ヒルカニヤの虎



 余計な事はしすぎるほどいいよ

公開初日に行ってきましたクローズZERO2。
元相方をむりやり連れてのまずは1回目です。
前売り5枚買ってあるんだよ。最後とはいえバカだろ?
(こういうときには必ずスピッツ「運命の人」が後押ししてくれるのです)

まだ1回目なのでちゃんと噛み砕けてないのですが、
ネタばれない役立たずの感想ぶちまけ。

・決して2が悪いわけじゃないけど、1は奇跡のようにうまく展開していたと思う
・つまりバランスの問題で、拳さん(とヤクザの抗争)側のストーリーの影が薄い;ん?バランスっていうより説得力がないのかな?いきなり出てきたちっちゃいおっさんに人生とか語りだされても…1見てないとポカーンてなります
・黒木メイサが前回に引き続きかわいそう
・主役の源治がおいしくない!本当に最後しかおいしくない!
・多摩雄が裸足で長髪で、ジェロニモって呼ばれてた
・拾い食いは顕在、しかも今回は雨水のんでたよ;野生!
・フランクフルトはどうなんだ…
・軍団の遊びはなごむね〜(今回は手作りバットでダーツ)
・三上兄弟がやっぱり大好きです
・いろんな人間関係が実は複雑に絡んでいたことを知る
・鳳仙のトップが濃ゆすぎた(そして嫌いではない)
・キャラは前回とぶれてないと思うんですけど、唯一リンダマンが雄弁になっていてびっくり
・時生の完全復活がかなり丁寧に描かれていてうれしい


全体的にセリフが聞き取りにくいので、何回か見ないとわからないと思う。
あと今回すごい活躍していた(悪い意味で)鷲尾郷太くんですが、あの人はうちの高校の2年先輩らしいよ。ドロップにも出てたらしく、その絡みで母校で試写会やったそう(かなり前の日記に書いた件)。30代で高校生役か…。まあ鳳仙の面々はほぼ完全におっさんでしたけど。
結論としてはやっぱり多摩雄から目が離せないということでね。次はいつ行こうかしら。

金曜も午後から大学のゼミでした。
悠久の学生時間に感覚が合わなくて、授業や何やのすきまの時間、受動的時間がもったいなくてしかたない。この30分であのゲラ見れるなあとかメール打てるなあとか企画作れるなあとか、なんかせせこましくもちっちゃい人間になっちゃったな〜と思う。でもこの感覚は違和感のまま置いておくべきだ。ふつうに働く市井の人間の感覚のまま研究の場に身を置くこと、象牙の塔に幽閉されないこと。私はイソップ童話のコウモリになりたいんです。

2009年04月12日(日)



 欲しいものを全部言いなよ

ジャイケルに高僧野々村の野々村(現にちょけん修士夫人)が出ていて嬉しい。ワチャチャの感じやね。あらびき団がないのでさみしい水曜。
「子育てプレイ」っていうドラマが始まりましたが、これはみうらじゅん関係なく「親孝行プレイ」の後釜なのかしら。登場人物が3人から5人に増えていました。5人とも特に思い入れはない役者さん達なので、気楽に見れそう。ヨーロッパ企画の番組は途中で寝ちゃったな。シルシルミシルはいとうさんが見たくなると見る感じです。
でもなんか最近はテレビついててもほとんど見ず聞かずで、あーだんだんそうなりつつあるのかなーと思う。それはそれでいいかな、とも。

この日記を覗いてくださる方のたぶん半分くらいがライセンス関係で、その他お笑いがあとの半分だと思うんですね。当初はお笑いの日記にするつもりはなかったけど、なんとなくお笑いメインでもうすぐまる2年。ちょっと今後どうするか考え中です。次段落みたいなこと書くなら、ノートの切れ端にでも書いとけよって話ですし。ここ中途半端にマジメなんだよなー。備忘録的日記と銘打ってるからいいのかな。でもいさぎよくお笑いだけ別でブログっていうのも...モンモン。

