ヒルカニヤの虎



 星占いで全てかたづけたい

平和な週末の最後、完全に胃がやられている。
小刻みな胃薬服用で小康を保っていますがときどき脂汗。食べすぎたのか飲みすぎたのか仕事のストレスか、原因がわからない。
金曜夜は仕事のゴタゴタで土日出勤が決定し、グレて早々にセンパイKさんと飲みに行く。ボルテージ上がりすぎて2人で1升近く飲む。土曜は朝から夕方まで日記書く余裕なく仕事、退社後実家で両親とこれも結構な量の酒を飲む。でもまあ2日ともよい酒であった。で日曜はおうちで仕事。よしもと見ホーダイで恋ナポ見ながらですけど。いのもっさん、やっぱりここ数年で肥えましたね。だから年々こども顔になっていくのだな。なつかしの誉の遠藤さんが何度も見れてうれしい。あと恋ナポ挿入歌がフリッパーズでびっくらしました。あとヒストリーも見たよ。おおお井本フルスロットル突っ込み。髪型がコロコロ変わりますね。感想は心に余裕がある時にでも。

金土日地上波まとめ
・ごぶごぶ:わー梅田!平日昼の浜ちょんは最高です。いいなあロフトの店員。偶然やハプニングの要素はお笑いに必須なはずなのに、最近はお膳立て完璧な番組ばっかりで…
・南パラ:女ばっかりのおばちゃんパラダイス、大久保さんのポテンシャルはやはりずば抜けてすごい。なるみはちょっと鼻についたな…
・銭ゲバ:今期のドラマはこれしか残ってない
・タモリ倶楽部:シラス干しから異物を探し出して点数つけるやつ。「エウロパ幼生」とかテンション上がります。驚いたことにフットボール登場
・モヤモヤさまぁ〜ず:自由が丘つづき。この番組みると東京もいいかもなと思う
・ディケイド:龍騎きた!あの壮絶な欲望と絶望のバトルが裁判員制度の導入にすり替わりました。クウガ以上に話変わっとるやないか。役者のクオリティが総じてひどい(でも蓮はいまのほうがいいかな…)。とりあえず早く王蛇が見たいぞ
・天地人:脱落間際です。もちこたえろオレ!

2009年03月01日(日)



 未来をもてあましてみたいんだ

朝起きたら右耳にパソコンからのイヤホン、テレビつけっぱなし、メガネかけっぱなしで行き倒れてました。私は右耳パソコン/左耳テレビという横着をやりますが、慣れてくるとけっこういける。本読みながらテレビよりは全然マシ。

木曜お笑いまとめ
・ひみつの嵐ちゃん:この番組は縁の下の情報リサーチ組にかかっている
・ビーバップハイヒール:ロジカルシンキング。要するに俯瞰=ひねくれものの考え方です。これ解けない人のほうが確実にビビッドな生を謳歌できると思うのだが。はてなの自由研究はビーバップこんな男許せん挙、左前の女子が絵に描いたような圏外さんで開き直る強さをもっていた
・アメトーーク:パチンコ芸人。ケンコバが楽しそうでよかったです。これはパチンコ好きの人にはたまらんのだろうな
・クギづけよりクロマティ高校を選んでしまった

とりあえず1回見たLicense vol.talk#2。
ライセンスの背中には羽が生えているお決まりのアレ(ああ久々だなあ天使)。楽屋で子リスがごとくポテトを齧っていたのに後輩からおびえられる兄さん2人、ふだんは楽屋でババ抜きをしています(ミニコント)。でも立ち位置右の人はドレッドでデビューしました。当時の二丁目劇場にドレッドの先輩がいるわけなかろう。
藤原さんの舞台話、衣装のくだり出だしのテレ方が非常にきしょくわるかった。「ざまみろ感です」「情緒不安定なん?」ナイスツッコミ。「俺東京(公演)見に行ったで」「うそっ!?」「うそ〜」きみら子供か。でもいのもっさんのウソに対する藤原さんの食いつきがハンパなく切実で、藤原さんかわいそうでした。ウソなのに…。パピ責任とって大阪公演見に行ったれ。
そのあと怒濤のいのもっさん「街で顔差された」トーク。この人は本当にイベント遭遇運が高いよね。藤原さんはそんな目に会ったためしがないそうですが。ライセンスファンのタクシー運転手痛恨の名前ミス、居酒屋で「あちらのお客様からです」、おばはん4人に写真撮られて席合体させられる等。お笑いを支えに辛い毎日を生きるサラリーマンが芸人に一杯の酒を奢る、その気持ちわからなくもない。私もいつか飲み屋で売れない芸人を見かけたらそうしたいものだ(※いのもっさんは微妙に売れています)。笑わせてくれてありがとうの気持ちは大事だよね。お笑い界全体を背負えるか?と奢られた酒に手を出すか懊悩したパピは存外真摯です。子ゴリラくらい力あるおばはんどもは怖いのだが、藤原さんの気持ち悪がり方がちょっと妙。
後半、「こんな店が嫌」にかけてのボルテージたるやものすごかったです。特にパピ。その店員の感じわかるわー。華麗にビビンバ仕上げられても「知らん!」て思うものな。あの一連のくだりはあるあるとして見事でした。ピー音入りまくりの高級コンビニ批判、○チュ○○ローソンはまじでいらんよな。スタバのタンブラーへの憤りでテンション上がりすぎて地団駄踏んで訴えていたパピ。なんか2回ぐらい「ああやっぱりこの人おかしい」(笑顔)ってなったんですけど、どこだったろう?
以上さらっと。また見て何かあれば書きますが、変に掘り下げるのはよそう(予定)。
あ、有料コンテンツをあんまり詳細に書くとよくないんでしょうか。もう書いちゃいましたけど。

