ヒルカニヤの虎



 いつの間にか子供になってた

日曜日。会社からそのまま夜飲み会。
以前に大学の飲み会でしゃべってえらいこと面白かった博士の先輩ほか4名。いろんな種類のおたくが集まると面白いですね(自画自賛)。
年末東京で勝負するか年明け大阪で勝負するか、それが問題だ。
わかる人にはわかる冬の惑い。

で、外に出てる時間以外ほぼこたつで寝ていて(寝ようとして寝るのではなく気づくと突っ伏してる系)、あれあれ?と思っていましたが、兄さん頭が痛いんだとも思っていましたが、もしかして風邪ひいてる?ううん引いてない。メンタル落ちてもない。無理矢理の自己完結。

紙タバコから徐々に嗅ぎタバコに戻そうとしている。
紙→嗅ぎ→紙→嗅ぎ、というニコチン摂取の流れ。
社会人になって紙タバコに戻した頃は「肺癌か口腔癌かの違いだ」と投げやりになっていましたが、なんだか最近おのれが長生きするような気がしてきて、そうなると正直COPDは嫌。周りの人に迷惑をかけないうえ長時間の移動にもたえうる嗅ぎタバコはたいへん有用ですが、公共の場での見た目が悪く、社会からのドロップアウト感がハンパやない。あと鼻毛がのびる。
関係ないけどリタリンでスニってた鬱の人たちは今後どうするんだろうな?
そういえばこの前「バナナの皮」「トリップ」で検索してきた人がいてちょっと笑う。なんでこの日記がひっかかったのか謎です。ほのめかしもしてないはず...。バナナの皮はきかんよ青少年(推定)。



2007年12月10日(月)



 してよもっとして

土曜は終日お家で仕事。BGMは若手のお笑い番組でした。
録画あらびき団(藤井とひがしのりがやってる深夜番組)→録画ガキの使い(ききポン酢)→NHK演芸新人賞(ジャルジャル)→笑いの超新星(とろサーモン)→ピンクカーペット

これだけ見てると随所で芸人(とネタ)がかぶってくる。
ジャルジャルと増谷キートンとインポッシブルと小林けん太はここ数日で確実に2回見た。ほかの芸人も2回見てるかしらんがそこまで記憶に残っておらず。
増谷キートンとインポッシブルはそれぞれネタが違っており、どちらも非常に面白かった。旬。カブトムシは相打ちで糞コロガシには圧勝するんだ…。

そういえば連続ドラマSPに片桐仁。G2プロデュースの舞台CMにキッチュと片桐仁。あれっキッチュも今日2回見たような?ああ演芸大賞の審査員だ。

今やっている深夜番組に古田新太と生瀬勝久。姜暢夫(兄者ー!)が出ていていじられたおしている。スタジオライフはどうなってるの?それにしても関西弁濃ゆい番組じゃな…。あっ、テロップで番組タイトルわかった、まりもみに教えまSHOW。来週は片桐仁と後藤ひろひとがゲストで「ラーメン」連呼。これは見る。
ところで後藤ひろひとはザ・フロッグマンショーでしか知らないのだけど、あれがDVDになったんなら最後の晩餐もDVDにしてくれんか。

ついさっきですが、きのう梅田ガーデンシネマ10周年で初日「モーターサイクルダイアリーズ」上映してたことを知る。えええええ。あと日替わりで見たいのは最終日の「麦の穂をゆらす風」です。「プルートで朝食を」のキリアン・マーフィー前作、アイルランドはどうもひっかかる。
新作で気になるのは珍しく邦画「北辰斜にさすところ」。三國連太郎で旧制高校モノ、という情報のみで判断しましたが舞台が鹿児島なのでどうやら七校のようです。えーなんだよ七校かよー。一校〜四校か松本がいい旧制高校おたく。旧帝大にはこだわらずナンバースクールに執拗にこだわるあたり、ただのミーハーです。

昔みた気がするけど内容があいまいなため(年越しの話でしたっけ)、このまま地上波「200本のたばこ」をみてやろうと思います。終わるの5時ですけど。ひさしぶりに地上波のテレビばっかり見ている。学生のころはこんなもんだったなあ。

2007年12月09日(日)



 だけどクオーターってなんだろう?