えっ今日って木曜?もう?一週間ってこんなに早いのか。びっくりする。
以下お笑い好きのかたにはなにひとつ関係ないつぶやきです。
昔の知り合い(学生)が「元の研究室なら楽勝でしょ」などというのでうっかりけんか腰。めちゃくちゃ怖いわぼけー。全然違う研究室に行くなら「そういう人」で通るけど、元に戻るってことは3年前の自分との戦いで、プラスこの3年間が問われるってこと。読むのは理系の論文ばっかりで人文関係の本はほぼ読んでなかったし、そういう思考のしかたもあえてやってこなかった。学生のころ脆弱だったところに筋肉はついた、でも弱った足腰のリハビリは全然足りてない。ちょっとしたアドバンテージは人間関係ぐらいのものです。
ひさびさにものを考えはじめたら、この興奮はやっぱりなにより楽しい。これが昔なら熱のまま全身のめりこめばそれでよかったけど、仕事のある今はそうはいかない。個々の仕事の質は落とせない。それが仕事なら当たり前のことで、だから今の仕事場もこれからは怖い場所になる。小さいミスやど忘れが大損害になる仕事で、注意力や危機管理をお留守にせず、今の質と発想をいかに保つか。なにかに夢中になれば他の事がどうでもよくなるから、バランスとれるかどうか我ながら怪しい。なんかもう怖いことだらけなわけですよ。
でもこれ以上夢中になれるものをまだ他に知らないから仕方ない。ほんとにこんなことが楽しいなんてさびしい人。私のなかに深く根を張る劣等のもとは欠落と疎外である。優劣や過多や、早い遅いはなんだかどうでもよくなってしまった。

2009年04月09日(木)



 うかつな道にはうかつな罠が

近所の公園と、通勤途中の大川の川岸で桜が爛漫。
夜の公園ではけっこう遅い時間まで小さい宴会が繰り広げられている。ビール+つまみで魂ぬけて桜を見上げるサラリーマンの横を通り抜けて帰宅するわたくし。
川岸の桜並木は朝も夜も最高ですが、通勤途中の皆さんがめいめい観桜しながらゆっくりゆっくり歩くので、朝の橋の上は渋滞です。桜はほんとうに狂ったように咲くねえ。

ここ数日の地上波。
飛び出せ科学くん:深海の巨大ザメ捕獲作戦。世間では深海ザメがはやってる?でもあの船でオンデンザメを引き揚げるのは無理だろー。メガマウス引揚の動画とヒラツノザメの胎生が見れたので永久保存版には違いないけども。オンデンザメの動画はyoutubeにごろごろしてるからあんまりありがたみがないよね。興奮度としては、ゴブリンシャークを追いつつなんかのついででラブカを撮った嵐のバラエティのほうが高いです。あのラブカの扱いの軽さにはぼうぜんとした。
笑神降臨:レギュラー放送第1回は次長課長。お試し版の特番でバナナマンの評判がよかったらレギュラー化ってことでしたが、よかったんだ。よかったね。次長課長はDVD借りてみるほどでもないのですが、ドリームマッチをかんがみて思うに井上の限りなく素にみえるツッコミ態はうまいのだなあ。
グイン・サーガ:地上波じゃ見れないんだって教えてもらいました。ええー。廃人になるのでBSやWOWWOWやケーブルテレビは見ないと誓っているのですが、なんかむかつくな...。で消化試合で初めて朝ドラを見る。和菓子屋?あすかも和菓子屋だったような。今日は騙されて1,000万借金が増えた回だったんですけど、当事者タッチ軽っ!銭ゲバの定食屋くらい深刻になってほしい。朝ドラにはまったくふさわしくない。さーよーなーらーただーただただただー(この曲は回り出すと止まりません)
リンカーン:今回のエレベーターはおもしろかった!同期でたー!あとイケアで買い物。浜ちょんは大丈夫なんですか?ガキでは治ってたのか、前の収録なのか。
ガキの使い:けっこう毎週見てるんですよ。2週間にわたった後輩騙し。
99プラス:ひさびさの山田孝之。99と山田さんとの掛け合いも長いけど、前身のバラエティからずっと見てしまっている。お約束の2週連続放映です。マンチカンに夢中のカメラマン。
侍チュートは流し見たんですけど、あんまり覚えていない。

そんな感じで、ちょっと学校行ってきます。ジュワっ

2009年04月07日(火)



 運命も運勢もたぶんきっと当たってないよ

胃が、胃がいたい。慢性化している。胃痛プラス偏頭痛で日曜はほとんど臥せっていました。
土曜の深夜(というか日曜の未明)に先輩Fと3時間ぐらい電話でバカ笑いして腹筋が痙攣したせいかしらん。話の内容はここには書けません。とても残念。