2009年02月27日(金)



 うらでそおっと滑り落とす

水曜お笑いまとめ
・ガキ使:ヤッターマンのメンバー揃えてくやつ。映画便乗。なぜだろう、初めて「おとなしい番組だな」と思いました
・あらびき団:ガリガリガリクソンと渡辺ラオウとBBゴローとはまた豪華なピン芸で。ラオウに手を打って笑ってしまって凹む。今回グラビア枠がなかった

シネ・ヌーヴォで「キャラメル」を見てきたよ。
会社のセンパイKさんとSちゃんと、8時で脱兎。
着席してチラシみて心中ギャーと絶叫する。今週土曜からソクーロフだったのか!
うーん、正直そっちのほうがよかったカモ…と思いつつ見始め、終わったときには多幸感に溢れていたのでよしとする。

「キャラメル」はベイルートのサロンで集う女たちの悲喜こもごもを描く映画。
見始めて5分で当たりの手ごたえ、だってSATCやアルモドバルの感性だから(=文化をこえて共感できる情緒)。
画角がどれもいちいち美しかった。ベイルートは異教のエキゾチズムとどこか懐かしい猥雑さが混在した街。そう、この映画はひどく普遍的なのである。風景も、そこで描かれる人間模様も、それぞれの感情も、どれもとても親しい。登場人物には人生があり、ほどほどに幸せで不幸で、生きてるかぎり完璧なハッピーエンドなんかない。どこにも辿り着けないで笑いながら泣きながら生きていく。でもそれが人間で、だからいいんだ。今までゲイの監督が描く世界はみな人間讃歌だと思っていましたが、女性監督もそうなのかな。監督・主演のナディーン・ラバキーはすばらしいですね。
ひさびさに最初から最後まで素直によい映画を見た。内容は書かないから女子のみんなは見に行くといいよ!
邦画&単館淡々映画好きのKさんと、シネコン系のSちゃんと、ドラッグ&クィア>カルト映画好きの私が同じように涙できたので、ほぼ全層を網羅すると思います。

2009年02月26日(木)



 憂うつもボクの個性だ

昨今の日記のすさみっぷりに如実にあらわれていますが、多忙です。
まああと1ヵ月だし...という自分を騙す呪文。
明日はライセンストークライブ配信!(念)今週のおしゃ水「藤原の心のアナル論」はちょっと聞きたいような。

火曜のお笑いまとめ
・リンカーン:目玉企画のない回のほうがのんびりしてて好きだ。時代遡るやつと恒例「〜といえば?」で意見の一致をはかるやつ。もはや往年の「ダウンタウンの番組を見るぞ(正座)」という緊張感はみじんもありませんが、これはこれでいいのかも
・99プラス:北海道20代女性の意見「(大泉洋は)北海道を諦めた気がする」実力で勝って人気で負けた大泉洋。座頭市がおもろかったです
・ニケツっ:オープニングだけ一瞬。やっぱり今のJには大いなる違和感を感じるな〜(たかが芸人、されど芸人、の順番を違えてはいけないと思う)あとケンコバが優しすぎるのもだめだよね
・鉄筋base:GAGは写真のうつりかたコント。珍しくオチが悪意なくふつう。面白いんだけどそろそろ世界が狭く感じられてきたので、とくに意図がないなら大学生設定以外もやってほしいなあ。鎌鼬のツッコミ濱家はどんどんうまくなるので驚きです。まったく同じ言葉を繰り返しているのにニュアンスが全部ちがって、笑いが確実に増幅していく。シンプルでいい型の漫才だなあ
・新しい波16:どっちもテレビ初出演だそうで。20歳のコンビ・クロンモロンは頭で作り込んだコント。とんがってんなあオイ(半笑い)お笑いでいくならその道はたぶん違うと思うの。83幕府はわりと好きかもしれませんが、先週のかたつむりがとにかくすごすぎて好きすぎた