スパイシーフラワー、を見たおす合間にライセンスおしゃ水やっと見る。
占いとか、昔の写真とか。
めずらしくジャイアンがキャップかぶっていない。
特にひっかかりどころはナシ。

無限大∞も見る。ジャイアン東急東横線で痴漢されるの巻。
今年5月にも新幹線で痴漢されましたよねあの人。
新幹線痴漢事件を偶然すかぱで見た先輩Fに聞かされ、その1エピソードのおもしろさと話の持っていき方のうまさからズルズルと深みにはまったのであった。
ギャオで見れることがわかるまで、先輩に何度「あの話して」とせがんだことか(遠い目)。
新幹線のときは痴漢のおっさんに「一目惚れ」とまで言われたのに、今回は犯人が誰かすらわからず。危険オーラを察知できないオッサンのために背中に元ヤンって書いとけばいいよ。数を重ねて痴漢慣れしたらいつものあのヤクザまがいの恫喝も出るのではないかと。
相変わらず痴漢話を聞くときの藤原の相槌がうまい。

2007年12月08日(土)



 間違うことに遠慮なんてしないよ

バナナマン2007年ライブ"Spicy Flower"きた!
平日ド深夜、もちろん睡眠削って見る。眠い。
でもライブで見た回じゃなかったのでお得でした。色えんぴつがちゃんと歌えてた。ブリッジも全部入っている。
とりあえずロックフラワー先生は3回ガン見。話の筋はそんなに好きでもないし、以前の作品にくらべて繰ってあるわけでもないのだが。もはや先生のキャラのみで大好きなんだな。
話の持っていきかたはA Shocking Moveが怒濤でやっぱり面白い。
ジャケット等デザイン面ではkurukuru bird、bananaman punchよりあっさりめでちょっと肩透かしでした。相変わらずオープニングはしびれたけども。
春の傑作選、楽しみにしております。

今日は健康診断で、体重が去年より5kg増という事実に愕然とする。
ちょっと待てと。舌かみきるぞコラと。
かつて20kg減に成功した頃の生活を思い出し、精神と時の部屋に入ります。
諸悪の根源は深夜の食事と酒。タバコはやめないことにした(欺瞞)。

2007年12月06日(木)



 洗った髪濡らしたままひとりぽつんと

GONIN録画しわすれたー!(痛恨)

∞2周年、2部ナビゲーター全員で3時間。平日の深夜にフルバージョン見てしまった。眠い。貸してくれた先輩Fは本日お休み。私の分も寝てくれ。っていうかだれかに睡眠代わってもらいたい。寝ないですむ体になりたい、本日はモカ3錠目。
前半のフリートーク、藤原の友達/相方定義で目を剥く。それはいまだかつてどのコンビもやらなかったことなのでは...。チームルマンドおもしろかったです。藤原はonにすると爆発力がすごいね。ジャイアンは犬の躾で喉を開き過ぎである。銅鑼か。せっかく華あるっていわれてるのに。
後半はゲームとかいろいろでした。油断すると横並びになってしまうライセンス,トニセンとカミセンに分かれるコンビ。お祭りはたまにあるといいね。

で、そのあと大日本人をみる。うーん、と。
ダウンタウンはずっと好きだけど信者ではないし、さらにピンの松本人志にはそこまでの興味がない。だからあえて言っとこう。困ったおっちゃんやね。

ちょっといいなと思う画はいくつかあったけど、映画はやっぱり映画、器は大事。そんなコアな映画好きでなくても思うなー。
映画でなければならなかった理由はまあ置いといて。
マツモトヒトシ、身を削る芸風ゆえに困ったおっちゃんやねと。悲しい色やねと。

ずっと悲しいの?まだ怒ってるの?その悲しみと怒りは6億かけないといけないの?
あの感性の人が6億使えてしまう立場にいることが一番悲惨なんじゃないのかな。
数年前まであの精神は世界をひっくりかえせたと思うし,確かに無敵だった。
わざわざお高い映画に殴り込まなくてもビジュアルバムみたいにDVDにしたらいい。
あるいは全国のミニシアターで数週間上映したらいい。モトがとれないのは承知の上で、そういう心意気で作ればいい。飯食えなくても好きなことできればいいんじゃないの。今更。
松本の欲は、そういうあり方をしていると勝手に思っていた。

見たあとは例によって意識の底に残る。残るのだけど何故だろう、膿んで倦んで枯れて、最後に残るこの虚無感。昔の松本作品では最後に残るのは虚しさじゃなかった気がする。人と人の相互不理解、いたたまれなさを描くかつての映像は、およそ根っこに美しいさみしさや人恋しさや不気味さがあったような。
でもこのごろはその出方がいやな感じにひねくれてしまって本当の美しさが見えない。
悪意、は人の足をひっかけて転ばすものだけど、やむにやまれぬ情感で引っかけておくれ。
ストーリーに対してまとまった感想が出ないのはストーリー自体が散発だからです。
どうも気になる表現のゆくえ。もう一回見ますが。

しかし主人公を浜田がやる道はなかったんだろうか。
ほかの、松本以外の人なら誰でもいいけどまず相方の彼が。
ごっつの頃、松本が作ってきたコントには頷かず、作家の手が入ったり練り直したりしたものに「これで松本の匂いが薄なった」って満足してOKを出したという浜田。
バランス感覚とニュートラルさは信じられる。


2007年12月05日(水)
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