寝ながら無限大とかディスカスで借りっぱだったDVDとか見てたんですけど、もうディスカス休会しようかなあ。などと思ったりもする映画の凪ぎ具合。ちなみに見ていたのはさすらいのカウボーイです。4月なったけどまだラーメンズのTEXT(とhome)に手を出す気概がない。あ、FLATとNewsもDVD化するんですね。予約はしたよ。
日曜夜9時頃に就寝したせいでグイン・サーガのアニメ化第1回を見忘れたことに今気付きました。意地でも見たかったのに。臥せっているところをNHKの集金のおっちゃんに襲撃され、いまいましくも受信料を払わされた憤りのやり場に困ったからです。知らぬ間にNHKの放映が止められていたとしても、私の日常はまったく変わらない。深海系のドキュメンタリーと昔の大河/朝ドラのいくつかに免じて払ってあげましたけど。でもなんか納得いかないんだよな...ビジネスとして間違ってるきがする。

タモリ倶楽部もモヤモヤさまぁ〜ずも、あとシンケンジャーもディケイドも見たんですけど、まあ穏やかに流れる感じで。※シンケンジャーは真顔でおもしろいと思う。あと日曜昼にTBSで怒濤のチュートリアル攻勢があって、おもわず見てしまった。関西ローカル、嗚呼にっぽんの兄弟は名コーナーでしたね。最後ちょっと泣いちゃったよ。そのあと情熱大陸再放送。これはぜんぜん泣かない。相応ではない。
あっ、そういえば土曜の関西ローカルなんぼDEナンボにバナナマンが出てたんだった!芸人人生の転機はQさまのコンビ解散ドッキリなんだそうです。あのドッキリは設楽さんのなかで本当に大きかったんだな、と思う。なにごとも疑ってかかる人が初めて手にしたよるべだったのではないか。

2009年04月06日(月)



 同じ望みならここでかなえよう

待望の「深海魚;暗黒街のモンスターたち」(※カラー本)がとどきました。ホットカーペットの上で幼児のように熟読してしまった。そんなわけで午後出勤。
これまでの手書きイラストや深海撮影写真の図鑑ではなく、(ほぼ)標本になった深海魚の「死体」写真です。サブタイトルのわりに学術寄り。臨場感はクレール・ヌヴィアン「深海」に比べるべくもないけども。あれは1枚の写真の後ろにはてなく拡散する暗黒のどろりとした海が見え、震えます。暗黒街の〜は標本マニアの人はいいかもしれない。なんか独特の干物感があって、震撼する以前に醤油かけたくなっちゃう感じ。
でも分類のしかたと解説がとても面白いので、深海好きの諸兄は必携です。

いろいろ地上波のお笑い感想を置いてきぼりにしていますが、見てないわけではないよ。
木曜:ビーバップハイヒールは漢字、はてなの自由研究は他人の彼氏のファッションチェック(義実の風俗発言にバカ受けしていた江川氏)。アメトーークは腰痛い芸人でした。そういえば先週のNOパソコン芸人の感想を書いてない気がしますが、今年のアメトーークではスマッシュヒット。ちなみにアメトーークは初期の頃からほとんど見てるのでDVDは購入しません!(あらびき団とやりすぎも右に同じ)ちょ、おいクギづけ動画も終わるのかよ!好きなのに!井上マーの官能劇場がみられないのが悲しい。
金曜:南パラのない金曜深夜はくりぃむナントカ復活とbase×base×baseとアメザリの60分漫才で存外忙しかったです。最近ベタが大好きになりつつあるので(たぶん落語の影響)、アメザリの漫才はほんとうに素晴らしいなと思う(特に平井が結婚してから)。なすなかにしも大好きだよ。いっときアメザリとシャカとダイノジが大好きだった時期があったんですけど、アニメとかにも手を出しつついちばんストレートに本芸を磨いたのがアメザリだと思う。松竹の底力。ダイノジは本芸より他のことが面白くなっちゃった。

5月のライセンス単独(LICENSE vol.7)行けることになりました!
なんかもう奇跡のようなアレで、本当にありがたいことです。
2年ちかくもこんなダレた日記を書き続けてきてよかったよ...。
感想はここに書く予定ですが、私のレポはものすごい色眼鏡を通しているので、ネタバレにはならないと思います。でもできるだけ詳細に書くようにする。だってきっとたくさんの人が涙を飲んだはずだもの。
ちなみに前後の日程の都合により、往復とも深夜バス決定です。東京ー大阪往復で新幹線片道より全然安いってすごいなー。やられないようにがんばる。

2009年04月03日(金)
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