来月のカリカオールは東京の学会の例会と丸かぶるので、
普通に参戦できそうです。せめて次は背もたれのある席を…!
おばちゃん腰がもう。

さてこれから浅草に移動です。
ジューシーズ松橋って押見一門だったの!?

2009年11月15日(日)
初日 最新 目次 MAIL