きのうのヤフトピ画像に一瞬だけデメニギス(背中に大きな目がある深海魚)が上がっていました。しかも目が収納されてる頭部のスケルトン具合がこれまでになく鮮明で、大興奮する。流れるように右クリック→保存。深海魚画像フォルダもかなりの容量になったよ。深海魚は英字名前より和名のほうがかわいい。ソコボウズ、ユメナマコ、ビクニンなど。スライドショーでみうらさんが「エロビデオを彼女から隠す際の目くらましに一番いいタイトルは?」という問いの回答として「女が興味ないっつったら深海魚でしょ」って言ってましたが、深海魚に興味ある人なんて男も女も会ったことねえよ...。

2009年02月25日(水)



 見えないってつらいですか

先日借りたエッセイ漫画が非常におもしろかったです。書名はここに書けないけどありがとう涼さん!(名指し)
アルモドバルとオゾンは周知として、クローネンバーグは確かに死角だった。映画>演劇>ドラマの順で共感するけど、むしろ小ネタがおいしいな〜。古きよきって感じですね。以上わかる人にはわかる感想。

雨でメンタル低下中。ここから全部グチです注意。
昨日のやりすぎコージーで野性爆弾の爆弾が野性じゃなかった。野爆のロケはあんなもんじゃねえだろ!
「やらかい穴ないんけ」あたりの下ネタと、ババアのイボや葬式ケーキや宗教・戦争関係のタブー越えるアナーキーさはテレビで放映できないって知ってる。けど2割程度にまで薄められた野爆は見たくなかったんだ。私がマヨブラ流を見なくなったのは、野爆社会見学が野爆TV「うめだから世界へ」とDVD in DVDのロケには届くべくもなかったからです。でもまだ精子とか出てたからね。
あーああ、盆地で一位聞こう...。

本屋でQJの新刊パラっと見たらやりすぎコージー特集。
あれ、前もやりすぎ特集やらんかったっけ?とよくよく見るとゴールデン特集で、べつだん中身が新しいわけでもないような。あれあれ?どうしちゃったんだQJ!それは誌面まるまる半分使ってやることなのか〜。お笑いで特集組むと部数売れるから?
あ、もちろんお笑い特集が悪いっていうんではなくて(内村光良特集とかすごくよかった)、QJにムーブメントの後追いなんてやってほしくなかったんです。私らはどこへ行けばいいんだ。お笑いではいっそ志村けん特集だったら買う。あとは新しい波1〜16総括。

ソフトバンクユーザー仲間であるセンパイKさんとの会話。
K「S-1て知ってる?」私「年末7時間ヨシモトの特番のアレすか?(イス-1と間違っている)」K「それは録画したまま見れてないけど、じゃなくてソフトバンクが始めたお笑いバトルが下品で!」
・・・要するに毎月携帯動画で芸人を闘わせ、勝った方が月間1000万、年間グランプリは億単位の莫大な賞金がもらえるという便乗パクリ賞レースらしい。
私「拝金主義のブタどもが考えそうなことだな」K「......(怯)」
イラっとしたので思わず斬って捨ててしまいましたテヘ。
あと言い忘れたけどKさんは早くイス−1を見た方がいいですよ。
私はソフトバンクユーザーですが、投票はおろかどんな芸人が出ても見る気はありません。というか好きな芸人こそ見たくない。むなくそわるいシステムで動かされたらいい芸がダメになっちゃうんだよ。キングオブコントがそうだった。市場は芸人消費も大概にしてください。芸人は競馬のウマじゃないんだ。笑かす⇔笑うというくだらなくも美しい贈与のほかに、一体何の付加価値が要るというのか。客はそんなにバカじゃないと思うけどなあ。

月曜お笑いまとめ
・やりすぎ:後略
・しゃべくり007:アレ?今回ほとんど覚えてない。はんにゃのネタを初めて見ました。うーん...........ここで否定的意見を書くとすごい非難メールとか来るのかしら。それを押してまで書きたいことでもないので、まあいいんじゃないかそれはそれで
・嵐の宿題君:ノンスタ。自覚しているならよかった(自分たちの露出のマズさを)。花月を守りながら東京でもがんばればよいのに、花月にはブームによる消費はないぜ
・お試しかっ:レトロゲーム1面クリア。テトリスとエロゲ以外のゲームができないので...

明日は会社8時で退社してシネヌーヴォで映画。
よしっあと1.5日がんばろう。

2009年02月24日(火)
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